# 美術

【イベントレポート】「CLAMP展」聖伝からCCさくらまで35年の画業を網羅 阿修羅&さくらの描き下ろしも
2024.07.02

【イベントレポート】「CLAMP展」聖伝からCCさくらまで35年の画業を網羅 阿修羅&さくらの描き下ろしも

CLAMPの大規模原画展「CLAMP展」が明日7月3日から9月23日まで東京・国立新美術館で開催。これに先がけ、本日7月2日にプレス内覧会が行われた。1989年に「聖伝-RG VEDA-」でデビューした創作集団・CLAMPの活動をたどる、CLAMP史上最大規模の展覧会。出版社や掲

「五感で味わう日本の美術」(三井記念美術館)開幕レポート。五感で考えればもっと古美術は身近になる
2024.07.02

「五感で味わう日本の美術」(三井記念美術館)開幕レポート。五感で考えればもっと古美術は身近になる

 古美術に馴染みのない人々にもその魅力を伝えようとする展覧会「五感で味わう日本の美術」が、東京・日本橋の三井記念美術館で開幕した。会期は9月1日まで。 本展覧会は6部構成で、それぞれ「味覚」「嗅覚」「触覚」といった感覚に根ざした平易なテーマを設定。キャプションについても平易なテキ

アメリカ印象派の魅力に触れる貴重な機会 「ウスター美術館」所蔵作品の展覧会を東京・八王子で
2024.07.02

アメリカ印象派の魅力に触れる貴重な機会 「ウスター美術館」所蔵作品の展覧会を東京・八王子で

 歴史に名が残る画家たちが多数参加した「第1回印象派展」から、今年で150年を迎える。東京・八王子にある「東京富⼠美術館」は、7月 6 ⽇(土)~9 ⽉ 29 ⽇(日)まで、展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」を開催。印象派がヨーロッパ やアメリカへもたらした衝撃と影響をた

夕飯のホタテから出てきたのは……? 実は“超レアもの”な可能性に「宝くじ一等賞」「めちゃくちゃ貴重」の反響
2024.07.02

夕飯のホタテから出てきたのは……? 実は“超レアもの”な可能性に「宝くじ一等賞」「めちゃくちゃ貴重」の反響

 夕飯に使ったホタテ貝から見慣れないものが出てきたという投稿がX(Twitter)で話題になっています。もしかすると超レアなものである可能性に注目が集まり、記事執筆現在までに4万件を超える「いいね」を獲得しています。 この写真を投稿したのは、粘土細工で制作した食べ物や魚の作品を公

佐々木希、FENDIに身を包んだプリティーな姿を投稿…「目のやり場がない」
2024.07.02

佐々木希、FENDIに身を包んだプリティーな姿を投稿…「目のやり場がない」

 女優佐々木希(36)が1日までにインスタグラムを更新。FENDIブランドに身を固め、華麗に足を組んで笑顔を見せている写真を投稿した。 これには「ナイスレディといいたくなりました」「かわいい」「目のやり場がない」などのコメントが寄せられた。 先月27日には東京・銀座

横須賀美術館設計の山本理顕さんが解説ツアー プリツカー賞受賞を記念、無料開放
2024.07.02

横須賀美術館設計の山本理顕さんが解説ツアー プリツカー賞受賞を記念、無料開放

 横須賀美術館(神奈川県横須賀市鴨居)は1日、同館を設計した建築家・山本理顕さん(79)=横浜市=が3月に建築界のノーベル賞と言われる米プリツカー賞を受賞したことを記念し、山本さん本人による解説ツアーを開催した。来場者や関係者らは、山本さんが込めた思いや哲学にじっくりと耳を傾けた。

【2024年版】夏休みに親子で訪れたい展覧会・アートイベント17選
2024.07.01

【2024年版】夏休みに親子で訪れたい展覧会・アートイベント17選

夏の風物詩のひとつ、オバケ・妖怪をテーマにした作品は数多く存在するが、妖怪マンガの金字塔といえば水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』だろう。水木の生誕100周年を記念して行われる本展では、鳥山石燕『画図百鬼夜行』、柳田國男『妖怪談義』など水木が所蔵し、制作の参考にしていた妖怪関係資料が初公開されるほか

【六田知弘の古仏巡礼】世界三大微笑に数えられる、優しく穏やかな顔だちの菩薩半跏像。いつまでも見ていたくなる横顔(中宮寺)
2024.07.01

【六田知弘の古仏巡礼】世界三大微笑に数えられる、優しく穏やかな顔だちの菩薩半跏像。いつまでも見ていたくなる横顔(中宮寺)

六田 知弘 / 村松 哲文スフィンクス、モナ・リザと並ぶ、「世界三大微笑像」に数えられる半跏思惟(はんかしい)像。飛鳥仏の最高傑作の1つと言われる国宝は、ほほ笑みの裏に多くの謎を秘めている。幽遠なほほ笑みを浮かべる端正な顔立ちが、実にすがすがしい。この

「少しでも勇気づけられたら」 能登地震半年、復興願う山笠 博多
2024.07.01

「少しでも勇気づけられたら」 能登地震半年、復興願う山笠 博多

 福岡・博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」が1日開幕し、人形や装飾をあしらった「飾り山笠(やま)」が福岡市内13カ所で公開された。この日は能登半島地震から半年と重なり、三番・中洲流の飾り山笠には被災地の復旧復興を願い、石川県七尾市出身の絵師・長谷川等伯(とうはく)の人形が飾られた。

「せきまる」骨折? キャラクター像、松葉づえと包帯で“応急処置”
2024.07.01

「せきまる」骨折? キャラクター像、松葉づえと包帯で“応急処置”

