# 起源

「水」の痕跡があった…! 「大気」が似ていた…! 今も地球からもっとも遠くを飛ぶボイジャーが、地球を沸かせた「衝撃的発見」
2024.07.02

「水」の痕跡があった…! 「大気」が似ていた…! 今も地球からもっとも遠くを飛ぶボイジャーが、地球を沸かせた「衝撃的発見」

 「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」 圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?  この難題を

冷ややっこの「やっこ」の意味ってなに? その由来は江戸時代の大名行列にあった!
2024.07.01

冷ややっこの「やっこ」の意味ってなに? その由来は江戸時代の大名行列にあった!

 日常の気になる疑問を解決!冷ややっこの「やっこ」ってどういう意味?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。Q.冷ややっこの「やっこ」ってどういう意味?A.「やっこ」は食材の切り方を意味していて、四角く切ることをいいます。(歴史学者 東洋古代思想史研

月の裏側で採取 サンプルの重さは約2キロ 中国の宇宙当局が発表
2024.06.29

月の裏側で採取 サンプルの重さは約2キロ 中国の宇宙当局が発表

 中国の宇宙当局は世界で初めて月の裏側から持ち帰ったサンプルについて、重さが約2キロであることを明らかにしました。 5月、海南島から打ち上げられた無人探査機「嫦娥6号」は、月の裏側で土壌や岩石などを採取し、25日に内モンゴル自治区の草原地帯に着陸しました。 中国国家

【世界初】月の裏側で採取のサンプル 重さは約2キロ 中国宇宙当局
2024.06.28

【世界初】月の裏側で採取のサンプル 重さは約2キロ 中国宇宙当局

中国の宇宙当局は、世界で初めて月の裏側から持ち帰ったサンプルについて重さがおよそ2キロであることを明らかにしました。5月、海南島から打ち上げられた無人探査機「嫦娥(じょうが)6号」は、月の裏側で土壌や岩石などを採取し、25日に内モンゴル自治区の草原地帯に着陸しました。

太古の宇宙の海洋世界、小惑星ベンヌの標本が解き明かした驚きの可能性
2024.06.28

太古の宇宙の海洋世界、小惑星ベンヌの標本が解き明かした驚きの可能性

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の探査機が小惑星「ベンヌ」で採集した試料の分析で、ベンヌに水が豊富だった予想外の過去がある可能性や、太古の海洋世界から分離した可能性があることが分かった。探査機「オシリス・レックス」は2020年にベンヌで121.6グラムの標本を採集し、23年9

なぜ生物は酸素を作り始めたのか。最初に光合成をした生物は?地球生命の共通祖先の姿を追う!
2024.06.27

なぜ生物は酸素を作り始めたのか。最初に光合成をした生物は?地球生命の共通祖先の姿を追う!

 地球に生命が誕生したのはおよそ40億年前といわれています。地球上に存在するさまざまな生物では、その祖先はどこまでさかのぼることができるのでしょうか?  光合成をおこなうバクテリアに注目し、その遺伝子解析から光合成生物の共通祖先が「テラバクテリアI」という系統に属することを発見し

【インパクト】西巣鴨にある「大正大学」が、いま《ホトケ辞典》を出版したワケ
2024.06.25

【インパクト】西巣鴨にある「大正大学」が、いま《ホトケ辞典》を出版したワケ

 東京都豊島区西巣鴨にある大正大学が2024年6月、新刊書籍「ホトケ・ディクショナリー(HOTOKE dictionary)」(大正大学出版会)を刊行しました。 同学によると、現代生活の中で使われている言葉には、仏教経典を語源として生まれたものも多数。表現学部長でクリエイティブデ

日本の中華とは一味違う?カナダで出会った米国“風”中華は「残り物」から生み出された驚きの料理だった!
2024.06.22

日本の中華とは一味違う?カナダで出会った米国“風”中華は「残り物」から生み出された驚きの料理だった!

