# 食糧・農業

一足早く実りの秋 稲刈り始まる、和歌山県串本町
2024.08.05

一足早く実りの秋 稲刈り始まる、和歌山県串本町

 和歌山県串本町二色で3日、稲刈りが始まり、黄金色に輝く田んぼで一足早く「実りの秋」を迎えている。二色周辺では台風が多く襲来する時季を避けるため、例年8月上旬から収穫している。稲刈りを始めた地元の坂本渡さん(71)の新米は2学期から町内の学校給食で提供されるという。 給食に使うコ

ミニトマトの自動収穫ロボを開発 デンソー、欧州で受注開始
2024.08.05

ミニトマトの自動収穫ロボを開発 デンソー、欧州で受注開始

 デンソーはミニトマトの自動収穫ロボットを開発し、欧州で受注を始めた。これまで車両部品製造で培ってきた画像認識や安全走行の技術を応用した。欧州では人口減少による人手不足と賃金上昇が問題となっており、自動化の需要が高まると見込んだ。5月の受注開始から相談が相次いでおり、将来的には国内での販売も検

社説:シカの食害 災害招く山の異変に注意を
2024.08.05

社説:シカの食害 災害招く山の異変に注意を

 集落を襲った土砂崩れの発生主因は、シカによる食害だった可能性が指摘されている。 滋賀県最高峰の伊吹山のふもとで先月、同じ地区に3度にわたって土砂が押し寄せる被害があった。1度目は4世帯に土砂が流入し、地元の米原市は警戒レベル5の「緊急安全確保」を発令した。2度目と3度目は、住民

畳表の原料になる七島イの刈り取り 全国で唯一、国東市の6軒が栽培 大分
2024.08.05

畳表の原料になる七島イの刈り取り 全国で唯一、国東市の6軒が栽培 大分

畳表の原料となる、大分県国東市の特産品、七島イの収穫作業が厳しい暑さの中、連日行われています。七島イは古くから畳表の原料として使用されていて、現在、国内で唯一、国東市安岐町で6軒の農家が栽培しています。このうち、松原正さんの田んぼでは7月30日から収穫が始まり、早朝や夕方に3時間

お盆期間も猛暑続く 熱中症対策を 全国に「高温に関する早期天候情報」
2024.08.05

お盆期間も猛暑続く 熱中症対策を 全国に「高温に関する早期天候情報」

 きょう(月)は、久留米(福岡)39.5℃、日田(大分)39.3℃、名古屋と風屋(奈良)で39.0℃、豊田(愛知)38.8℃など、関東から西の地域で猛烈な暑さとなっている(午後2時半まで)。東京都心でも午後2時過ぎに気温が35.0℃まで上がり、今年14日目の猛暑日となった。 全国

中国東部で記録的猛暑、43度超えも 電力需要急増
2024.08.05

中国東部で記録的猛暑、43度超えも 電力需要急増

[北京 5日 ロイター] - 中国東部が記録的猛暑に見舞われている。江蘇省、浙江省の沿岸都市では酷暑が最長であと10日続くと予想されている。中国国営中央テレビ(CCTV)によると、中国東部と北西部では浙江省、江蘇省、上海、安徽省、新疆ウイグル自治区でここ数日間に最高43.

【クマ】牛舎の中から餌を持ち出したか 牛舎の扉にクマのものと思われる爪痕 3日から被害相次ぐ 岩手・奥州市 
2024.08.05

【クマ】牛舎の中から餌を持ち出したか 牛舎の扉にクマのものと思われる爪痕 3日から被害相次ぐ 岩手・奥州市 

 岩手県奥州市で牛舎の中に保管していた餌がなくなっているのが見つかり、クマによる被害とみられています。 警察によりますと、4日午後7時頃から午後8時半頃までの間に、奥州市胆沢若柳の自宅敷地内にある牛舎内に保管してあった餌袋がなくなっていたということです。 牛舎の扉の

