バイデン氏「国境に対処する」 大統領令でメキシコからの“入国禁止”が可能に
AI要約
アメリカのバイデン大統領が増加する不法移民に対応するため、国境管理を強化する大統領令を発表した。
大統領令により、メキシコからの入国が可能になり、一定数を超える不法移民に対しては入国禁止となる。
不法移民問題は大統領選挙の争点となり、バイデン大統領は支持率向上のために移民政策を見直している。
アメリカのバイデン大統領は増加する不法移民の問題に対応するため、国境の管理を強化する大統領令を発表しました。メキシコからの入国禁止が可能になります。
「今回の措置は国境を管理し秩序を回復するのに役立つだろう。この措置は、不法入国しようとする人の数が管理できる水準になるまで続けられる」（米バイデン大統領）
バイデン大統領は4日、「大統領としての権利を行使し、国境に対処する」と述べ、大統領令で国境管理を強化すると発表しました。
この大統領令は、メキシコ国境で1週間の不法移民の数が一定数を超えた場合、亡命申請を受け入れず、入国禁止を可能にする内容です。不法移民の数が管理可能な水準にまで落ち着けば、亡命申請の受付を再開するとしています。
アメリカメディアによりますと、不法移民の数は「一定数」をすでに上回っていて、入国禁止措置が始まる見通しです。
不法移民問題は大統領選挙の争点の1つで、バイデン大統領は「移民に寛容だ」というイメージを払拭して支持率の向上につなげたい考えです。（ANNニュース）
