晴天から汚物風船「ドン」…韓国政府、被害補償案を議論

AI要約

韓国政府が北朝鮮の汚物風船散布による被害を補償するための準備に着手する。

政府レベルでの補償が難しい状況であり、関連制度改善案の議論が行われる。

過去にも北朝鮮の対南ビラによる被害補償の議論があったが、結論が出ない状況が続いている。

晴天から汚物風船「ドン」…韓国政府、被害補償案を議論

韓国政府が北朝鮮の汚物風船散布による被害を補償する案の準備に着手する。

行政安全部によると、行安部、企画財政部、統一部、法制処など関係部処は4日に汚物風船補償対策準備のための最初の会議を開き、関連制度改善案について議論する予定だ。

北朝鮮は先月28日から約1000個の汚物風船を南側に飛ばし、全国各地で被害が発生したが、これに関連する規定がないため政府レベルの補償が難しい状況だ。

4日の会議では被害補償案の結論が出ないと予想される。

北朝鮮の対南ビラによる被害補償の議論は以前にもあった。2016年の対南ビラで住宅屋上のタンクとガラス、車が破損する被害が発生した後、自治体と保険会社の間で議論が行き詰まり、政府が補償の根拠を作るために民防衛基本法改正を推進したが、立法予告段階で中断した。