バイデン大統領家族の訴追要求 下院委、虚偽証言と主張

AI要約

バイデン米大統領の家族の事業に関する不正疑惑を巡る弾劾訴追調査が進行中で、下院監視・説明責任委員会がバイデン氏の次男ハンター氏や弟ジェームズ氏の議会に対する虚偽の証言を問題視し、司法省に訴追を求める動きがある。

ハンター氏が報酬を受け取る企業の役職に就いていた事実を隠し、ジェームズ氏も証言で虚偽を述べた疑いが浮上しており、共和党がバイデン氏に対する圧力を高めている。

バイデン氏の家族の事業に不正疑惑が浮上し、議会での証言を巡り司法処置を求められるなか、今後の展開が注目される。

バイデン大統領家族の訴追要求 下院委、虚偽証言と主張

 【ワシントン共同】バイデン米大統領が家族の事業に不正に関与したとの疑惑で弾劾訴追に向けた調査を進める下院監視・説明責任委員会は5日、バイデン氏の次男ハンター氏や弟ジェームズ氏が議会に虚偽の証言をしたとして司法省に訴追するよう求める書簡を送付した。下院多数派の共和党が、再選を目指す民主党のバイデン氏に圧力をかけた。

 同委員会はハンター氏が2月に出席した非公開の公聴会で、外国の顧客から多額の報酬を受け取っていた企業の役職に就いていたのにもかかわらず無関係だとうそをついたと指摘。ジェームズ氏についても2月の非公開公聴会で虚偽の証言をしたとしている。