# 航空機

ベトナム航空、787-10の5号機受領 ワイドボディ30機目
2024.08.03

ベトナム航空、787-10の5号機受領 ワイドボディ30機目

 ベトナム航空(HVN/VN)日本支社は8月2日、ボーイング787-10型機の5号機を受領したと発表した。同社のワイドボディ機としては30機目となった。既存機の更新に充てる。 当紙の調べでは、5号機となった787-10は登録記号VN-A878。787の最終組立工場があるサウスカロ

“対ゴジラ兵器”として復活! 異形の戦闘機「震電」プロペラ後ろ向きの激レア機 国内でも見られます
2024.08.03

“対ゴジラ兵器”として復活! 異形の戦闘機「震電」プロペラ後ろ向きの激レア機 国内でも見られます

 今から79年前の1945年8月3日、旧日本海軍が本土防空の切り札として開発した試作戦闘機「震電」が初飛行しました。 同機は、局地戦闘機と呼ばれる機種でした。「局地」とは、限定されたエリアの中で用いるという意味の海軍用語で、すなわち同機は迎撃用の戦闘機として開発されたことになりま

航空機用再生燃料、山口県で生産 出光、28年度から徳山事業所で
2024.08.02

航空機用再生燃料、山口県で生産 出光、28年度から徳山事業所で

 出光興産は2日、山口県周南市の徳山事業所で航空機用再生燃料(SAF)の生産を2028年度から始めると発表した。年産25万キロリットルを目指す。SAFは廃食油や大豆油を原料とし環境負荷が低いのが特徴で、脱炭素に向け国内の供給体制を整える。 徳山事業所には14年まで製油所を置いてい

飛行機の“窓”、よく見ると必ず…! そこにある「世界初のジェット旅客機」が残した教訓とは 初飛行から75周年
2024.08.02

飛行機の“窓”、よく見ると必ず…! そこにある「世界初のジェット旅客機」が残した教訓とは 初飛行から75周年

 約75年前の1949年7月27日、世界で初めてのジェット旅客機デ・ハビランド DH.106「コメット」が初飛行しました。 同機は旅客機の歴史において大きな足跡を残すことになりますが、痛ましい事故も起こし、ジェット機に関する基本的な安全対策の指針にもなりました。「コ

事故リスク払拭できず ギアにひび、破断 根本原因不明・オスプレイ
2024.08.02

事故リスク払拭できず ギアにひび、破断 根本原因不明・オスプレイ

 昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で起きた米軍横田基地(東京都)配備のオスプレイ墜落事故について、米空軍が事故調査報告書を公表した。 動力を伝えるギアにひびが入る不具合と、警告灯の点灯後に早期に緊急着陸しなかったパイロットの判断ミスが原因だったと結論付けた。日米両政府は「安全対策は

LOTポーランド航空、E195-E2受領 8/11就航、10月までに全3機
2024.08.02

LOTポーランド航空、E195-E2受領 8/11就航、10月までに全3機

 エンブラエルは現地時間8月1日、LOTポーランド航空(LOT/LO)がE195-E2型機の同社向け初号機(登録記号SP-LEA)を導入したと発表した。初号機を含む全3機をリース導入する計画で、10月までにすべてがそろう見通し。 座席数は1クラス仕様の136席。航空機リース会社の

オスプレイ墜落事故の調査結果を公表、変速装置の故障と人的ミス
2024.08.02

オスプレイ墜落事故の調査結果を公表、変速装置の故障と人的ミス

去年11月、鹿児島県の屋久島沖で、アメリカ軍の輸送機オスプレイが墜落し米軍の兵士8人が死亡した事故について、米軍の事故調査委員会が機体の変速装置の故障と人的ミスが原因だったとする調査結果を公表しました。防衛省によりますと、米軍の調査結果では、オスプレイのプロペラを回す変速装置の歯

【速報】オスプレイ墜落原因「特定できず」 米軍が報告書公表 23年11月の屋久島沖事故
2024.08.02

【速報】オスプレイ墜落原因「特定できず」 米軍が報告書公表 23年11月の屋久島沖事故

 昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で米空軍横田基地所属の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが墜落した事故について、米空軍は2日、事故調査報告書を公表した。機体左側の「ギアボックス」(変速装置)内で特定のギアが破断したことで事故につながったと分析する一方、破断の根本的な原因を特定することはできなか

羽田衝突事故JAL機撤去の裏側、わずか「3日で作業完了」富山の豊富産業とは
2024.08.02

羽田衝突事故JAL機撤去の裏側、わずか「3日で作業完了」富山の豊富産業とは

 2024年年始に羽田空港で発生したJAL機と海保機の衝突した事故でJAL機側の撤去作業を担当したのは富山県のリサイクル企業、豊富産業だ。同社は過去にJALの退役機をリサイクルしており、その実績が評価され、撤去の命を受けわずか3日で作業を完了させた。本稿では、同社の取り組みとともに、日本の航空

F-16やA-10Cにも搭載!「空対空ロケット弾」復権へ 米軍が戦闘機に再び使い始めたワケ
2024.08.02

F-16やA-10Cにも搭載!「空対空ロケット弾」復権へ 米軍が戦闘機に再び使い始めたワケ

 近年、軍事におけるドローンの存在感は急速に高まっています。偵察、攻撃、輸送など、その用途は多岐に渡り、その低廉なコストと運用性の高さから、各国の軍備において重要な役割を担いつつあります。 そのようななか、1機あたり数百万円もする高性能な自爆型ドローンは、ほとんど小型の巡航ミサイ

