中国「自衛のための核戦略」 米国が巨費投入と非難

AI要約

中国が核弾頭数を増やしたことに関し、中国外務省が"自衛のための核戦略"を主張している。

米国の核戦力向上に対し、中国は批判的な姿勢を示している。

世界の戦略的安定に影響を及ぼす重要な問題として米国を非難している。

 【北京共同】中国が保有する核弾頭数が昨年から90発増えたとスウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が発表したことに関し、中国外務省の林剣副報道局長は17日の記者会見で、中国は「自衛のための核戦略」を取っていると主張した。

 林氏は「米国は巨額の資金を投じて三位一体の核戦力を向上させている」と指摘。「これこそが世界の戦略的安定における重大な問題だ」と述べ、米国を非難した。