【大雨情報】警報級の大雨になる可能性も 6日午前6時までに関東甲信で80ミリの降水予想 5日昼過ぎから夜遅く、6日午後もゲリラ豪雨に注意警戒を
2024.08.05

【大雨情報】警報級の大雨になる可能性も 6日午前6時までに関東甲信で80ミリの降水予想 5日昼過ぎから夜遅く、6日午後もゲリラ豪雨に注意警戒を

長野県を含む関東甲信地方では、5日昼過ぎから夜遅くにかけてと、6日午後を中心に、激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込みで、気象庁では、雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるとして、注意警戒を呼びかけています。気象庁

お盆に向けて菊の出荷最盛期 「お墓参りや、仏壇に飾ってもらえたら」 年間170万本出荷
2024.08.05

お盆に向けて菊の出荷最盛期 「お墓参りや、仏壇に飾ってもらえたら」 年間170万本出荷

愛知県碧南市でお盆に向けた菊の出荷が最盛期を迎えています。JAあいち中央は碧南市と安城市で年間170万本の菊を出荷していて、お盆を前にしたこの時期は、お彼岸や年末と並んで出荷のピークとなります。碧南市中江町の三嶋秀和さんのハウスでも、7月下旬から、連日菊の収穫に追わ

飯舘ホップで名物ビール 東大生ら休耕地に栽培 福島市で醸造 10月観光施設などで販売
2024.08.05

飯舘ホップで名物ビール 東大生ら休耕地に栽培 福島市で醸造 10月観光施設などで販売

 東京大の学生有志は、福島県飯舘村の休耕地を活用した地ビール造りに乗り出した。農学部生や同大学院生を中心に、原料となるホップを栽培。8月末に収穫後、福島市のクラフトビール醸造所と連携し10月にも新たな名物を誕生させる。醸造過程で飯舘特産のナツハゼなどを加え独自性を打ち出し、村の魅力発信につなげ

「アツい。人だらけ。お金がかかる。東京はもうこりごり」…老後に地方移住した年金18万円の62歳医師、移住先の地元民にいわれた〈目の覚めるひと言〉【CFPの助言】
2024.08.05

「アツい。人だらけ。お金がかかる。東京はもうこりごり」…老後に地方移住した年金18万円の62歳医師、移住先の地元民にいわれた〈目の覚めるひと言〉【CFPの助言】

コロナ禍を機に地方移住への関心は高まりました。しかし、実際に移住してみると、理想とのギャップに悩む人も少なくないようです。本記事では、阿部さん(仮名)の事例とともに、地方移住の理想と現実についてFP相談ねっと・認定FPの小川洋平氏が解説します。阿部新一さん(仮名/62歳)は都内で

ミツバチとの共生 自治体で全国初、養蜂手がけ12年 埼玉・坂戸
2024.08.05

ミツバチとの共生 自治体で全国初、養蜂手がけ12年 埼玉・坂戸

 自治体が自らミツバチの飼育を手がけ、養蜂を市民に広める全国でも珍しい取り組みを埼玉県坂戸市が始めてから今年で12年目になる。ミツバチと共生できる環境づくりと、ハチミツを活用した地域おこしの二つの目標を掲げて事業を進めてきた。事業の開始から担当してきたプロジェクトの責任者、宮寺祥仁さん(69)

「船橋のなし」の出荷シーズン到来、「一番梨のお披露目会」も
2024.08.05

「船橋のなし」の出荷シーズン到来、「一番梨のお披露目会」も

 夏本番を迎え、「船橋のなし」が収穫の季節となり、7月29日、齊藤昇さんの梨畑(船橋市大穴北 4)で「一番梨のお披露目会」が行われた。(船橋経済新聞) 船橋市は全国有数の梨産地として知られており、2014(平成26)年には地域特産品としてのブランド力向上を図り、特許庁の「地域団体

