# 紫式部

『光る君へ』第23回 “まひろ”吉高由里子、“周明”松下洸平から過去を打ち明けられる
2024.06.09

『光る君へ』第23回 “まひろ”吉高由里子、“周明”松下洸平から過去を打ち明けられる

 吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)第23回「雪の舞うころ」が9日の今夜放送される。 大河ドラマ第63作となる本作は、平安中期に『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。主人公・紫式部/まひろ役を吉高、紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長役を柄本佑

紫式部ゆかりの地の庭園で藤むらさきの余韻にひたり 築100年の老舗で越前蕎麦の粋に酔う ほろよい余話
2024.06.08

紫式部ゆかりの地の庭園で藤むらさきの余韻にひたり 築100年の老舗で越前蕎麦の粋に酔う ほろよい余話

緑いよいよ深まり、風薫る季節。世間が大型連休にわく直前、福井越前を訪ねた。今年の大河ドラマの主人公・紫式部が、父の赴任にともない都を離れ、ひととき暮らした場所である。はじめに訪れたのは、平安時代の趣を再現した寝殿造の紫式部公園。涼しげな遣水に季節の草花が配され、優雅

あの悪評をギミックとして楽しむ。「紫式部と清少納言は親しいお友だち」は、大河ドラマの王道設定だった【光る君へ 満喫リポート】まひろとききょう編
2024.06.08

あの悪評をギミックとして楽しむ。「紫式部と清少納言は親しいお友だち」は、大河ドラマの王道設定だった【光る君へ 満喫リポート】まひろとききょう編

ライターI(以下I):『源氏物語』の作者の紫式部(まひろ/演・吉高由里子)と『枕草子』の作者の清少納言(ききょう/演・ファーストサマーウイカ)。ふたりの「平安スーパースター」が仲良しだったという設定ですが、こんなにわくわくさせてくれるとは思いもよりませんでした。編集者A(以下A)

NHK大河「光る君へ」越前パート突入! 謎多き男・周明の正体は?…第23回みどころ
2024.06.08

NHK大河「光る君へ」越前パート突入! 謎多き男・周明の正体は?…第23回みどころ

 女優の吉高由里子が主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の第23回「雪の舞うころ」が9日に放送される。 大石静氏が脚本を手がけるオリジナル作品。大河ドラマではきわめて珍しい平安時代の貴族社会を舞台に、1000年の時を超えるベストセラー「源氏物語」の作者・紫式部/ま

<観月ありさ>格子柄の振り袖姿で京都・嵐山のお祭りに参加 撮影では13キロもある十二単の重さが印象的
2024.06.07

<観月ありさ>格子柄の振り袖姿で京都・嵐山のお祭りに参加 撮影では13キロもある十二単の重さが印象的

 俳優の観月ありささんが5月、京都・嵐山で行われた三船祭(みふねまつり)に参加。「平和や自分の願いごとを込めて扇を流しました」と、扇流しで映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(武内英樹監督、7月26日公開)のスペシャル扇を大堰川(おおいがわ)に流し、ヒットを祈願した。 映画

根強い<清少納言と紫式部の不仲説>。実際に顔を合わせたことのなかった二人は真反対の性格で…政治背景も説の後押しに
2024.06.07

根強い<清少納言と紫式部の不仲説>。実際に顔を合わせたことのなかった二人は真反対の性格で…政治背景も説の後押しに

NHK大河ドラマシリーズや映画など、様々な形で現代まで語り継がれてきた日本の歴史。しかし、日本博識研究会によると「中学や高校で学んだ日本の歴史の常識は大きく変わっている」そうで――。そこで今回は、日本博識研究会が日本史の「新常識」をまとめた著書『あなたの知らない日本史の大常識』から「清少納言と

