世界遺産ストーンヘンジに粉末 環境団体が散布

AI要約

過激な抗議行動を展開する環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバーが、世界遺産の環状遺跡「ストーンヘンジ」にオレンジ色の粉末を散布した。

同団体は2030年までに化石燃料の使用を廃止するための活動を行っており、次期政府に署名を求めている。

粉末はとうもろこし粉で、雨で流れ落ちることを説明している。映像には周囲の人々が反対の声を上げる様子も記録されている。

 【ロンドン共同】過激な抗議行動を展開する環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のメンバーが19日、英南西部にある世界遺産の環状遺跡「ストーンヘンジ」にオレンジ色の粉末を散布した。同団体がX(旧ツイッター)で映像を公開した。7月4日の英総選挙後に発足する次期政府に、2030年までに化石燃料の使用を段階的に廃止する条約に署名するよう求めるための活動だと説明している。

 粉末はとうもろこし粉で、雨で流れ落ちるとしている。

 映像によると、団体メンバーの2人がストーンヘンジに近づき、消火器のようなタンクで塗料を吹きかけた。周囲の人たちは「ノー」「やめろ」と反対の声を上げた。