炎上する車の中にまだ運転手が! 居合わせた人々が危険を顧みず行動した奇跡の救助劇

AI要約

高速道路事故により車が炎上し、運転手が取り残された事件が発生した。

救助に向かった人々が車のドアを開けられず一度は断念するも、最終的に男性を窓から救出に成功。

運転手は幸いにも重傷を負わず、ミネソタ州パトロールからは救助行為を称賛する声明が出された。

炎上する車の中にまだ運転手が! 居合わせた人々が危険を顧みず行動した奇跡の救助劇

高速道路事故により車が炎上し、運転手が取り残されてしまった事件について、米誌「ピープル」が報じている。

事件が起きたのはアメリカ・ミネソタ州、セントポールの州間高速道路94号線沿い。ミネソタ州パトロールによると、右に逸れて道路を離れてしまった車が電柱に衝突し、その結果炎上してしまったという。

炎上する車には71歳の運転手が取り残されている危険な状態であった。すると、その場に居合わせた人々が救出のために、次々と事故現場に集まってきたのだ。

まず彼らは車のドアを開けて救出しようとするが、ガードレールに阻まれ開けることができず、灼熱の炎が彼らに直撃し一度は断念する。だがすぐに救助に戻り、彼らは何度もドアを開けようと試みる。最後には、ガラスを割ることに成功し、窓から男性を無事救出することができた。

彼らの勇気ある行動により、運転手の男性は幸いにも重傷にいたらなかったという。ミネソタ州パトロールのジル・フランクファース警部補は声明で、「救助のために立ち止まった人々の英雄的な行動のおかげで、運転手が無事だったことに感謝している。このような事件はいつでもどこでも発生する可能性があり、だからこそドライバーは常に警戒を続ける必要がある」と語った。