米ホットドッグ早食い大会、過去16回優勝者を排除 競合と提携で

AI要約

米ホットドッグ早食い選手権の16回優勝者、ジョーイ・チェストナットさんが大会に参加できなくなった理由として、競合ブランドとの提携が挙げられている。

主催団体はこの提携に驚愕し、大会への参加を認めないと発表している。

チェストナットさんはインポッシブル・フーズと提携し、植物由来のホットドッグを販売すると報じられている。

米ホットドッグ早食い大会、過去16回優勝者を排除 競合と提携で

Steve Gorman

[11日 ロイター] - 7月4日の米独立記念日にニューヨークで恒例のホットドッグ早食い選手権を開催する老舗チェーンの「ネイサンズ」は10日、同大会で16回の優勝を誇るジョーイ・チェストナットさんについて、今年の大会に参加を認めないと発表した。チェストナットさんが他ブランドと提携したことが理由だという。

大会を統括するメジャーリーグ・イーティング(MLE)はX上で声明を出し、チェスナッツさんが競合ブランドが販売する植物由来のホットドッグと新たなパートナーシップを結んだことに「打ちのめされている」と表明した。

米紙の報道によると、チェスナッツさんはこのほど、大豆などから作られたホットドッグを発売するインポッシブル・フーズとの提携で合意したという。

インディアナ州出身の建設技師であるチェスナットさんは昨年、10分間で62個のホットドッグを食べ、16回目の優勝を飾っていた。