# 経済安全

〈本社の経営は旧態依然〉日本企業の多国籍化が進んでも手放しに喜べない理由、企業経営に求められる2つの課題
2024.06.14

〈本社の経営は旧態依然〉日本企業の多国籍化が進んでも手放しに喜べない理由、企業経営に求められる2つの課題

 経済産業省が「第16回 産業構造審議会 製造産業分科会」で配布したスライド、「製造業を巡る現状と課題 今後の政策の方向性」が話題になっている。このスライドの要点は、海外比率が高まる中で日本の企業はどのように「本社の経営力」を高めていくのかという問題である。これは重要な問題提起だ。

岸田首相、8月上旬にカザフ訪問へ 初の中央アジア首脳会合
2024.06.06

岸田首相、8月上旬にカザフ訪問へ 初の中央アジア首脳会合

 岸田文雄首相は8月上旬にもカザフスタンを訪問し、中央アジア5カ国と初の首脳会合を開く方向で調整に入った。 政府関係者が6日、明らかにした。 中央アジアは石油などの天然資源が豊富で、首相は経済安全保障の観点から関係強化を目指す。同地域に強い影響力を持つロシアや中国を

豪、中国系に株売却命令 レアアース企業への出資で
2024.06.03

豪、中国系に株売却命令 レアアース企業への出資で

 【シドニー時事】オーストラリア政府は2日付で、中国系投資ファンドのユーシャオ・ファンドと関連企業・個人に対し、豪レアアース(希土類)開発会社ノーザン・ミネラルズの株式計約6億株を売却するよう命令した。 レアアース権益を巡り、中国系投資家の影響力拡大を阻止するため、経済安全保障の

【解説】日中韓の首脳会談の内容は、米国への“暗黙の不服従”を示唆している
2024.05.29

【解説】日中韓の首脳会談の内容は、米国への“暗黙の不服従”を示唆している

5月27日、日中韓の首脳会談がソウルで開かれた。首脳らは、サプライチェーンの安定維持、そして朝鮮半島の非核化に向けて協力していくことを約束した。日中韓の首脳会談が最初におこなわれたのは2008年、世界金融危機のさなかのことだ。「三ヵ国は当時、混乱の時代を乗り切るために助け合う方法

[寄稿]LINEヤフー問題、彼はどの国の大統領なのか
2024.05.29

[寄稿]LINEヤフー問題、彼はどの国の大統領なのか

 最近、LINEヤフー問題が国民的な関心事として浮上したため、おりしも開催された5月26日の韓日首脳会談に韓国国民の関心が集まった。この席で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はまず、LINEヤフー問題が両国間での不必要な懸案にならないよう管理すべきであり、日本の総務省の行政指導がネイバーの保有株の

韓国の核心鉱物鉱山数、日本の4分の1水準…供給網リスクの可能性
2024.05.28

韓国の核心鉱物鉱山数、日本の4分の1水準…供給網リスクの可能性

韓国企業が権益を保有する内外の核心鉱物鉱山数と帰属生産量が主要先進国より不足していることがわかった。韓国経済人協会がスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のグローバルマーケットインテリジェンスデータを分析した結果によると、2022年基準で韓国企業が権益を保有する内外の核心鉱物鉱

家族の国籍、飲酒の節度…「あなたは機密情報を扱える人ですか」 セキュリティ・クリアランス制度導入、経済安全保障を強化
2024.05.28

家族の国籍、飲酒の節度…「あなたは機密情報を扱える人ですか」 セキュリティ・クリアランス制度導入、経済安全保障を強化

国家の安全保障に関わる機密情報の対象を、先端技術や重要インフラに拡大する「重要経済安保情報保護・活用法案」が5月10日に可決・成立しました。国家が民間人を「審査」し、機密情報にアクセスしてもいい「信用できる人」を選定する「セキュリティ・クリアランス制度」が柱です。AIなどデジタル技術がグローバ

G7声明草案、中国への懸念浮き彫り-為替に関する従来の文言維持
2024.05.25

G7声明草案、中国への懸念浮き彫り-為替に関する従来の文言維持

(ブルームバーグ): イタリアのストレーザで開かれている主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、世界貿易における中国の過大な役割を憂慮する声が目立ち、G7として「有害な慣行」に対抗するための統一戦線を構築する構えだ。声明草案では、約1年前に新潟で開催された会合や先月にワシ