不具合発生後も飛行継続 昨年11月のオスプレイ墜落で米軍報告書
2024.08.02

不具合発生後も飛行継続 昨年11月のオスプレイ墜落で米軍報告書

 【ワシントン時事】米軍は1日、鹿児島県屋久島沖で昨年11月に発生した空軍輸送機オスプレイの墜落事故に関する調査報告書を公表した。 エンジンの動力をローターに伝達する装置に不具合が生じ、緊急着陸が必要な状況になっても飛行を継続した操縦士の判断ミスが重なったことが原因だったとしてい

オスプレイ墜落、原因はギア故障と人為的判断ミス 米空軍が報告書
2024.08.02

オスプレイ墜落、原因はギア故障と人為的判断ミス 米空軍が報告書

 米空軍は1日、鹿児島県・屋久島沖で2023年11月に米空軍輸送機CV22オスプレイが墜落して搭乗員8人が死亡した事故に関する調査報告書を公表した。変速装置(ギアボックス)の故障によって左翼のローターが動かなくなったのに加えて、操縦士が警告灯の表示後に早期の緊急着陸を検討しなかった「人為的な判

米軍がオスプレイの事故調査結果を公表
2024.08.02

米軍がオスプレイの事故調査結果を公表

 【ワシントン共同】米空軍は1日、昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での空軍輸送機オスプレイ墜落事故調査報告書を公表した。機体片方の変速機が破損したことに加え、操縦士の判断ミスもあったとした。

ピッカピカの極み! JALの「最新フラッグシップ」日本に降臨 客室も「全クラスで刷新」…投入路線は?
2024.08.01

ピッカピカの極み! JALの「最新フラッグシップ」日本に降臨 客室も「全クラスで刷新」…投入路線は?

 JAL(日本航空)が導入した次世代フラッグシップ「エアバスA350-1000」の4号機(機番:JA04WJ)が2024年8月1日、エアバス社の工場があるフランス・トゥールーズから羽田空港へ到着しました。 A350-1000はJALの現在の国内線主力機「A350-900」の胴体延

畑に突き刺さった白い尾翼…ヘリの機体が空中で3つに分離し墜落か?50歳の操縦士と70歳の整備士が死亡
2024.08.01

畑に突き刺さった白い尾翼…ヘリの機体が空中で3つに分離し墜落か?50歳の操縦士と70歳の整備士が死亡

イベントの遊覧飛行を終え佐賀空港に向かう途中でヘリコプター1機が墜落。操縦士と整備士の2人が死亡した。国の事故調査委員会による現地調査の結果、機体は空中で3つに分離し墜落したとみられている。7月28日午後4時20分頃、福岡県柳川市昭南町の田んぼにヘリコプター1機が墜落し2人が死亡

米ボーイング、新CEO就任へ 4~6月期決算で巨額の損失
2024.08.01

米ボーイング、新CEO就任へ 4~6月期決算で巨額の損失

ニューヨーク(CNN) 米航空大手ボーイングは31日、新たな最高経営責任者(CEO)にケリー・オルトバーグ氏を指名すると明らかにした。ボーイングに対しては航空機の安全性や品質に対して厳しい目が向けられており、収益を確保するのに十分な機体を製造できなかったことなどから、2024年4~6月期の決算

三沢基地にオスプレイ飛来 青森県、米軍に「遺憾」
2024.08.01

三沢基地にオスプレイ飛来 青森県、米軍に「遺憾」

 米軍横田基地(東京都)に配備されている輸送機CV22オスプレイ2機が7月31日、米軍三沢基地(青森県三沢市)に飛来したことが1日、県への取材で分かった。県は、2023年11月に鹿児島県・屋久島沖で起きた横田配備機の墜落事故を巡り「事故原因等の詳細が不明のまま飛来したことは誠に遺憾だ」と米軍と

スプリング・ジャパン、就航10周年 CA新制服で“日中の架け橋”
2024.08.01

スプリング・ジャパン、就航10周年 CA新制服で“日中の架け橋”

 日本航空(JAL/JL、9201)傘下のLCC、スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)は8月1日、就航10周年を迎えた。拠点の成田空港で記念セレモニーを開き、客室乗務員(CA)が同日から着用を始めた2代目新制服をお披露目した。◆“日中の架け橋”中国路線拡大へ

NATO「次世代ヘリ案募集」そもそも有人のままになるのか? 有名ヘリメーカー3社と契約を結ぶ!
2024.08.01

NATO「次世代ヘリ案募集」そもそも有人のままになるのか? 有名ヘリメーカー3社と契約を結ぶ!

 北大西洋条約機構(NATO)支援調達庁(NSPA)は2024年7月26日、イギリスで行われていたファーンボロー国際航空ショーの会場で、次世代ヘリコプターの開発を目的とした次世代回転翼航空機能力(NGRC)プログラムに基づく詳細なコンセプト研究のため、エアバス・ヘリコプターズ、シコルスキー、レ

ボーイング、赤字2千億円超 4~6月、8四半期連続
2024.08.01

ボーイング、赤字2千億円超 4~6月、8四半期連続

 【ニューヨーク共同】米航空機大手ボーイングが7月31日に発表した2024年4~6月期決算は純損益が14億3900万ドル(約2160億円)の赤字(前年同期は1億4900万ドルの赤字)だった。赤字は8四半期連続。アラスカ航空機事故に伴う機体の品質問題を受け、商用機事業の不振などが響いた。