紫式部による清少納言の評価は「薄っぺらい女」と辛口だった!?『紫式部日記』から見える<道長との関係>と<嫉妬深さ>
2024.06.06

紫式部による清少納言の評価は「薄っぺらい女」と辛口だった!?『紫式部日記』から見える<道長との関係>と<嫉妬深さ>

NHK大河ドラマシリーズや映画など、様々な形で現代まで語り継がれてきた日本の歴史。しかし、日本博識研究会によると「中学や高校で学んだ日本の歴史の常識は大きく変わっている」そうで――。そこで今回は、日本博識研究会が日本史の「新常識」をまとめた著書『あなたの知らない日本史の大常識』から「紫式部」に

紫式部と清少納言イメージのかき氷、琵琶湖ホテルが18日から販売…「光る君へ」に合わせ
2024.06.04

紫式部と清少納言イメージのかき氷、琵琶湖ホテルが18日から販売…「光る君へ」に合わせ

 紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、琵琶湖ホテル(大津市浜町)は同ホテル2階の「カフェ ベルラーゴ」で、紫式部と清少納言をイメージしたかき氷を18日から販売する。8月31日(8月8日は除く)まで。 対照的だったとされる2人の作品や性格から、かき氷は「月夜」(紫

<光る君へ>第22回「越前の出会い」視聴率10.7% 周明「朱様は通事を殺していない」
2024.06.03

<光る君へ>第22回「越前の出会い」視聴率10.7% 周明「朱様は通事を殺していない」

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時)のの第22回「越前の出会い」が、6月2日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.7%、個人6.0%を記録した。 第22回では、敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高さん

「光る君へ」吉高由里子“まひろ”、松下洸平“周明”との出会いに視聴者の反応は…
2024.06.03

「光る君へ」吉高由里子“まひろ”、松下洸平“周明”との出会いに視聴者の反応は…

吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」の22話が6月2日放送。まひろが周明と出会うシーンに「三郎の出会いと同じ」「初恋の思い出をなぞるよう」などのコメントが送られるとともに、周明を演じる松下洸平の“佇まい”に触れた投稿も数多く寄せられている。脚本を「知らなくていいコト」で吉高さん

一年ほどいたのに紫式部は「越前」の風物の歌を一つも詠まず…『光る君へ』時代考証担当が指摘する<『万葉集』大伴家持と決定的に異なる点>
2024.06.03

一年ほどいたのに紫式部は「越前」の風物の歌を一つも詠まず…『光る君へ』時代考証担当が指摘する<『万葉集』大伴家持と決定的に異なる点>

現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』。吉高由里子さん演じる主人公・紫式部を中心としてさまざまな人物が登場しますが、『光る君へ』の時代考証を務める倉本一宏・国際日本文化研究センター名誉教授いわく「『源氏物語』がなければ道長の栄華もなかった」とのこと。倉本先生の著書『紫式部と藤原道長』をもとに

<光る君へ>“中国で最も有名な日本人”浩歌 朝ドラに続いて大河にも 宋の商人・朱仁聡役で出演「誇りを胸に」
2024.06.02

<光る君へ>“中国で最も有名な日本人”浩歌 朝ドラに続いて大河にも 宋の商人・朱仁聡役で出演「誇りを胸に」

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第22回「越前の出会い」が、6月2日に放送される。同回から、浩歌(ハオゴー)さんが朱仁聡(ヂュレンツォン)役で登場する。 浩歌さんは中国を拠点に活動し「中国で最も有名な日本人」と言われる俳優。かつ

<今夜の光る君へ>第22回「越前の出会い」 まひろと周明は浜辺で? 実資「不可解、不可解」 定子「この子だけは…」
2024.06.02

<今夜の光る君へ>第22回「越前の出会い」 まひろと周明は浜辺で? 実資「不可解、不可解」 定子「この子だけは…」

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第22回「越前の出会い」が、6月2日に放送される。敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高さん)と為時(岸谷五朗さん)は、宋人の朱(浩歌さん)、通事の三国(安井順平さん)らに迎えられる。 浜辺に出か

