# 頼清徳

頼氏、「武力以外の脅迫」警戒 台湾総統就任1カ月で会見
2024.06.19

頼氏、「武力以外の脅迫」警戒 台湾総統就任1カ月で会見

 【台北共同】台湾の頼清徳総統は19日、中国の統一圧力について「武力だけでなく、近年は非伝統的な脅迫方法で台湾を服従させようとしている」と述べ、世論工作や武力攻撃に至らない「グレーゾーン作戦」への警戒感を示した。20日の就任1カ月を前に総統府で記者会見した。 頼氏は「台湾併合は中

台湾は中国の圧力に「屈しない」 頼総統就任1か月で会見
2024.06.19

台湾は中国の圧力に「屈しない」 頼総統就任1か月で会見

【AFP=時事】台湾の頼清徳(Lai Ching-te)総統は19日、総統就任1か月の会見に臨み、中国は台湾を隷属させるために圧力を強めているが、台湾がこの圧力に屈することはないと述べた。 頼氏は会見で、「台湾併合は中華人民共和国の国是」であるとし、中国は「台湾を隷属させるため、

中国との平和維持には軍事力必要、強圧に屈しない=台湾総統
2024.06.19

中国との平和維持には軍事力必要、強圧に屈しない=台湾総統

Ben Blanchard Faith Hung[台北 19日 ロイター] - 台湾の頼清徳総統は19日、総統就任から1カ月を記念した記者会見で、中国との平和維持には軍事力が必要との考えを示し、台湾が中国の強圧的手段に屈することはないと語った。頼氏は、台湾人

中国による「台湾併合」に危機感 黄埔軍校100年で訓示 頼総統
2024.06.16

中国による「台湾併合」に危機感 黄埔軍校100年で訓示 頼総統

 【台北時事】台湾の頼清徳総統は16日、南部・高雄市の陸軍士官学校で開かれた「黄埔軍官学校」創立100年の記念式典で訓示し、「最大の挑戦は、中国が台湾海峡の現状を破壊し、台湾を併合し、中華民国(台湾)の消滅を民族の偉大な復興と見なすことだ」と危機感を表明した。 総統府が発表した。

台湾・頼総統「国家主権のため奮闘を」 陸軍軍官学校で演説
2024.06.16

台湾・頼総統「国家主権のため奮闘を」 陸軍軍官学校で演説

 20世紀初頭に中国の国民革命を推進した孫文が設立した軍幹部養成校「黄埔(こうほ)軍官学校」開校から100年を迎えた16日、同校の流れをくむ台湾南部・高雄の陸軍軍官学校で記念式典が行われ、頼清徳総統が演説した。頼氏は、強大化した中国が併合を狙っているという最大の挑戦に直面していると強調。軍人と

頼総統「台湾守る責任」強調 黄埔軍校100年で初閲兵
2024.06.16

頼総統「台湾守る責任」強調 黄埔軍校100年で初閲兵

 【高雄共同】清朝打倒後に成立した中華民国が士官養成校として広州に「黄埔軍官学校」を創設してから100年を記念する式典が16日、同校に由来する台湾の陸軍軍官学校(高雄市)で開かれた。頼清徳総統は就任後初の閲兵を行い、中国の台頭に直面する中で「台湾を守る重大な責任」を果たすよう呼びかけた。

台湾の頼総統「最大の挑戦は中国による台湾併呑」 中台がそれぞれ孫文設立の士官学校行事
2024.06.16

台湾の頼総統「最大の挑戦は中国による台湾併呑」 中台がそれぞれ孫文設立の士官学校行事

【台北=西見由章】中国の革命家、孫文が設立した士官学校「黄埔軍官学校」の開校式から100周年となる16日、同校に由来する台湾・高雄の「陸軍軍官学校」で式典が行われた。頼清徳総統は「最大の挑戦は、中国が台湾海峡の現状を破壊し、台湾を併呑して(台湾が公称する)中華民国を消滅させることを民族の偉大な

中国は台湾「排除」を国家の大義と認識、頼総統が士官学校で演説
2024.06.16

中国は台湾「排除」を国家の大義と認識、頼総統が士官学校で演説

Ben Blanchard Ann Wang[高雄(台湾) 16日 ロイター] - 台湾の頼清徳総統は16日、南部・高雄市にある陸軍軍官学校の創立100周年記念式典で演説した。中国は台湾の併合と「排除」を国家の大義と見なしていると述べ、士官候補生らに敵を知り、敗北主義に屈

頼清徳総統が米有力誌「タイム」に登場「全世界の国が台湾人民の選択を尊重するよう希望する」
2024.06.15

頼清徳総統が米有力誌「タイム」に登場「全世界の国が台湾人民の選択を尊重するよう希望する」

台湾の頼清徳総統がアメリカの有力誌「タイム」のインタビューに応じ、「全世界の国が台湾人民の選択を尊重するよう希望する」と訴えました。頼清徳総統は4月に「タイム」の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれていて、自身が表紙を飾る今月13日発売号にインタビューが掲載されました。

台湾・頼清徳総統に「内なる包囲網」も、中国の軍事圧力だけではない頭痛のタネ
2024.06.14

台湾・頼清徳総統に「内なる包囲網」も、中国の軍事圧力だけではない頭痛のタネ

 台湾初の女性総統、蔡英文が2期8年の任期を終えて退陣し、同じ民主進歩党政権で副総統だった頼清徳が新総統に就任して3週間が経過した。台湾の議会では中国国民党など野党の突き上げで、内政は早くもヒートアップしている。 他方、中国からの政治圧力が過激さを増し、台湾海峡をめぐる事態は深刻

