# 高裁

警察の公安活動「規律策定を」 プライバシーの侵害懸念
2024.09.13

警察の公安活動「規律策定を」 プライバシーの侵害懸念

 名古屋高裁は13日、岐阜県警の「公安部門」による特定の住民に着目した個人情報収集を違法とする異例の判断を示した。 山田秀樹弁護団長は「目的が市民活動を監視するためならそもそも違法だと、ずばりと認めてくれた」と評価。情報を集めていたのは大垣署警備課の警察官らで、原告船田伸子さんは

コロナ理由に有給認めず賠償命令 娘の結婚式でハワイへ、札幌高裁
2024.09.13

コロナ理由に有給認めず賠償命令 娘の結婚式でハワイへ、札幌高裁

 米ハワイでの娘の結婚式に出席するため勤務先の京王プラザホテル札幌に有給休暇取得を申請した際、新型コロナウイルスの感染拡大状況などを理由に認められず精神的苦痛を被ったとして、元従業員が330万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で札幌高裁は13日、ホテル側に33万円の賠償を命じた。賠償請求を棄

強制不妊、国と原告らが合意書調印 係争中の訴訟、和解で全面解決へ
2024.09.13

強制不妊、国と原告らが合意書調印 係争中の訴訟、和解で全面解決へ

 旧優生保護法(旧法、1948~96年)下の障害者らへの強制不妊手術をめぐり、国は13日、謝罪をし、係争中の訴訟の和解による全面解決に向けて原告団、弁護団と合意書に調印した。旧法を違憲とした最高裁判決を受けた対応。手術を受けた本人には最大1500万円、配偶者に200万円を支払うことなどが盛り込

岐阜県警の情報収集は「プライバシーの侵害」名古屋高裁が判断
2024.09.13

岐阜県警の情報収集は「プライバシーの侵害」名古屋高裁が判断

岐阜県大垣市での風力発電所建設をめぐり反対派の住民4人が警察に収集された個人情報を抹消するよう求めた裁判の控訴審で名古屋高裁は13日、県に対し一部の個人情報の抹消を命じました。 訴えなどによりますと、大垣市の三輪唯夫さんら4人は風力発電所の建設に反対したことをめぐり岐阜県警が個人

個人情報の一部抹消命じる、岐阜 高裁「県警の収集も違法」判断
2024.09.13

個人情報の一部抹消命じる、岐阜 高裁「県警の収集も違法」判断

 岐阜県大垣市での風力発電事業を巡り、勉強会を開いた住民らの個人情報を県警が収集、事業者側に提供したのは違法だとして、住民4人が県に情報の抹消などを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(長谷川恭弘裁判長)は13日、抹消請求を退けた一審岐阜地裁判決を変更し、一部の抹消を命じた。県警の情報収集につ

警察収集の個人情報の一部抹消を命じる
2024.09.13

警察収集の個人情報の一部抹消を命じる

 岐阜県大垣市での風力発電事業を巡り、県警が個人情報を収集し、事業者側に伝えたのは違法だとして、住民4人が県に情報抹消などを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は13日、一審岐阜地裁判決を変更し、一部の情報の抹消を命じた。

福井市の女子中学生殺人事件 2度目の再審請求 10月23日に高裁が可否を判断
2024.09.13

福井市の女子中学生殺人事件 2度目の再審請求 10月23日に高裁が可否を判断

38年前に福井市で起きた女子中学生殺人事件で、有罪判決を受けて服役した男性の2度目の再審請求について、名古屋高裁金沢支部が10月23日に裁判のやり直しを認めるかどうか判断することがわかりました。この事件は、38年前の1986年3月福井市内の市営団地で、当時15歳の女子中学生が殺害

強制不妊補償「本人1500万円、配偶者500万円」 議連が骨格案
2024.09.13

強制不妊補償「本人1500万円、配偶者500万円」 議連が骨格案

 旧優生保護法(1948~96年、旧法)下で、障害のある人たちに不妊手術を強制したのは違憲とした最高裁判決を受け、超党派の議員連盟は13日、被害者補償の骨格案を提示した。被害者本人に1500万円、配偶者に500万円、中絶手術の被害者に200万円を補償する方向。近く最終決定する。 

無罪男性のDNA抹消訴訟 原告上告せず、高裁判決確定へ 名古屋
2024.09.13

無罪男性のDNA抹消訴訟 原告上告せず、高裁判決確定へ 名古屋

 無罪判決が確定した男性が国に対し、捜査時に採取された指紋やDNA型などを警察庁のデータベースから抹消すべきだとした名古屋高裁判決について、原告の奥田恭正さん(68)=名古屋市=は13日、同市内で記者会見を開き、上告しないことを明らかにした。国も12日に上告しない方針を示しており、高裁判決が確

DNA抹消訴訟、原告も上告せず
2024.09.13

DNA抹消訴訟、原告も上告せず

 暴行罪の無罪が確定した名古屋市の男性について、警察が保管するDNA型などのデータ抹消を国に命じた名古屋高裁判決を巡り、男性の代理人は13日、上告しないと明らかにした。国や県への賠償請求が認められず上告を検討していた。

