「共に民主党の父は李在明」…党最高委員の発言に党内の一部から「まるで北の労働党」

AI要約

韓国の進歩系最大野党「共に民主党」の姜敏求最高委員が李在明を党の父と称賛し、党の方針を支持したことが話題になっている。

姜敏求氏は李在明を尊敬し、民主党の東進戦略を強調し、その貢献に感謝の意を表明したが、一部で批判の声も上がっている。

姜氏の発言について、過去の党首の時代と比較され、一部からは公の場での発言を慎重にするよう求める声もある。

「共に民主党の父は李在明」…党最高委員の発言に党内の一部から「まるで北の労働党」

 韓国の進歩(革新)系最大野党「共に民主党」の姜敏求(カン・ミング)最高委員が19日、「民主党の父は李在明(イ・ジェミョン)」と語った。党内の一部からは「まるで北朝鮮の労働党を見ているかのようだ」という声が上がった。

 民主党大邱市党委員長の姜最高委員は今月12日、指名職最高委員に任命され、19日に初めて最高委員会議に出席した。指名職最高委員は党代表が、主に地域の状況を考慮して指名する。姜最高委員は、最高委で「共に民主党の父は李在明代表様でいらっしゃいます」「一家の大人として李在明代表様は総選挙直後から嶺南民主党の発展と前進に関心を持ち続けてくださった」と発言した。姜最高委員は李代表と同じ1964年生まれだ。

 さらに「(保守系与党の)国民の力が嶺南党になった今、むしろ民主党の東進戦略は続けなければならないという考えが強くなった」「その第一歩を李代表様が踏み出してくださったことに、大邱民主党の同志たちに代わって深く感謝を申し上げる」と述べた。こうした発言を巡り、元老クラスのある人物は「金大中(キム・デジュン)総裁時代にもあのような発言を公に行う人物はいなかった」とし「発言を制止しないのも問題」と語った。

チュ・ヒヨン記者