アジア各国を平和サミットへ招待 ウクライナ大統領が団結訴え

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領はアジア安全保障会議で和平案を提唱し、世界平和サミットへの参加を呼びかけた。

シンガポールでの演説では、アジア各国にロシアのウクライナ侵攻への関心を持つよう訴えた。

ゼレンスキー大統領はラモスホルタ大統領と会談し、平和サミット出席を確認した。

 【シンガポール共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説し、自らが提唱する和平案を協議する6月中旬の世界平和サミットへの参加をアジア各国に呼びかけた。「団結して戦争を乗り越えるため、この地域の指導者を招待する」と語った。

 ロシアによる侵攻が長期化する中、アジア地域の関心が薄まっているとの危機感を抱いており「オープンで包摂的な対話」が必要だと強調した。

 1日はインドネシア次期大統領のプラボウォ国防相、東ティモールのラモスホルタ大統領らと相次いで会談した。ラモスホルタ氏は平和サミット出席を確約したという。