<中国からの揺さぶりに耐えられるか>就任早々内政問題に直面する頼総統が守りたい「台湾アイデンティティー」
2024.06.10

<中国からの揺さぶりに耐えられるか>就任早々内政問題に直面する頼総統が守りたい「台湾アイデンティティー」

 2024年5月21日付のTaipei Times社説が、頼清徳総統は就任早々内外の厳しい課題に直面しているが、就任演説を見る限り、同氏の落ち着いた存在感に期待してよさそうだ、と述べている。 5月20日、頼清徳総統と蕭美琴副総統が正式に就任した。1996年に総統の直接選挙が始まっ

台湾を包囲し「軍事演習」で威嚇…!中国を激怒させた台湾新総統の「許しがたい演説」と台湾人の「脅迫慣れ」
2024.06.06

台湾を包囲し「軍事演習」で威嚇…!中国を激怒させた台湾新総統の「許しがたい演説」と台湾人の「脅迫慣れ」

 5月20日、台湾の新総統に頼清徳氏が就任し、その就任演説と時を置かずして中国がまたもや台湾を包囲する形での軍事演習を実施した。本稿では「波高し」が続く中台関係を、頼総統の就任演説と中国の反発を中心に分析したい。 まず頼総統の就任演説だが、筆者は全体として予想の範囲内ではあるもの

台湾総統、民主主義の重要性訴え 天安門35年、犠牲者追悼活動も
2024.06.04

台湾総統、民主主義の重要性訴え 天安門35年、犠牲者追悼活動も

 【台北共同】中国の天安門事件から35年に当たる4日、台湾の頼清徳総統はフェイスブックに「民主や自由があってこそ人民を守ることができる」と書き込み、民主主義の重要性を訴えた。台北市内では民主団体などが犠牲者の追悼活動を実施した。 頼氏は「民主や自由は容易に手に入るものではない」と

台湾総統、天安門事件に関連し民主主義訴え
2024.06.04

台湾総統、天安門事件に関連し民主主義訴え

 【台北共同】台湾の頼清徳総統は4日、中国の天安門事件から35年に関連して「民主や自由があってこそ人民を守ることができる」と表明し、民主主義の重要性を訴えた。

台湾総統 天安門事件35年で投稿「勇気をもって権威の拡張に立ち向かう」
2024.06.04

台湾総統 天安門事件35年で投稿「勇気をもって権威の拡張に立ち向かう」

中国の民主化を求めた学生ら多数が犠牲となった「天安門事件」から35年となった4日、台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「権威主義の拡張に立ち向かう」と投稿し、中国を念頭に人々に団結を呼びかけました。台湾の頼清徳総統は4日、自身のフェイスブックに「35年前のきょう、全世界は天安門を見て

「真に尊敬に値する国とは」台湾総統が“言論統制”強める中国をけん制 天安門事件から35年
2024.06.04

「真に尊敬に値する国とは」台湾総統が“言論統制”強める中国をけん制 天安門事件から35年

 民主化を求める学生らを中国政府が武力弾圧した天安門事件から35年となった4日、台湾の頼清徳総統はSNSで「真に尊敬に値する国とは、国民が声を上げることを許す国だ」と投稿しました。     台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「35年前の今日、若い学生たちが民主主義と自

中国・天安門事件35年 台湾の頼総統「記憶は消えず」
2024.06.04

中国・天安門事件35年 台湾の頼総統「記憶は消えず」

【AFP=時事】中国・北京の天安門広場(Tiananmen Square)で学生らの民主化要求運動が当局に武力で弾圧されてから35年となる4日、台湾の新総統に就任した頼清徳(Lai Ching-te)氏は、天安門事件の記憶は「歴史の奔流の中で消えることはない」との考えを示した。 

天安門事件35年 台湾の頼総統「自由によって専制政治に対応」 習政権の統一圧力念頭に
2024.06.04

天安門事件35年 台湾の頼総統「自由によって専制政治に対応」 習政権の統一圧力念頭に

中国の天安門事件から35年を迎えた4日、台湾の頼清徳総統はフェイスブックに「民主主義と自由は簡単に得られたものではないことを(天安門事件は)想起させる」と投稿し、「われわれは民主によって共通認識を固め、自由によって専制政治に対応し、勇気をもって権威主義の拡張に立ち向かい、団結によって挑戦に対峙

台湾・頼清徳政権の厳しい船出、野党提出の「国会改革法案」が一部可決…立法院の権力乱用や「全人代化」懸念
2024.06.01

台湾・頼清徳政権の厳しい船出、野党提出の「国会改革法案」が一部可決…立法院の権力乱用や「全人代化」懸念

 5月20日に始動したばかりの台湾・頼清徳政権が、いきなり試練に見舞われている。 親中派の野党・国民党が提出した「国会改革法案」が28日に一部可決され、立法院の権力乱用や中国共産党による操られる「全人代化」が懸念されている。 23、24日には台湾周辺で中国が軍事演習

台湾からの輸入製品134品目 関税優遇措置を停止 中国
2024.05.31

台湾からの輸入製品134品目 関税優遇措置を停止 中国

中国は、台湾から輸入している製品134品目について、関税の優遇措置を停止すると発表しました。今月20日に発足した台湾の新政権への揺さぶりとみられています。中国政府は31日、台湾から輸入している潤滑油基油など134品目について、関税の優遇措置を来月15日から停止すると発表しました。