# 競争力

アジアで日本より下位は3カ国のみ かつて「4年連続で首位だったのに今は38位」に滑り落ちた国際的指標とは
11時間前

アジアで日本より下位は3カ国のみ かつて「4年連続で首位だったのに今は38位」に滑り落ちた国際的指標とは

IMDの世界ランキングで、日本の凋落が著しい。問題の根源は、上級管理者の国際経験が乏しく、世界経済の変化に機敏に対応できないことだ。このため、日本は、IT革命などの大きな変化に取り残された。いまの日本の凋落ぶりを、無視したり軽視したりしてはならない。昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、

サムスン電子がHBMの好況に備えられない理由
14時間前

サムスン電子がHBMの好況に備えられない理由

 1993年6月7日、サムスングループのイ・ゴンヒ会長は、中心的な役員200人あまりをドイツのフランクフルトに集めた。フランクフルトのケンピンスキー・ホテルに役員陣を集めたイ・ゴンヒ会長は、「妻と子ども以外はすべて変えろ」と言い、「新経営」を宣言した。イ・ゴンヒ会長はそれから68日間、200人

今年、日本は「一人当たりGDP」で韓国と台湾に抜かれてしまう~超円安ではない!その背後にある根本的な「原因と欠陥」
16時間前

今年、日本は「一人当たりGDP」で韓国と台湾に抜かれてしまう~超円安ではない!その背後にある根本的な「原因と欠陥」

韓国と台湾の一人当たりGDPが、2024年中に日本を抜く。日本は、もはやアジアの代表国とは言えない。この状態を直視し、生産性の向上に取り組む必要がある。韓国と台湾の一人当たりGDPが今年中に日本を抜き、日本より豊かになる。今年の4月に公表されたIMFの世界経済見通し

シェア半減の苦境 フォルクスワーゲンの挽回策は?【WBS】
2024.07.05

シェア半減の苦境 フォルクスワーゲンの挽回策は?【WBS】

「フォルクスワーゲン」の日本国内での販売台数は、2013年度には輸入車販売の4台に1台という高いシェアを誇っていましたが、その後は減少を続け、およそ10年で販売台数は半分以下となりシェアも大きく落としています。この状況を打開するために、フォルクスワーゲンは3日、日本市場に投入する4車種を一気に

今度こそ本当の夜明け。メルセデスF1、“ぬか喜び”の呪縛から解放へ……前戦で棚ぼた優勝もこれまでとは違う?
2024.07.05

今度こそ本当の夜明け。メルセデスF1、“ぬか喜び”の呪縛から解放へ……前戦で棚ぼた優勝もこれまでとは違う?

 かつてはF1コンストラクターズタイトル8連覇とF1をほしいままにしていたメルセデスだが、現行グラウンドエフェクト時代では何度も大きな進歩を遂げながら、挫折を繰り返してきた。しかし、今回は違うとチームは言う。 メルセデスはこのグラウンドエフェクト時代に、何度も”偽りの夜明け”を迎

日産は一部工場閉鎖・ホンダは人員削減計画、日系自動車メーカーに迫られる中国戦略練り直し
2024.07.05

日産は一部工場閉鎖・ホンダは人員削減計画、日系自動車メーカーに迫られる中国戦略練り直し

日本の自動車メーカー各社が中国戦略の練り直しを迫られている。日産自動車は一部工場を閉鎖し、ホンダは人員削減を計画する。三菱自動車はすでに市場から撤退した。現地の自動車メーカーが新エネルギー車(NEV)で台頭する中、日系メーカーは販売が苦戦している。競争力を磨き、どう難局を乗り越えるか。(編集委

勢いづく出社回帰 テレワークは消えゆく運命なのか?
2024.07.05

勢いづく出社回帰 テレワークは消えゆく運命なのか?

 コロナ禍を機に、テレワークは身近な働き方となりました。その一方で、職場が出社回帰の方針を出す動きも目にするようになりました。週3日は出社などハイブリッドにしているケースもあるものの、コロナ禍で緊急事態宣言が発出されていたころとはガラリと変わり、通勤ラッシュ時の公共交通機関はコロナ前と同じよう

世界から取り残された日本企業、一体どう変わればいいのか
2024.07.05

世界から取り残された日本企業、一体どう変わればいいのか

国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、大きな話題になった。50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。ただ、多くの人が「人口減少日本で何が起こるのか」を本当の意味では理解していない。そして、どう変わればい

中国自動車メーカー、2030年までに世界市場シェア33パーセントに
2024.07.04

中国自動車メーカー、2030年までに世界市場シェア33パーセントに

【東方新報】中国の証券・金融ニュース「財連社(Cailian Press)」が6月28日、グローバルコンサルティング会社アリックスパートナーズ(AlixPartners)がその報告書で、中国ブランドの自動車メーカーが2030年までに世界市場全体の33パーセントのシェアを占めると予想していると報

【このままでは太陽光パネルの二の舞に】EV覇権を狙う中国の大戦略、もう「安かろう悪かろう」ではないその実態とは?
2024.07.02

【このままでは太陽光パネルの二の舞に】EV覇権を狙う中国の大戦略、もう「安かろう悪かろう」ではないその実態とは?

