# 高裁判決

【速報】旧優生保護法訴訟で最高裁 国の賠償責任認める判決
2024.07.03

【速報】旧優生保護法訴訟で最高裁 国の賠償責任認める判決

旧優生保護法のもと不妊手術を強制された被害者が国に損害賠償を求めた一連の裁判について、最高裁判所は先ほど旧優生保護法を「違憲」とし、国の賠償責任を認める判決を言い渡しました。また、不法行為から20年で賠償請求権がなくなるとされる「除斥期間」については適用を認めませんでした。

【速報】旧優生保護法下の強制不妊手術めぐる裁判「国の責任を認める判決」(最高裁大法廷)
2024.07.03

【速報】旧優生保護法下の強制不妊手術めぐる裁判「国の責任を認める判決」(最高裁大法廷)

旧優生保護法のもとで、強制的に不妊手術を受けさせられたとして、宮城県内の女性2人を含む全国各地の原告が国に賠償を求めた裁判で、最高裁大法廷は国の責任を認める判断を示した。

「俺も手術されたんだ」 長年秘めた傷の告白 支える親友の「お守り」
2024.07.03

「俺も手術されたんだ」 長年秘めた傷の告白 支える親友の「お守り」

 50年来の親友からの突然の告白だった。「新聞に載ってた手術、俺もされたんだ」。2018年2月初旬、しんしんと雪が降り積もる寒い日だった。あれから6年。札幌市の金田守さん(78)は、旧優生保護法下で不妊手術を強制されたとして国を提訴した小島喜久夫さん(83)=同市=の歩みを見守り続けてきた。長

「時の壁」越えられるか 旧優生保護法訴訟、3日に最高裁判決
2024.07.02

「時の壁」越えられるか 旧優生保護法訴訟、3日に最高裁判決

旧優生保護法下で障害などを理由に不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして各地の被害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟で3日、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)が判決を言い渡す。訴訟で「時の壁」として立ちはだかってきた「除斥期間」が適用されるかが最大の焦点。「戦後最大の人権侵害」とされながら

トランプ氏一部免責は「危険な前例」 バイデン氏、自らへの支持促す
2024.07.02

トランプ氏一部免責は「危険な前例」 バイデン氏、自らへの支持促す

 バイデン米大統領は1日、トランプ前大統領の刑事免責を部分的に認めた最高裁判決を受けて演説し、「危険な前例ができてしまった」と強い警戒感を示した。「米国民はトランプ氏にもう一度、大統領の座を託すかどうか決断しなければならない」と述べ、11月の大統領選でバイデン氏を支持するよう訴えた。<

米最高裁、トランプ氏の免責を一部認める 選挙結果転覆の公判はさらに遅れ
2024.07.02

米最高裁、トランプ氏の免責を一部認める 選挙結果転覆の公判はさらに遅れ

(CNN) 米連邦最高裁は1日、トランプ前大統領は任期の終盤に取った行動の一部について刑事免責を主張しうるとの判断を示した。この判断により、選挙結果転覆の試みを巡る連邦事件の公判はさらに遅れる公算が大きくなった。最高裁で今年最も注目集めた今回の事件。判決は連邦控訴裁の今年2月の判

強制不妊訴訟、3日に最高裁判決 「時の壁」除斥期間適用が焦点
2024.07.01

強制不妊訴訟、3日に最高裁判決 「時の壁」除斥期間適用が焦点

 旧優生保護法下で不妊手術を強制されたとして被害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟の上告審で、最高裁大法廷は3日、判決を言い渡す。上告審では、不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅すると定める民法の「除斥期間」を適用するかが最大の焦点となっている。全国で起こされた同種訴訟で国の責任を巡る判

トランプ氏に中絶反対派から厳しい視線「主張が弱い」 禁止容認2年
2024.06.25

トランプ氏に中絶反対派から厳しい視線「主張が弱い」 禁止容認2年

 米連邦最高裁が2022年6月、人工妊娠中絶の権利を認める憲法判断を49年ぶりに覆し、州による中絶禁止を容認してから24日で2年を迎えた。11月の大統領選でも中絶問題は主要な争点となっているが、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は中絶容認派だけでなく、中絶反対派からも厳しい視線を浴びて

【独自】父親と認められた女性が語る最高裁判決への思い「親だよと子どもに言いたい」
2024.06.22

【独自】父親と認められた女性が語る最高裁判決への思い「親だよと子どもに言いたい」

男性から性別変更した女性が、自分の凍結精子で女性パートナーとの間にもうけた次女を認知できるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁は21日、「認知できる」とし、親子関係を認める判断を示しました。今回の裁判について、当事者の関係性について、確認します。 Aさん(40代)

最高裁「子の福祉」を重視 性別変更の女性が父…凍結精子の次女と親子認める
2024.06.21

最高裁「子の福祉」を重視 性別変更の女性が父…凍結精子の次女と親子認める

生物学上の父が女性に性別変更した後に女性パートナーとの間にできた子と、法的な親子関係が認められるかが争われた訴訟で、女性を「父」と認めた21日の最高裁判決。「子の福祉」を重視し、親の法的性別が女性でも父子関係の認定は妨げられないと判断した。「子供の権利のことを考えた上で、今の時代