ジャンボピーマンについて講義 就農希望者を対象に 「つやま援農塾」/岡山・津山市
2024.08.05

ジャンボピーマンについて講義 就農希望者を対象に 「つやま援農塾」/岡山・津山市

 就農希望者を対象にした「つやま援農塾」が2日、岡山県津山市中北下の市役所久米支所などで行われ、受講生が久米地域の特産・ジャンボピーマンについて講義を受け、ほ場や選果場を見学するなどして知識を深めていった。 塾は本年4月に開講し、野菜部門では8人がアスパラ、ブロッコリーやショウガ

「返礼品Gメン」 桃を覆面調査、品質向上目指す 和歌山の自治体
2024.08.05

「返礼品Gメン」 桃を覆面調査、品質向上目指す 和歌山の自治体

 ふるさと納税の寄付受け入れ額を年々伸ばしている和歌山県紀の川市。2022年度は県内市町村で4番目に多い約13億8700万円となり、23年度は約1・4倍の約19億500万円に達した。学校給食の無償化や移住者への奨励金などに充てる貴重な財源となっている一方、返礼品に対する苦情も寄せられている。市

夏にお薦めする「農の博物館」 果実、農機、牛…食べ比べも
2024.08.05

夏にお薦めする「農の博物館」 果実、農機、牛…食べ比べも

 今年も、もうすぐ8月のお盆が始まる。猛暑の中、外で長時間過ごすのは避けたいが、せっかくの盆を家の中で過ごすだけではもったいない。そんなときにお薦めなのが、屋内で楽しめる博物館。旅先で訪れたい、帰省した子や孫を連れていきたい──。全国各地に点在する、「農」に特化した一推しの博物館を紹介する。<

防疫徹底 畜産振興誓う 宮崎・新富で口蹄疫の畜魂祭
2024.08.05

防疫徹底 畜産振興誓う 宮崎・新富で口蹄疫の畜魂祭

 JAみやざき児湯地区本部肉用牛部会新富支部(山本嘉寿視(かすみ)会長)は2日、口蹄疫で犠牲になった家畜を弔う「畜魂祭」を新富町新田の町営牧場で開いた=写真。終息から14年を迎え、改めて防疫の徹底や畜産業の振興を誓った。

笠間の小菊 お盆前に出荷最盛期 茨城
2024.08.05

笠間の小菊 お盆前に出荷最盛期 茨城

お盆が近づき、小菊の栽培で県銘柄産地に指定されている茨城県笠間市の生産農家で、お供え用の花の出荷作業が最盛期を迎えている。猛暑のため、日中を避け、早朝や夕方に集中して作業が行われている。愛宕山を望む約2700平方メートルのほ場で小菊を育てている同市下郷の道川英二さん(67)方では

シャインマスカット「糖度昨年以上」ブドウ6品種販売 岐阜・ふる里農園美の関で販売スタート
2024.08.05

シャインマスカット「糖度昨年以上」ブドウ6品種販売 岐阜・ふる里農園美の関で販売スタート

 岐阜県関市大杉の農業施設「ふる里農園美の関」は、シャインマスカットをはじめ6品種のブドウの収穫、販売を始めた。今年は6、7月の日照時間が長く、甘みはたっぷりといい、8月末まで店頭に並べる。 ブドウはトウモロコシが終わる8月上旬から、ブロッコリーが並ぶ9月ごろまでの間に販売できる

「田舎の地主が億万長者に」「“タダでもいい”と思っていた土地が1坪100万円」 半導体工場用地バブルに沸く熊本県で何が起きているのか
2024.08.05

「田舎の地主が億万長者に」「“タダでもいい”と思っていた土地が1坪100万円」 半導体工場用地バブルに沸く熊本県で何が起きているのか

 食料政策が国の根幹であることは言うまでもないが、わが国では農業人口の減少に歯止めがかからず、農地も年々消失。その“現場”、例えば半導体世界最大手の工場進出に沸く熊本県では何が起こっているのか。ノンフィクション作家・奥野修司氏がレポートする。 *** 熊本空港から北