 米国バイデン政権は、年内に中国製電気自動車(EV)に対する関税を100%にする方針だが、欧州連合(EU)の執行機関欧州委員会も中国製EVに対する関税を暫定的なレベルだが最大38.1%に設定する方針を発表した。 カナダ政府も同様の関税を検討中と報じられている。各国が中国製EVを市

H3ロケット成功で高市宇宙担当相が談話 「国際競争力に重要、関係者の尽力に敬意」
2024.07.01

H3ロケット成功で高市宇宙担当相が談話 「国際競争力に重要、関係者の尽力に敬意」

次世代主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ成功を受け、高市早苗宇宙政策担当相は1日、「H3ロケットは、我が国の宇宙活動の自立性確保と国際競争力強化のために極めて重要。御関係の皆様のご尽力に敬意を表し、感謝申し上げます。(宇宙政策担当相として)今後とも、我が国の宇宙開発利用を精力的に進めてまいり

ハンガリーがEU議長国就任、トランプ氏に共鳴も影響力限定か
2024.07.01

ハンガリーがEU議長国就任、トランプ氏に共鳴も影響力限定か

Boldizsar Gyori Philip Blenkinsop[ブダペスト/ブリュッセル 1日 ロイター] - ハンガリーが7月から欧州連合(EU)議長国を務める。トランプ前米大統領を模した「欧州を再び偉大に(MEGA)」とのスローガンを掲げるが、EUは6月の欧州議

電気自動車「割引戦争」で押されたテスラ、米シェア50%割り込むか
2024.07.01

電気自動車「割引戦争」で押されたテスラ、米シェア50%割り込むか

米国の電気自動車市場でテスラのシェアが下落傾向だ。「電気自動車=テスラ」の公式を作ったテスラのシェアが今年累積基準50%以下に下がるという見通しが出ている。競合メーカーが販売奨励金などで実質的に価格を引き下げているのにともなう影響だ。自動車産業データ機関S&Pグローバルモビリティ

なぜ今? 12気筒を継続し独自の路線を歩むフェラーリが新工場「e-ビルディング」に込めた矜持とは?
2024.06.28

なぜ今? 12気筒を継続し独自の路線を歩むフェラーリが新工場「e-ビルディング」に込めた矜持とは?

 大谷 達也:自動車ライター■ e=EVとおもったら早計 自然吸気V12エンジンを積んだ最新モデル“12 Cilindri”を1ヵ月半ほど前にワールドプレミアしたばかりのフェラーリが、今度は初の電気自動車(EV)を生産する新工場をオープンさせたのだから、その変わり身

【ニュース分析】韓国政府が誇る「世界20位の国家競争力」の真実
2024.06.28

【ニュース分析】韓国政府が誇る「世界20位の国家競争力」の真実

 「企業実績が好調で法人税を多く払えば、国家競争力が低下する」 一見すると受け入れがたい表現だが、スイスの国際経営開発大学院(IMD)が毎年実施する国家競争力評価では「正しい」文章だ。IMDが最近発表した「2024年国家競争力評価」で韓国が全67カ国中20位の過去最高の順位を記録

やや失速気味のフェラーリ、サインツJr.はオーストリアでの復活に期待「スペインは僕たちの苦手とするサーキット」
2024.06.27

やや失速気味のフェラーリ、サインツJr.はオーストリアでの復活に期待「スペインは僕たちの苦手とするサーキット」

 フェラーリは先日行なわれたF1スペインGPでやや苦戦し、マシンの弱点が露呈したと指摘された。ただ彼らは次戦オーストリアGPでは競争力が向上すると期待している。 開幕から王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を脅かす存在として結果を残してきたフェラーリ勢だったが、スペインG

大学の「学費値上げ論争」が空転する日本の大問題 これからの日本の国立大学が果たすべき役割は?
2024.06.27

大学の「学費値上げ論争」が空転する日本の大問題 これからの日本の国立大学が果たすべき役割は?

国公立大学の学費値上げが問題になっています。筆者が先日の記事(安すぎる大学の学費により日本社会が失ったもの)で「国公立大学の学費を300万円に値上げするべき」と書いたところ、多くのメディアから取材や番組出演の依頼を受けました。 中でも興味深かったのが、東京大学の現役学生で値上げ反

クルマとバイクではちょっと異なる、“モデルチェンジ”の周期とかその意味合いとか
2024.06.27

クルマとバイクではちょっと異なる、“モデルチェンジ”の周期とかその意味合いとか

バイクやクルマの外観/機能が切り替わる“モデルチェンジ”。基本コンセプトはそのままに全体が一新されることを“フルモデルチェンジ”、外観や機能が部分的に変更されることを“マイナーチェンジ”と呼ばれています。その頻度や内容については、バイクとクルマとでは大きく異なります。バイクやクル

独ボッシュ、米家電ワールプール買収を検討=関係筋
2024.06.27

独ボッシュ、米家電ワールプール買収を検討=関係筋

Anirban Sen Emma-Victoria Farr[26日 ロイター] - ドイツのエンジニアリング大手ボッシュが、米家電大手ワールプールの買収を検討している。関係者3人が匿名を条件に語った。家電市場におけるボッシュの地位強化につながる動きとみられる。<

【ドイツ】素材コベストロ、経費削減 年4億ユーロ=AI活用で効率化
2024.06.26

【ドイツ】素材コベストロ、経費削減 年4億ユーロ=AI活用で効率化

 新素材開発を手がけるドイツのコベストロは25日、経費削減計画を明らかにした。人件費や材料費を見直し、2028年末までに世界で年間4億ユーロ、うちドイツで1億9,000万ユーロを削減する。市場が急速に変化する中で「グローバル競争力の維持と拡大を図る」と説明している。 人員整理を実