# 経済学

女子高生の冗談が招いた「豊川信用金庫事件」…銀行への「預金」が必ずしも安全とは言えないワケ
2024.06.24

女子高生の冗談が招いた「豊川信用金庫事件」…銀行への「預金」が必ずしも安全とは言えないワケ

 加速する「貯蓄から投資」、迎えた「金融政策転換」、景気回復の実態を伴わない「冷たいバブル」…ここ最近、経済に関するニュースが大きな話題を呼んでいます。この身近でありながらも複雑な経済問題について、私たちはどのように向き合えば良いのでしょうか。 今回の記事では、「銀行」が果たす役

少額でも始めることが可能!投資初心者にとって実は株式投資が最も向いている理由
2024.06.23

少額でも始めることが可能!投資初心者にとって実は株式投資が最も向いている理由

投資を始めたいと思っても、初心者には一体どれがいいのかわからないですよね。足立公認会計士事務所代表の足立武志氏は、著書『お金偏差値30でも始められる 株式投資の教科書』の中で「初心者は株式投資が向いている」と主張しています。それはなぜでしょうか? 理由を本書から紹介します。筆者は

日本再生を阻む「プライマリーバランス黒字化」 財務官僚は毎年異様に執着 現代の資本主義は政府が借金すればこそ成長できる
2024.06.22

日本再生を阻む「プライマリーバランス黒字化」 財務官僚は毎年異様に執着 現代の資本主義は政府が借金すればこそ成長できる

【お金は知っている】歴代の政権が6月に打ち出す「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」は各省庁の官僚作文の寄せ集めだ。それでも後半の財務官僚担当分には、日本経済の命運を左右するくだりがある。中期的経済財政の枠組みを述べる章の中のたった1行である。それは「基礎的

ひろゆきさん、「本当に学者なの?」 経済学者の『円安上等。1ドル=300円』に再反論 「数式も根拠も出せない」
2024.06.22

ひろゆきさん、「本当に学者なの?」 経済学者の『円安上等。1ドル=300円』に再反論 「数式も根拠も出せない」

 「ひろゆき」こと実業家の西村博之さん(47)が22日、X(旧ツイッター)を更新。大胆な円安肯定論を展開する元財務官僚で経済学者の高橋洋一さん(68)を「本当に学者なの?」とあらためて批判した。 ひろゆきさんは20日の投稿で、5月にテレビ出演した高橋さんが「円安上等。1ドル=30

【西田亮介が語る】なぜ、裏金問題は繰り返されるのか?政治家が資金の使途を絶対に明らかにしたくない理由
2024.06.22

【西田亮介が語る】なぜ、裏金問題は繰り返されるのか?政治家が資金の使途を絶対に明らかにしたくない理由

 改正政治資金規正法が6月19日、参議院本会議で自民・公明両党などの賛成多数で可決・成立した。そもそも「政治とカネ」の問題はなぜ繰り返されるのか。社会学者の西田亮介氏と、経済学者の安田洋祐氏が、裏金事件をめぐる諸問題を徹底議論する。そこから浮かび上がる、令和の「パーティー券」の悪質性や、裏金問

サイバーエージェントやアサヒ飲料ら、AIと経済学活用の価格決定実証
2024.06.21

サイバーエージェントやアサヒ飲料ら、AIと経済学活用の価格決定実証

 サイバーエージェントは6月21日、同社のAI事業本部がリテールAI研究会において「価格最適化分科会」を立ち上げ、アサヒ飲料、エム・データ、日本製紙クレシア、リテールパートナーズ、ロッテと共同で、価格設定に関する実証実験を実施したと発表した。その結果、経済学の活用による最適価格決定の可能性を示

2012年オバマ大統領を再選に導いた「3つの質問」とは? ネットフリックスで2話目が自動再生されることで働くバイアス…最強で最恐の学問「行動経済学」
2024.06.21

2012年オバマ大統領を再選に導いた「3つの質問」とは? ネットフリックスで2話目が自動再生されることで働くバイアス…最強で最恐の学問「行動経済学」

日本より選挙が盛り上がるアメリカだが、有権者たちが忙しいのは日本と同じ。オバマの選挙対策チームに招き入れられた行動経済学者たちは、リベラル層に向けてある質問をすることで勝利を確実なものにしたという。今では当たり前になったネットフリックスの2話目の自動再生のロジックとともに、『行動

【西田亮介が語る】令和の「パーティー券」裏金事件、なぜ過去の「政治とカネ」問題より悪質なのか
2024.06.21

【西田亮介が語る】令和の「パーティー券」裏金事件、なぜ過去の「政治とカネ」問題より悪質なのか

 改正政治資金規正法が6月19日、参議院本会議で自民・公明両党などの賛成多数で可決・成立した。そもそも「政治とカネ」の問題はなぜ繰り返されるのか。社会学者の西田亮介氏と、経済学者の安田洋祐氏が、裏金事件をめぐる諸問題を徹底議論する。そこから浮かび上がる、令和の「パーティー券」の悪質性や、裏金問

インパクトビジネスを駆動させる「トリプル・インパクトの追求」
2024.06.20

インパクトビジネスを駆動させる「トリプル・インパクトの追求」

国内外問わず注目を集める「インパクト創出」というキーワード。100を超える世界のインパクト創出企業の事例分析から見えてきた特徴とは何か。近年、「(社会的)インパクトの創出」というキーワードが、世界中で数多く語られるようになった。インパクト投資が世界170兆円以上に急成長し、金融庁

