ヒズボラの攻撃で兵士死亡 レバノン境界で高まる緊張 イスラエル

AI要約

イスラエル軍がヒズボラによるドローン攻撃によって兵士1人が死亡した。

ヒズボラはハマスと連帯し、イスラエルにロケット弾やドローン攻撃を続けており、イスラエル軍は応戦している。

ネタニヤフ首相が非常に激しい行動を示唆し、ヒズボラも全面戦争の準備をしている状況で、境界地帯で緊張が高まっている。

 【カイロ時事】イスラエル軍は6日、同国北部に向けてレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが5日に行ったドローン攻撃で、兵士1人が死亡したと発表した。

 イスラエルのメディアが伝えた。

 ヒズボラは、パレスチナ自治区ガザでイスラエルと交戦するイスラム組織ハマスに連帯を示し、昨年10月からロケット弾やドローンによる攻撃を続けている。イスラエル軍はヒズボラの施設を空爆するなど応戦している。

 ネタニヤフ首相は5日、レバノンとの境界地帯を視察し、「非常に激しい行動に出る用意がある」と警告。ヒズボラ側も「全面戦争を望むなら準備はできている」と主張しており、境界地帯で緊張が高まっている。