# 福島第1原発

島サミット首脳宣言の原案が判明 中国念頭、一方的な現状変更反対
2024.07.13

島サミット首脳宣言の原案が判明 中国念頭、一方的な現状変更反対

 日本と太平洋の島しょ国・地域が16~18日に東京で開く「第10回太平洋・島サミット」の首脳宣言の原案が判明した。中国の覇権主義的行動を念頭に「世界のいかなる場所であれ、力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する」と明記した。岸田文雄首相は開発協力のため、今後3年間で600億円以上の支

韓国国会議長 日本・社民党首らと面会=汚染水海洋放出巡り「阻止に努力」
2024.07.12

韓国国会議長 日本・社民党首らと面会=汚染水海洋放出巡り「阻止に努力」

【ソウル聯合ニュース】韓国の禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は12日、国会で日本の社民党の福島瑞穂党首らと面会し、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出について、「韓日の政治家や市民は汚染水の放出中止問題を決して諦めていない」として、「国会レベルで放出の阻止に向け努力していく」と述べた

【速報】トクリュウのリーダー逮捕 相馬署、被災地で詐欺繰り返した疑い
2024.07.11

【速報】トクリュウのリーダー逮捕 相馬署、被災地で詐欺繰り返した疑い

 屋根の修理代金名目で現金をだまし取ろうとしたとして、相馬署は11日午前9時半、詐欺未遂の疑いで埼玉県新座市、会社役員男(23)を逮捕した。同署は男が交流サイト(SNS)などでつながり、離合集散を繰り返す集団「匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)」のリーダーで、このトクリュウは福島第1原

韓国海洋水産相 汚染水海洋放出巡り「水産物の安全管理に徹底」
2024.07.10

韓国海洋水産相 汚染水海洋放出巡り「水産物の安全管理に徹底」

【ソウル聯合ニュース】韓国海洋水産部の康徒衡(カン・ドヒョン)長官は10日、国会農林畜産海洋水産委員会への業務報告で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出について、「これまで水産物や海域検査で問題がなかった」として、水産物の安全管理を徹底していると強調した。 海洋放出後

「まさか」への備え(7月9日)
2024.07.09

「まさか」への備え(7月9日)

 免震重要棟と呼ばれる建物内はまだ、どこかに「戦場」の雰囲気を漂わせていた。東京電力は福島第1原発事故発生から8カ月後、構内を報道陣に初めて公開した▼大柄な男性が出迎えた。所長だった吉田昌郎さん。憑[つ]きものが落ちたような表情で、淡々と切り出した。「県民にご迷惑、ご不便をおかけし心よりおわび

研究炉、運転再開へ 原子力機構 デブリ処理支援 茨城・東海
2024.07.08

研究炉、運転再開へ 原子力機構 デブリ処理支援 茨城・東海

日本原子力研究開発機構(原子力機構)原子力科学研究所(茨城県東海村白方)は8日、定常臨界実験装置「STACY」が8月、約13年8カ月ぶりに運転を再開すると発表した。全面的に改造し、東京電力福島第1原発で発生した溶融核燃料(デブリ)を安全に取り出すための研究や技術開発のデータを収集。国や東電が進

自民・小泉進次郎氏、中国による水産物禁輸措置を批判 「5倍濃度の処理水を流している」
2024.07.06

自民・小泉進次郎氏、中国による水産物禁輸措置を批判 「5倍濃度の処理水を流している」

自民党の小泉進次郎元環境相は6日、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を受け、日本の水産物輸入を全面的に停止している中国について、「日本の海産物は食べないと言いながら、日本の海に来て、中国の漁師たちに漁業をやらせている。偽善であり欺瞞(ぎまん)だ」と批判した。「自国の原発から、(日本と比べて

米大使「安全性の風評根拠なし」 福島・南相馬のサーフィン視察
2024.07.06

米大使「安全性の風評根拠なし」 福島・南相馬のサーフィン視察

 エマニュエル駐日米大使は6日、福島県南相馬市で開かれたサーフィン大会を視察した。報道陣の取材に「福島の魚や水への安全性に関する風評には根拠がない」と述べ、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に対する支持を表明した。 大使は「中国が日本近海で漁をしているにもかかわらず、日本の水産

被ばく時の受け入れ円滑に 福島医大と東京電力が協定締結
2024.07.04

被ばく時の受け入れ円滑に 福島医大と東京電力が協定締結

 東京電力福島第1原発で廃炉作業員が想定外の被ばくをしたり、放射性物質で身体が汚染されたりした際、入院などを円滑に進められるよう、福島県立医大と東電は4日、福島市の県立医大で協定を結んだ。 締結式で東電の小早川智明社長は「第1原発の緊急医療室と県立医大の医師同士で被ばく医療に関す