「人は落ち込んだとき散財してしまう?」「なぜ〝$20.00〞より〝20.00〞のほうが売れる?」日常に潜む行動経済学
2024.06.20

「人は落ち込んだとき散財してしまう?」「なぜ〝$20.00〞より〝20.00〞のほうが売れる?」日常に潜む行動経済学

特に理由もないのに「なんとなく高いほうを買ってしまった」という経験はないだろうか? 感情によって不合理な行動をとってしまう人間と経済との関係を研究した学問が、行動経済学だ。世界中でニーズが高まっている行動経済学をわかりやすく解説した書籍『行動経済学が最強の学問である』より一部を抜

南ア新政権、市場は成長に向けた改革を「慎重に楽観」
2024.06.20

南ア新政権、市場は成長に向けた改革を「慎重に楽観」

Kopano Gumbi[ヨハネスブルグ 19日 ロイター] - 南アフリカの新政権について、投資家は安定した経済政策によって成長を復活させることができると楽観視する一方、連立を組む2大政党が思想の違いを越えて歩み寄れるかどうかについては慎重な見方だ。199

生物多様性保全などに貢献 ブループラネット賞に国際科学者組織など
2024.06.19

生物多様性保全などに貢献 ブループラネット賞に国際科学者組織など

 地球環境問題の解決に貢献した個人や団体に贈られる「ブループラネット賞」の今年の受賞者を、旭硝子財団が19日、発表した。英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンのロバート・コスタンザ教授(73)と、国際科学者組織「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)

英研究所のコスタンザ教授らにブループラネット賞、地球環境に貢献 旭硝子財団が決定
2024.06.19

英研究所のコスタンザ教授らにブループラネット賞、地球環境に貢献 旭硝子財団が決定

旭硝子財団(島村琢哉理事長)は19日、地球環境問題の解決に向けて貢献した個人や組織をたたえる2024年(第33回)ブループラネット賞に、経済は有限な生物圏の一部と考える「生態経済学」の基礎を築いた英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、グローバル・プロスペリティ研究所のロバート・コスタンザ教授と

成田悠輔氏 物価高と言われてますが…「日本は意外にましな地獄」 G7のデータを比較
2024.06.19

成田悠輔氏 物価高と言われてますが…「日本は意外にましな地獄」 G7のデータを比較

 米国エール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏がX(旧ツイッター)を更新。日本経済に関する意外なデータを披露した。 成田氏は米国のCEA(大統領経済諮問委員会)による2019~2024年のGDP実質成長率のグラフ図を貼付し「ここ5年弱のG7諸国を比べてみる」とつづった。

今さら聞けない「惨事便乗型資本主義」とは?  シリーズ「世界の賢人たち」
2024.06.18

今さら聞けない「惨事便乗型資本主義」とは?  シリーズ「世界の賢人たち」

多くの人々の思想に影響を与えた注目の学者たちを紹介する「世界の賢人ペディア」。今回はカナダ人ジャーナリストであり作家のナオミ・クラインを紹介する。クラインは、大企業が飽くなき利益追求の末に地球環境を悪化させ、私たちの自由まで脅かしていると警告する。彼女が手がけたベストセラーをもと

「クリティカル・ビジネス」時代がやってくる
2024.06.18

「クリティカル・ビジネス」時代がやってくる

社会運動・社会批判としての側面を強くもつビジネスの台頭について、『クリティカル・ビジネス・パラダイム』(プレジデント社)を出版した独立研究者、著作家の山口周に聞いた。オランダのスマートフォンスタートアップ、Fairphone(フェアフォン)をはじめ、21世紀に入ってから、社会運動

赤字ローカル線は「ガソリン税」で維持すべきだ 「道路財源を回せ」藻谷浩介氏インタビュー
2024.06.18

赤字ローカル線は「ガソリン税」で維持すべきだ 「道路財源を回せ」藻谷浩介氏インタビュー

利用者が少なく維持費をカバーできない赤字のローカル線を廃止すべきかどうかという議論がよく行われているが、ほとんど利用されない道路は維持費に見合わないから廃止せよという声はまず聞かない。道路はガソリン税などの税金で維持するものという考え方が国民の間に浸透しているためだ。しかし、『デフレの正体』『

《10代のときに知っておきたかったお金の話》若きZ世代経営者と元ゴールドマン・サックスの辣腕トレーダーがたどりついた“お金の真実”とは?
2024.06.18

《10代のときに知っておきたかったお金の話》若きZ世代経営者と元ゴールドマン・サックスの辣腕トレーダーがたどりついた“お金の真実”とは?

 初著書『 クリエイティブジャンプ 』が話題のホテルプロデューサー龍崎翔子さんと、『 きみのお金は誰のため 』がベストセラー躍進中の元ゴールドマン・サックスのトレーダー、社会的金融教育家の田内学さんの初対談が実現。起業、お金、社会の未来について語り合った。◆◆◆◆龍

成田悠輔氏、ものまね芸人に「似てないモノマネに強く抗議します」ファンは賛否
2024.06.17

成田悠輔氏、ものまね芸人に「似てないモノマネに強く抗議します」ファンは賛否

 米イェール大学助教で経済学者の成田悠輔氏が17日までにX(旧ツイッター)を更新。自身のものまねにツッコミを入れた。 15日にフジテレビ系で放送された「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」では、お笑いコンビ、ラパルフェの都留拓也扮(ふん)する自身のものまねと、みほとけふんす

在職老齢年金のよくある誤解とは?「年収〇〇円以上ならカット」という理解はNGなわけ
2024.06.16

在職老齢年金のよくある誤解とは?「年収〇〇円以上ならカット」という理解はNGなわけ

年金カット法とも表現される在職老齢年金制度は多くの誤解があります。その中の1つに年金のカットの基準となる報酬があります。今回は、在職老齢年金の誤解の1つである、年金のカットの基準について解説します。在職老齢年金とは?老齢年金は老後の所得保