南米チリで暴風雨 1人死亡 2000軒以上に被害 数時間で去年の降水量を上回る地域も

AI要約

チリ全土で激しい暴風雨が発生し、住宅2000軒以上に被害が出た。1人が死亡し、首都を含む7つの州が災害地域に指定された。

南部では倒れた電柱が1人を死亡させる事故が発生。南部の街では過去1年間の降水量を上回る350ミリの雨が降り、川が氾濫して多くの住宅が浸水した。

被害を受けた2000軒以上の住宅や6万軒の停電により、地元当局が7つの州を災害地域に指定し、復旧作業を進めている。

南米チリの広い範囲で激しい暴風雨となり、住宅2000軒以上に被害が出たほか、1人が死亡しました。地元当局は首都サンティアゴを含む7つの州を大規模災害の地域に指定しました。

 13日、チリ全土が激しい雨と強風に見舞われ、特に被害が大きかった南部では倒れてきた電柱の下敷きとなり、トラクターに乗っていた1人が死亡しました。

 また、首都サンティアゴから600キロほど南にある街では数時間で350ミリの雨が降り、去年1年間の降水量を上回りました。

 その影響で川が氾濫するなどして2000軒以上の住宅が浸水するなどして被害を受け、6万軒が停電しました。

 地元当局は国内7つの州を大規模災害の地域に指定し、復旧を急いでいます。