「真に尊敬に値する国とは」台湾総統が“言論統制”強める中国をけん制 天安門事件から35年

AI要約

35年前の天安門事件を追悼し、台湾の頼清徳総統がSNSで民主化の重要性を強調

頼清徳総統は若い世代の声を尊重し、言論の自由を支持する国を称賛

台湾で追悼集会が開かれ、中国の言論統制に対するけん制が行われる

「真に尊敬に値する国とは」台湾総統が“言論統制”強める中国をけん制 天安門事件から35年

 民主化を求める学生らを中国政府が武力弾圧した天安門事件から35年となった4日、台湾の頼清徳総統はSNSで「真に尊敬に値する国とは、国民が声を上げることを許す国だ」と投稿しました。

    

 台湾の頼清徳総統は自身のSNSに「35年前の今日、若い学生たちが民主主義と自由を追求し、自国の変革を求めるために一歩を踏み出した」と投稿しました。

 そのうえで、「真に尊敬に値する国とは、国民が声を上げることを許す国だ」と指摘し、「国家革新を推進する若い世代の力は抑圧されるべきではなく、国家によって保護され奨励されるべきである」と、言論統制を強める中国をけん制しました。

 台湾では4日夜、追悼集会が開かれる予定です。(ANNニュース)