強制不妊手術、国と原告和解へ 訴訟外被害者も同額救済で調整
2024.09.13

強制不妊手術、国と原告和解へ 訴訟外被害者も同額救済で調整

 旧優生保護法下での強制不妊手術を巡る係争中の訴訟で、原告側と政府は13日午後、和解のための合意書を東京都内で締結する。被害者本人に1500万円を支払うことなどで最終調整中。これに先立ち、訴訟外の被害者らの救済に向けて超党派の議員連盟のプロジェクトチーム(PT、座長・立憲民主党の西村智奈美氏)

イーロン・マスクが世界中で「表現の自由」を振りかざした末路…
2024.09.13

イーロン・マスクが世界中で「表現の自由」を振りかざした末路…"Twitter大国"が「利用停止」に踏み切ったワケ

ブラジルでX(旧Twitter)が突如として利用できなくなった。国内ではX停止派と再開派で世論が二分しているという。一体何が起きているのか。サンパウロ在住フォトグラファー兼ライターの仁尾帯刀さんが取材した――。■ブラジル最高裁が「Xの遮断」を決定 8月31日、ブラジ

『虎に翼』第24週「女三人あれば身代が潰れる?」を振り返る
2024.09.13

『虎に翼』第24週「女三人あれば身代が潰れる?」を振り返る

 俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第24週「女三人あれば身代が潰れる?」の各回あらすじを振り返る。■第116話のあらすじ8年

米財政赤字8月、3800億ドル 学生ローン救済計画の判決響く
2024.09.13

米財政赤字8月、3800億ドル 学生ローン救済計画の判決響く

[ワシントン 12日 ロイター] - 米財務省が12日発表した8月の財政収支は、赤字が3800億ドルとなった。前年同月は890億ドルの黒字だった。米連邦最高裁判所が8月、バイデン大統領の学生ローン救済計画復活を求める政権側の訴えを退けたことが背景。ロイターが

旧優生保護法めぐり13日に原告団と和解合意書締結へ
2024.09.12

旧優生保護法めぐり13日に原告団と和解合意書締結へ

旧優生保護法を巡って政府は13日、原告団との和解に向けた合意書を締結する方針です。賠償金は1人あたり1500万円となる見通しですが、配偶者への賠償については今後の議論となります。加藤鮎子こども家庭庁担当大臣「原告団の皆様と全訴訟の終局に向けて和解合意書を締結する方向

【福岡高裁】工藤会幹部の控訴を棄却 1審の無期懲役を支持 建設会社会長射殺や看護師襲撃など4つの事件
2024.09.12

【福岡高裁】工藤会幹部の控訴を棄却 1審の無期懲役を支持 建設会社会長射殺や看護師襲撃など4つの事件

殺人などの罪に問われた工藤会の幹部の男の控訴審で、福岡高裁は12日、1審の無期懲役の判決を支持し、控訴を棄却しました。1審で無期懲役の判決を受けたのは、特定危険指定暴力団「工藤会」の幹部・瓜田太被告(61)です。判決によりますと、瓜田被告は2011年に北九州市で、建

男2人に二審も実刑判決 青森ドラム缶遺体 名古屋高裁
2024.09.12

男2人に二審も実刑判決 青森ドラム缶遺体 名古屋高裁

 青森県弘前市で2022年、ドラム缶から男性の遺体が見つかった事件で、傷害致死罪に問われた横井秀哉(49)、奥村博(51)両被告の控訴審判決が12日、名古屋高裁であった。 杉山慎治裁判長は、横井被告を懲役7年6月、奥村被告を懲役4年6月とした一審名古屋地裁の裁判員裁判判決を支持し

アフガン難民の子に日本国籍認める「出生時に両親無国籍」名古屋高裁
2024.09.12

アフガン難民の子に日本国籍認める「出生時に両親無国籍」名古屋高裁

 難民認定されたアフガニスタン出身の両親から日本で生まれた女児(1)が日本国籍を求めた審判の即時抗告審で、名古屋高裁が出生時に両親が「無国籍」として、子どもに日本国籍を作る「就籍」を許可する決定を出したことが分かった。決定は11日付。代理人弁護士によると、こうしたケースで就籍を認められたのは初

年金減額「合憲」確定 最高裁、5訴訟で上告棄却
2024.09.12

年金減額「合憲」確定 最高裁、5訴訟で上告棄却

 2012年の国民年金法改正による年金減額は生存権や財産権の侵害で違憲だとして、福島や島根など各地の受給者が国に減額決定の取り消しを求めた訴訟5件の上告審判決で、最高裁第1小法廷(宮川美津子裁判長)は12日、受給者側の上告を棄却した。年金減額を「合憲」とし、受給者側敗訴とした一、二審判決が確定

建設会社会長射殺など4つの市民襲撃事件 工藤会幹部2人の控訴棄却 福岡高裁「一審判決は正当」
2024.09.12

建設会社会長射殺など4つの市民襲撃事件 工藤会幹部2人の控訴棄却 福岡高裁「一審判決は正当」

4つの市民銃撃事件に関わったとされ殺人などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤会の幹部2人の控訴審で、福岡高裁は12日、被告らの控訴を棄却しました。判決を受けたのは工藤会の幹部、瓜田太被告(61)と今田隆史被告(49)です。判決によりますと瓜田被告は今田被告らと共