性別変更の女性を「父」認定 多様化する親子関係に対応し得る法整備必要 上智大・羽生香織教授
2024.06.21

性別変更の女性を「父」認定 多様化する親子関係に対応し得る法整備必要 上智大・羽生香織教授

生物学上の父が女性に性別変更した後に女性パートナーとの間にできた子と、法的な親子関係が認められるかが争われた訴訟で最高裁が21日、女性を「父」と認める判決を出したことについて、上智大の羽生香織教授(家族法)に聞いた。今回の件は個別的な事案ではあるが、子が認知を求める対象である「父

「父」と認定の初判断に喜び 「今の時代にアップデートされた判決」
2024.06.21

「父」と認定の初判断に喜び 「今の時代にアップデートされた判決」

 血縁上の親なら性別を変更しても子を認知できる――。21日の最高裁判決を受け、次女の代理人弁護士が大阪市内で記者会見を開き、判決を高く評価した。親と認められた女性は弁護士を通じ、「子どもの権利を考えた上で、今の時代にアップデートされた判決。親子関係が認められたことをうれしく思う」とのコメントを

シンプルで常識的な判決 次女の代理人弁護士 認知訴訟・大阪
2024.06.21

シンプルで常識的な判決 次女の代理人弁護士 認知訴訟・大阪

 男性から性別変更した女性と次女の父子関係を認めた最高裁判決を受け、次女の代理人弁護士が21日、大阪市内で記者会見。 「非常にシンプルで、常識的な判決だ」と評価した。 訴訟は、親子双方が認知を求める中で、子に親を訴えさせたもので、代理人の仲岡しゅん弁護士は「かなりの

「今の時代に合う判決」 親子関係に喜び、性別変更後出生
2024.06.21

「今の時代に合う判決」 親子関係に喜び、性別変更後出生

 「子どもの権利を考え、今の時代にアップデートされた判決だ」。男性から女性に性別を変更した後にもうけた次女(3)について、最高裁は21日「父」としての認知を認めた。性別適合手術前に保存した凍結精子を使い、女性パートナーとの間に姉妹をもうけた40代女性は「親子関係が認められうれしい」とする喜びの

女性へ性別変更後に凍結精子で出生の娘、「父子関係」認める 最高裁
2024.06.21

女性へ性別変更後に凍結精子で出生の娘、「父子関係」認める 最高裁

 男性から性別を変えた40代女性と、自身の凍結精子を使って生まれた次女との間に、法的な親子関係が認められるかが争われている訴訟の上告審で、最高裁第二小法廷(尾島明裁判長)は21日、「法的な親子と認める」との判決を言い渡した。生物学上の父が、女性に性別変更した後にできた子どもとの法的な親子関係に

米最高裁、連射装置の禁止は「違法」 乱射事件受けた銃規制が後退
2024.06.15

米最高裁、連射装置の禁止は「違法」 乱射事件受けた銃規制が後退

 米連邦最高裁は14日、半自動小銃に取り付けることで全自動銃並みの連射を可能にする銃床「バンプストック」の規制は違法だとの判断を示した。2017年に西部ネバダ州ラスベガスで計60人が犠牲になった銃乱射事件で使用されたのを受けて、トランプ前政権がバンプストックの販売・所持を禁止したが、今回の判断

中国に機密漏洩、台湾軍元大佐に懲役20年 中国情報機関の関与指摘
2024.06.15

中国に機密漏洩、台湾軍元大佐に懲役20年 中国情報機関の関与指摘

 中国に台湾の軍事情報を漏洩(ろうえい)したとして、台湾空軍の元大佐が国家機密保護法違反などの罪に問われた裁判があり、最高法院(最高裁)は14日、元大佐に懲役20年を言い渡した高等法院(高裁)の判決を確定する決定を下した。中央通信社などが報じた。 元大佐は2013年の退役後、中国

米最高裁、「飲む中絶薬」の認可差し止めを認めず FDAの承認維持
2024.06.14

米最高裁、「飲む中絶薬」の認可差し止めを認めず FDAの承認維持

 米連邦最高裁は13日、人工妊娠中絶のための飲み薬(経口中絶薬)の認可差し止めをめぐる訴訟で、訴えた中絶反対派の医師たちに原告となる資格がないと判断した。米食品医薬品局(FDA)の承認の是非については判断せず、米国でこの経口中絶薬を使い続けられることになった。 最高裁が2022年

【速報】旧優生保護法訴訟の最高裁判決言い渡しは7月3日に決定
2024.06.03

【速報】旧優生保護法訴訟の最高裁判決言い渡しは7月3日に決定

旧優生保護法により不妊手術を強制された人たちが国に賠償を求めた裁判について、最高裁大法廷は7月3日に判決を言い渡すことを決めました。この裁判は、旧優生保護法をもとに不妊手術を強制された障害者らが国に損害賠償を求めているものです。手術を受けた障害者らは「差別的な取り扱いで憲法に違反

強制不妊訴訟、7月3日判決 「除斥期間」統一判断へ 最高裁大法廷
2024.06.03

強制不妊訴訟、7月3日判決 「除斥期間」統一判断へ 最高裁大法廷

 旧優生保護法に基づき、障害などを理由に不妊手術を強制されたとして、全国の男女が国に損害賠償を求めた5件の訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は3日、判決期日を7月3日に指定した。 除斥期間について統一判断を示すとみられる。