日本の出生率1.20で過去最低 8年連続低下

AI要約

厚生労働省は1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率出生率が過去最低の1.20となり、人口維持のために必要な出生率2.1を大きく下回った。

2022年の出生率は1.26で、8年連続で低下した。厚労省は「危機的な状況」との認識を示している。

低下の要因は経済的不安定さや仕事と育児の両立の難しさなどさまざまな要素が考えられる。

日本の出生率1.20で過去最低 8年連続低下

【AFP=時事】厚生労働省は5日、1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率出生率が昨年は1.20となり、過去最低を記録したと発表した。人口を維持するために必要とされる出生率は2.1で、これをはるかに下回っている。

 2022年は1.26で、8年連続で低下した。

 厚労省の担当者はAFPに、「危機的な状況」との認識を示した。低下は、経済的な不安定さや、仕事と育児の両立の難しさなどさまざまな要因があると考えられると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News