御簾に手を差し入れ暴風夜の光君の「大胆行動」 「源氏物語」を角田光代の現代訳で読む・若紫④
2024.06.02

御簾に手を差し入れ暴風夜の光君の「大胆行動」 「源氏物語」を角田光代の現代訳で読む・若紫④

輝く皇子は、数多くの恋と波瀾に満ちた運命に動かされてゆく。NHK大河ドラマ「光る君へ」で主人公として描かれている紫式部。彼女によって書かれた54帖から成る世界最古の長篇小説『源氏物語』は、光源氏が女たちとさまざまな恋愛を繰り広げる物語であると同時に、生と死、無常観など、人生や社会

『光る君へ』第22回 “まひろ”吉高由里子、敦賀の浜辺で“周明”松下洸平と出会う
2024.06.02

『光る君へ』第22回 “まひろ”吉高由里子、敦賀の浜辺で“周明”松下洸平と出会う

 吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)第22回「越前の出会い」が2日の今夜放送される。 大河ドラマ第63作となる本作は、平安中期に『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。主人公・紫式部/まひろ役を吉高、紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長役を柄本佑

時代考証が解説! 紫式部の父為時も苦労した受領と任地の関係とは?
2024.06.02

時代考証が解説! 紫式部の父為時も苦労した受領と任地の関係とは?

----------2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部と藤原道長。貧しい学者の娘はなぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか。古記録をもとに平安時代の実像に迫ってきた倉本一宏氏が、2人のリアルな生涯をたどる! *倉本氏による連載は、毎月1、2回程度公開の予定です。

道長の全盛期重なる「北宋」皇帝が日本に抱く印象 東大寺の僧侶が太宗から受けた様々な質問
2024.06.02

道長の全盛期重なる「北宋」皇帝が日本に抱く印象 東大寺の僧侶が太宗から受けた様々な質問

NHK大河ドラマ「光る君へ」がスタートして、平安時代にスポットライトがあたっている。世界最古の長編物語の一つである『源氏物語』の作者として知られる、紫式部。誰もがその名を知りながらも、どんな人生を送ったかは意外と知られていない。紫式部が『源氏物語』を書くきっかけをつくったのが、藤原道長である。

「光る君へ」なぜ“手”をクローズアップ?心に美しい残像を生むために~タイトルバックの裏側
2024.05.31

「光る君へ」なぜ“手”をクローズアップ?心に美しい残像を生むために~タイトルバックの裏側

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で初回から半年を経てもなお反響を呼んでいるタイトルバック。1,000年の時を超えるベストセラー小説「源氏物語」の作者・紫式部(まひろ)と、強い絆で結ばれる平安貴族社会の最高権力者・藤原道長の“手”をフィーチャーした映像が

「光る君へ」筆跡鑑定の賜物?道長「おまえの字は分かる」ネット悶絶「アイラブユーの新訳」まひろ越前へ
2024.05.30

「光る君へ」筆跡鑑定の賜物?道長「おまえの字は分かる」ネット悶絶「アイラブユーの新訳」まひろ越前へ

 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月26日、第21話が放送され、待望の「越前編」がスタートした。話題のシーンを振り返る。 <※以下、ネタバレ有> 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など

【光る君へ】紫式部が職場イジメを乗り切った「バカのふり」作戦、平安貴族はママ友関係ばりにドロドロ?
2024.05.29

【光る君へ】紫式部が職場イジメを乗り切った「バカのふり」作戦、平安貴族はママ友関係ばりにドロドロ?

 後世に語り継がれる詩や小説を遺した「文豪」には、世間一般の「ふつう」に馴染めなかった者が少なくない。 しかし「こじらせていた」からこそ、彼・彼女らは文学の才能を開花させることができたと言える。今回は、書籍『こじらせ文学史 ~文豪たちのコンプレックス~』(ABCアーク)から一部を抜粋して、源氏