 北米中華、キューバ中華、アルゼンチン中華、そして日本の町中華の味は? 北極圏にある人口8万人にも満たないノルウェーの小さな町、アフリカ大陸の東に浮かぶ島国・マダガスカル、インド洋の小国・モーリシャス……。 世界の果てまで行っても、中国人経営の中華料理店はある。彼らはいつ、どのようにして、その

これは、本当に生物だったのか…あまりに小さすぎる「火星の芋虫」が起こした「地球外生命への期待」
2024.06.21

これは、本当に生物だったのか…あまりに小さすぎる「火星の芋虫」が起こした「地球外生命への期待」

 1976年の6月19日、ヴァイキング1号が火星の周回機動に入ったことから、火星と生命の痕跡探しについての解説をお届けしています。 火星地表に着陸したヴァイキング1号のランダーによって、火星研究の進展に寄与しました。しかし、残念ながら、火星土壌を使った3つの実験で生命が存在する証

地球以外に存在するのか…「地球外生命」への大きすぎた期待と、じつに意外だった「ヴァイキング探査の結果」
2024.06.19

地球以外に存在するのか…「地球外生命」への大きすぎた期待と、じつに意外だった「ヴァイキング探査の結果」

 1976年の6月19日、前年の10月に打ち上げられたヴァイキング1号が10ヶ月の長旅を経て、火星の周回軌道に入りました。 ヴァイキング1号は、周回軌道にとどまり上空から画像を撮ったり,周辺の様子を観測するオービタと、エンジンを逆噴射させながら目的の惑星に着陸させてその表面を調査

このまま膨張し続けたら、宇宙はどうなってしまうのか…「最悪のシナリオ」と「人類に残された希望」
2024.06.05

このまま膨張し続けたら、宇宙はどうなってしまうのか…「最悪のシナリオ」と「人類に残された希望」

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の

エンケラドゥスに熱水噴出孔が存在する可能性 実験室でのシミュレーション結果が示唆
2024.06.04

エンケラドゥスに熱水噴出孔が存在する可能性 実験室でのシミュレーション結果が示唆

地球上で最初の生命が誕生した場所についてはさまざまな説が唱えられていますが、その有力な仮説として海底の「熱水噴出孔」が挙げられています。熱水噴出孔が存在する場所は「熱水域」とも呼ばれていて、そこでは無機物から有機物が合成されることで単純な生命体が出現するための重要な条件が揃ってい

終わらない新型コロナウイルス政治攻防…また米公聴会に立った83歳の前NIAID所長
2024.06.04

終わらない新型コロナウイルス政治攻防…また米公聴会に立った83歳の前NIAID所長

米国の新型コロナウイルス防疫を指揮して世界の注目を浴びたアンソニー・ファウチ前米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長が繰り返し議会公聴会の証言台に立っている。ファウチ前所長は2022年に引退したが新型コロナウイルス対応をめぐる共和党と民主党の政争がまだ終わっていないからだ。

コロナ起源で研究所流出説「抑圧」を否定=ファウチ元NIH所長
2024.06.04

コロナ起源で研究所流出説「抑圧」を否定=ファウチ元NIH所長

Ahmed Aboulenein[ワシントン 3日 ロイター] - 2022年12月に米国立アレルギー感染症研究所(NIH)所長を退任したアンソニー・ファウチ氏は、新型コロナウイルス流行に関する下院特別小委員会で証言し、コロナ流行の起源を巡る調査に対して何の影響力も行使し

「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説!
2024.06.04

「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説!

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の

宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」
2024.06.03

宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の

じつは「ビッグバンによって宇宙ができた説」は問題だらけ…残されたナゾと通説に挑む新理論を一挙紹介!
2024.06.02

じつは「ビッグバンによって宇宙ができた説」は問題だらけ…残されたナゾと通説に挑む新理論を一挙紹介!

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の

「宇宙は膨張している」となぜ言えるのか…数々の批判をくぐり抜け、定説となった「あまりにも型破りな理論」
2024.06.01

「宇宙は膨張している」となぜ言えるのか…数々の批判をくぐり抜け、定説となった「あまりにも型破りな理論」

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の

実際のところ、宇宙はどれくらい大きいのか…銀河10万個分を超える「途方もない数字」
2024.05.31

実際のところ、宇宙はどれくらい大きいのか…銀河10万個分を超える「途方もない数字」

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の

月面の石に「かんらん石」 起源知る手掛かりに SLIM観測
2024.05.28

月面の石に「かんらん石」 起源知る手掛かりに SLIM観測

 日本初の月面軟着陸に成功した小型無人探査機「SLIM(スリム)」が科学観測用分光カメラ(MBC)で撮影した月の石の一つに、鉱物の「かんらん石」が豊富に含まれていることが分かった。地下のマントル物質に由来する可能性があるといい、月の起源を知る手掛かりになると期待される。SLIMの科学観測を担当