木戸川でアユ釣り解禁 早朝から釣り人集う 福島県楢葉町
2024.06.30

木戸川でアユ釣り解禁 早朝から釣り人集う 福島県楢葉町

 福島県楢葉町の木戸川で29日、アユ釣りが解禁された。早朝から多くの釣り人が集まり、川面に釣り糸を垂らした。 町内でのアユ釣りは東京電力福島第1原発事故による休止を経て、2021(令和3)年に復活した。国道6号付近では、町内外から訪れた人たちがアユを釣り上げていた。

汚染水処理装置の運転再開 設備改造し漏えい対策、福島第1
2024.06.29

汚染水処理装置の運転再開 設備改造し漏えい対策、福島第1

 東京電力は福島第1原発で、汚染水が漏れて停止していた第2セシウム吸着装置(サリー)の運転を20日に再開した。建屋外に水が漏れないよう設備を改造。放射性物質を含む水を扱う設備の設計や保全を一元管理する部署を設置し、組織面でも対応を強化する。 東電は、配管のつなぎ方を変更し、装置か

東電、処理水タンクの解体着手へ
2024.06.28

東電、処理水タンクの解体着手へ

 東京電力は27日、福島第1原発で処理水を海洋放出したタンクについて、来年1月にも解体に着手する方針を示した。2025年度末までに21基を解体する。 

処理水タンク、解体着手へ 21基、25年1月にも 東電
2024.06.27

処理水タンク、解体着手へ 21基、25年1月にも 東電

 東京電力は27日、福島第1原発で処理水を海洋放出したタンクについて、来年1月にも解体に着手する方針を示した。 2025年度末までに21基を解体する。 タンクは溶接型で、敷地内に約1000基ある。東電は廃炉作業を進める用地を確保するため、昨年8月から処理水放出を開始

東電、処理水タンクの解体準備へ 海洋放出後初めて、7月に開始
2024.06.27

東電、処理水タンクの解体準備へ 海洋放出後初めて、7月に開始

 東京電力は27日、福島第1原発の処理水海洋放出で空になった保管タンクの解体に向けた準備作業を、7月に始めると発表した。原子力規制委員会の認可を受け、来年1月にも12基の解体を始める。昨年8月の処理水の放出開始後、約千基ある保管タンクの解体は初めて。 タンクを解体した場所は、3号

処理水タンクの解体準備を7月開始
2024.06.27

処理水タンクの解体準備を7月開始

 東京電力は27日、福島第1原発の処理水海洋放出で空になった保管タンクの解体に向けた準備作業を7月に始めると発表した。来年1月にも12基の解体を始める。処理水の放出開始後、保管タンクの解体は初めて。

処理水放出、28日から 今年度3回目 東電福島第1原発
2024.06.26

処理水放出、28日から 今年度3回目 東電福島第1原発

 東京電力は26日、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水の放出を28日から実施すると発表した。 今年度3回目で、来月16日までに計約7800トンを海水で薄め、海底トンネルを通じて沖合約1キロから流す。 

全漁連会長「国にもっとしっかりやってもらいたい」中国の禁輸措置撤廃にむけた対応を改めて日本政府に要請
2024.06.20

全漁連会長「国にもっとしっかりやってもらいたい」中国の禁輸措置撤廃にむけた対応を改めて日本政府に要請

全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本会長は20日の記者会見で、福島第1原発のアルプス処理水の海洋放出について「現在も容認していない」と改めて強調し、中国による日本産水産物の禁輸措置撤廃にむけた対応を改めて日本政府に求めた。特に、ホタテやナマコなどの漁業者から懸念の声が寄せられて

福島・浪江町の特定帰還居住区域で除染始まる 大熊、双葉に続き
2024.06.20

福島・浪江町の特定帰還居住区域で除染始まる 大熊、双葉に続き

 環境省は20日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域の避難指示を解除する新制度「特定帰還居住区域」のうち、福島県浪江町内での除染作業を始めた。特定帰還居住区域の除染着手は大熊、双葉両町に続く3番目で、今夏までに富岡町でも除染が始まる。 特定帰還居住区域は、除染やインフラ復

「福島の魚食べたくない」 新潟・十日町市議が発言
2024.06.20

「福島の魚食べたくない」 新潟・十日町市議が発言

 新潟県十日町市の滝沢繁市議(69)=共産党=が19日の市議会で、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り「そこで取れた魚は食べたくない」と発言していたことが20日、議会事務局や本人への取材で分かった。滝沢氏は取材に「処理水放出が良くないということを言いたかった。言ってはいけない発言で反省し

送電板焼損で停電か 福島第1原発・冷却一時停止、火災と判断
2024.06.20

送電板焼損で停電か 福島第1原発・冷却一時停止、火災と判断

 東京電力福島第1原発6号機の高圧電源盤で停電が発生し、使用済み核燃料プールの冷却が一時停止したことを巡り、東電は19日、高圧電源盤同士をつないで電気を送る金属の板が焼損していたと発表した。東電は板の焼損で送電ができなくなったことが停電につながったと推測しており、詳しい原因を調べている。