 山口県下関市の赤間神宮前にある郵便ポスト上に設置された、フグをイメージした市のメインキャラクター「せきまる」が、松葉づえを突いた包帯姿となり、SNS(ネット交流サービス)などで話題になっている。 5月中旬に樹脂製の足が破損しているのを市が確認。市役所で職場体験をしていた市立名陵

劇団四季「キャッツ」静岡公演 猫目線の巨大“ご当地ゴミ”製作着々
2024.07.01

劇団四季「キャッツ」静岡公演 猫目線の巨大“ご当地ゴミ”製作着々

 10年ぶり3度目の静岡公演となる劇団四季のミュージカル「キャッツ」(7月17日~9月23日)の開幕を控え、会場の静岡市民文化会館(葵区)で舞台製作の最終調整が行われた。まもなくキャストらによる舞台上での稽古(けいこ)が始まるという。【丹野恒一】 「キャッツ」は都会のゴミ捨て場を

生涯通した47点展示 日本画家・中尾英武展 父の山本茂斗萠氏の作品も/兵庫・丹波市
2024.07.01

生涯通した47点展示 日本画家・中尾英武展 父の山本茂斗萠氏の作品も/兵庫・丹波市

 兵庫県丹波市柏原町出身の日本画家、中尾英武さん(1943―2021)の作品を集めた展覧会が植野記念美術館(同市氷上町西中)で開かれている。初期から晩年までの47点を展示、作風の変遷や画業を伝えている。父親で同じく日本画家の山本茂斗萠さんの作品も展示している。中尾さんの遺族から二人の作品が丹波

「村上隆 もののけ 京都」(京都市京セラ美術館)、16点の新作が追加展示へ
2024.07.01

「村上隆 もののけ 京都」(京都市京セラ美術館)、16点の新作が追加展示へ

 今年2月から京都市京セラ美術館で開催中の「村上隆 もののけ 京都」において、16点もの新作が追加展示されることが決定した。 本展は、村上隆にとって国内では8年目ぶり、そして京都では初となる大規模個展。6つの部屋に約180点の作品が並んでおり、そのうち90パーセント

マユンキキ インタビュー。私が作品をつくらなくてよい世界にするために(前編)
2024.07.01

マユンキキ インタビュー。私が作品をつくらなくてよい世界にするために(前編)

足を踏み入れるまえに田村かのこ(以下、田村) まずは、いま私たちがいる東京都現代美術館で展示中の《イタカㇱ》(2024)の話から聞こうかな。映像作品が2点と、マユンさん自ら「展示品」として存在することもある自室のような空間で構成されていて、観客は部屋に入る前に、「パ

キャンバスを〝滑走〟する世界的画家 白髪一雄の生誕100年展 地元・尼崎で開催
2024.07.01

キャンバスを〝滑走〟する世界的画家 白髪一雄の生誕100年展 地元・尼崎で開催

兵庫・尼崎で生まれ育ち、尼崎で生涯を終えた世界的抽象画家・白髪一雄(1924~2008年)の生誕100年を記念し、白髪の足跡をたどる記念展「生誕100年 白髪一雄 行為にこそ総てをかけて」が7月27日から尼崎市総合文化センター(同市昭和通)で開かれる。9月23日まで。白髪は、床に

映画『チャレンジャーズ』は三角関係版『THE FIRST SLAM DUNK』!? 全てを満たす至高作
2024.06.30

映画『チャレンジャーズ』は三角関係版『THE FIRST SLAM DUNK』!? 全てを満たす至高作

 「From Editors」はリアルサウンド音楽の編集部員が、“最近心を動かされたもの”を取り上げる企画。音楽に限らず、幅広いカルチャーをピックアップしていく。 第63回は、特撮とメタルが好きな信太が担当します。映像、音楽、ストーリー、キャスト…全てが最高でしかな

パリ・オリンピックのマラソン競技コース上の見るべき名建築10
2024.06.30

パリ・オリンピックのマラソン競技コース上の見るべき名建築10

7月26日から開催される「パリ2024オリンピック」。セーヌ川での開会式から始まり、今までになかった「街全体が会場」と「スポーツと文化の融合」をめざす今大会は、最終日のマラソンも、そのスローガンを体現すべく、考え尽くされている。コースは、パリの魅力をこれでもかと見せつける、エキサ

東京訪問が初めてならぜひ行きたい美術館・博物館5選
2024.06.30

東京訪問が初めてならぜひ行きたい美術館・博物館5選

東京は文化とエンターテインメントの渦に包まれた街だ。どこを歩いても、どの裏通りに入ってみても、何かしらエキサイティングなことを見たり体験したりできる。初めて東京を訪れるなら、どこで何をするかを厳選して旅程を組むのは控えめに言っても難しいだろう。とはいえ、ぜひとも訪れておきたい博物館や美術館とい

ライゾマティクスの大規模個展、テーマは「AIと生成芸術」
2024.06.30

ライゾマティクスの大規模個展、テーマは「AIと生成芸術」

ライゾマティクス(Rhizomatiks)の個展「Rhizomatiks Beyond Perception」が、現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA(天王洲)」にて開催される。同ギャラリーの移転を記念したオープニング展となる。2024年6月29日(土)から9月28日(土)まで。<

「その発想はなかった」 美大生が入試に使った“赤本”を本気デコ→まさかの姿に「かわいすぎる!」
2024.06.30

「その発想はなかった」 美大生が入試に使った“赤本”を本気デコ→まさかの姿に「かわいすぎる!」

 かわいく“デコられた”赤本が、X(旧Twitter)で約7万1000件の“いいね”を集めるほど話題になっています。これなら勉強が楽しくなっちゃうかも! 話題になっているのは、この春多摩美術大学に入学したXユーザー・湯冷めさんの投稿。受験勉強に使っていた「赤本」の表紙に、きれいな