高市経済安保相、「サイバーセキュリティー庁」必要…総裁選出馬は「今は考えていない」
2024.05.21

高市経済安保相、「サイバーセキュリティー庁」必要…総裁選出馬は「今は考えていない」

 高市経済安全保障相は21日配信のラジオNIKKEIの番組で、重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入を巡り、「任務を担う役所の設置法が必要だ」と述べ、「サイバーセキュリティー庁」の創設が必要との認識を示した。 一方、高市氏は、岸田内閣の支持率が低迷していること

半導体技術の掌握で「台湾は全世界の未来を決める」…頼新総統が就任演説にしのばせた「経済安全保障」の鍵とは
2024.05.21

半導体技術の掌握で「台湾は全世界の未来を決める」…頼新総統が就任演説にしのばせた「経済安全保障」の鍵とは

2024年1月の台湾・総統選で当選し、5月20日の就任式で発足した民主進歩党(民進党)の頼清徳政権。注目された就任演説では中国の威嚇や武力挑発を懸念しつつも中台両岸の「共存」を訴え、「現状維持」を強調したが、防衛力強化とともに掲げた「経済安全の構築」では、台湾が半導体先端技術掌握した「AI革命

高市大臣「経済安保でやり残したことがある」 能動的サイバー防御念頭に閣僚間で連携進める考え
2024.05.21

高市大臣「経済安保でやり残したことがある」 能動的サイバー防御念頭に閣僚間で連携進める考え

高市経済安全保障担当大臣は「経済安全保障でやり残していることがある」として、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」を念頭に閣僚間で連携を進めていく考えを示しました。高市大臣は21日、公開されたラジオ番組で、「経済安全保障でやり残していることがある」と発言しました。

【コラム】韓国、LINE事態を契機に経済安保法の制定を
2024.05.20

【コラム】韓国、LINE事態を契機に経済安保法の制定を

最近「LINE事態」に関連した各種ニュースや世論の中で国民は少なくない疲労感を感じただろう。どこまでが事実で、どこからが解釈なのか区分するのが容易ではなかったのは、外からは見えにくい企業の内部事情が複雑に絡み合っているためだ。公開するのが難しい複雑な事情と算法の中で、現在はネイバー(NAVER

基幹インフラの審査開始 サイバー攻撃防止 政府
2024.05.17

基幹インフラの審査開始 サイバー攻撃防止 政府

基幹インフラ審査、運用開始へ 政府、サイバー攻撃防止が目的
2024.05.16

基幹インフラ審査、運用開始へ 政府、サイバー攻撃防止が目的

高市早苗氏、経済安保新法の成立を歓迎 自身の今後は「明日のことは誰も分からない」
2024.05.14

高市早苗氏、経済安保新法の成立を歓迎 自身の今後は「明日のことは誰も分からない」

経済安保新法が成立 重要情報、適性評価で指定
2024.05.10

経済安保新法が成立 重要情報、適性評価で指定

経済安保の新法が成立 機密扱う適格性評価制度を導入 国際共同開発など機会拡大へ
2024.05.10

経済安保の新法が成立 機密扱う適格性評価制度を導入 国際共同開発など機会拡大へ

【速報】セキュリティー・クリアランス法成立 参院本会議で可決 経済安保の機密情報取り扱いを厳格化
2024.05.10

【速報】セキュリティー・クリアランス法成立 参院本会議で可決 経済安保の機密情報取り扱いを厳格化

【速報】「セキュリティ・クリアランス制度」創設法案が成立 保全される情報の範囲などの積み残しは有識者会議で議論へ
2024.05.10

【速報】「セキュリティ・クリアランス制度」創設法案が成立 保全される情報の範囲などの積み残しは有識者会議で議論へ

「セキュリティ・クリアランス制度」創設法案が成立へ 保全される情報の範囲などの積み残しは有識者会議で議論へ
2024.05.10

「セキュリティ・クリアランス制度」創設法案が成立へ 保全される情報の範囲などの積み残しは有識者会議で議論へ