# 真言密教

空海ゆかりの神護寺の国宝が東京に、本尊《薬師如来立像》は寺外初公開、真言密教の宇宙世界を表した《両界曼荼羅》
2024.07.31

空海ゆかりの神護寺の国宝が東京に、本尊《薬師如来立像》は寺外初公開、真言密教の宇宙世界を表した《両界曼荼羅》

 中国・唐から帰国した空海が活動の拠点とした京都・神護寺。空海ゆかりの寺宝をはじめ、文化財の数々を紹介する特別展「神護寺ー空海と真言密教のはじまり」が東京国立博物館にて開幕した。 文=川岸 徹 ■ 超人と語られる伝説の僧侶 真言宗の開祖・空海。その人生

【京都・神護寺創建1200年】空海が真言密教の最初の本拠地に選んだ理由とは
2024.07.25

【京都・神護寺創建1200年】空海が真言密教の最初の本拠地に選んだ理由とは

 弘法大師・空海が唐からの帰国後に真言密教の最初の本拠地にした京都・神護寺(じんごじ)。同寺には数々の寺宝があることで知られる。その貴重な文化財を紹介する創建1200年記念特別展「神護寺」が東京国立博物館で開かれている(会期は2024年9月8日まで)。この記事では、神護寺と空海との深い関わりに

世界遺産登録20周年「高野山」で「宿坊」に泊まってみた! 意外すぎる「精進料理」&聖地の修行体験レポ
2024.07.07

世界遺産登録20周年「高野山」で「宿坊」に泊まってみた! 意外すぎる「精進料理」&聖地の修行体験レポ

 平安時代初期に弘法大師空海が開創した「高野山」は、和歌山県の標高約1,000m級の山々に囲まれた、真言密教の聖地である。 その高野山を擁する「紀伊山地の霊場と参詣道」が2024年7月7日、世界遺産登録20周年を迎える。今回は人々を魅了して止まない、高野山のおすすめのスポットや宿

素足で炭火の上歩き無病息災願う 富山県射水市・金胎寺で火渡り大祭
2024.06.03

素足で炭火の上歩き無病息災願う 富山県射水市・金胎寺で火渡り大祭

 射水市戸破(小杉)の真言宗金胎寺(こんたいじ)で2日、火渡り大祭「柴燈大護摩(さいとうおおごま)祈願法要」が営まれた。行者や参拝者らが素足で炭火の上を歩いて汚れを払い、無病息災や災害復興を願った。 境内にヒバの木を組み合わせた護摩壇を設置。火を付け、願い事を記した護摩木を投げ込