# 生物学

1軸回転で緩急推進…筑波大が開発した「イカロボット遊泳機構」の機能
8時間前

1軸回転で緩急推進…筑波大が開発した「イカロボット遊泳機構」の機能

筑波大学の佐生礼大学院生と望山洋教授は、イカのように推進するソフトポンプ遊泳機構を開発した。一つの回転軸でイカを模した緩急のある動きが作れる。スクリューのように水草などの浮遊物が巻き付く心配がない。イカの動きを模倣した高度な疑似餌装置や水質浄化ロボットなどに発展させていく。ぼんぼ

ホホジロザメの赤ちゃんにカメラを初めて装着、子ザメはどこへ? 米NY沖に巨大な育成場
10時間前

ホホジロザメの赤ちゃんにカメラを初めて装着、子ザメはどこへ? 米NY沖に巨大な育成場

 米国ニューヨーク州ロングアイランドの砂浜を埋め尽くす海水浴客は、この温暖な海が海水浴に最適な場所だと感じているのは自分たちだけではないと知って、驚くかもしれない。実は、ニューヨーク湾と呼ばれるロングアイランド沖の海域では、何百匹ものホホジロザメの赤ちゃんが餌のとり方、移動の仕方、捕食者を避け

がん細胞は、なぜ「増えつづけ」、なぜ「転移する」のか…ひたすら増殖するという「未分化細胞の宿命」
15時間前

がん細胞は、なぜ「増えつづけ」、なぜ「転移する」のか…ひたすら増殖するという「未分化細胞の宿命」

生きものについて知ることは、自分自身を知ることであり、私たちを取り巻く生きものや環境の成り立ちやかかわりあいを知ることといえます。ところが、世の中では「生物学は面白くない」と思っている人が、意外に多いようです。身近なテーマなのに、難しい専門用語が散りばめられた解説は、生物学という世界を疎遠にし

4000年前に何があったのか…。マンモス絶滅要因に新展開
17時間前

4000年前に何があったのか…。マンモス絶滅要因に新展開

謎解きは続く…。マンモスをめぐっては、いまだに多くの謎が残っています。でも、その絶滅の原因を探れば、急激な気候変動に苦しむ現代にも通ずる、なにか大切なものが得られるとの意見も。このほど科学誌のCellには、シベリアの北方に浮かぶウランゲリ島のマンモスの遺伝子解析結果

何のために自慰をするのか...ここまで分かったマスターベーションの進化と必然
2024.07.05

何のために自慰をするのか...ここまで分かったマスターベーションの進化と必然

spanking the monkey(猿を叩く)やpetting the poodle(プードルを撫でる)、 pulling the python(ニシキヘビを引っ張る)は、マスターベーションを遠回しに表現する際に使われる英語の慣用句だが、私たちが想像する以上に事実に近いものでもある。

福島第一原発周辺の海水と魚のモニタリング結果(7月5日発表)
2024.07.05

福島第一原発周辺の海水と魚のモニタリング結果(7月5日発表)

東京電力による、福島第一原発周辺の海水のモニタリング結果です。4日に原発から3km以内の10地点で採取された海水のトリチウム濃度は、いずれも検出限界値を下回りました。また、水産庁が4日に採取した魚(ヒラメ)の迅速分析の結果も、全て検出限界値未満でした。

青酸カリの数百倍? かみつく猛毒タコ「ヒョウモンダコ」に要注意 海外で死亡例も
2024.07.05

青酸カリの数百倍? かみつく猛毒タコ「ヒョウモンダコ」に要注意 海外で死亡例も

 海水温の上昇によって、生き物の生息域に変化が出てきています。ただ、その中には“危険な生物”もいるので注意が必要です。 その一つが「ヒョウモンダコ」というタコで、猛毒を持っています。 夏休みを前に、警視庁が注意を呼び掛けています。場合によっては、命にかかわる危険な状

「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」白髪は予防できる? 黒髪は復活できる? 40代、50代女性の白髪悩みを解決の鍵、それは「〇〇ケア」!
2024.07.05

「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」白髪は予防できる? 黒髪は復活できる? 40代、50代女性の白髪悩みを解決の鍵、それは「〇〇ケア」!

白髪お悩み歴15年。いまだ白髪対策迷走中のセトッチが、白髪の悩みを解消すべく、白髪研究のプロに教えていただく連載。白髪カバーのアイテムや情報はもちろんうれしいけれど、正直に言えば、私たちの願いはやはり「白髪のない髪に戻ること…」。「それは無理!」を承知で、少しでも私たちの希望の光があれば…と、

幻想的なサンゴの産卵始まる 和歌山県串本町の海
2024.07.05

幻想的なサンゴの産卵始まる 和歌山県串本町の海

 串本海中公園センター(和歌山県串本町有田)近くの海でサンゴの産卵が始まっている。同センター水族館の飼育員が3日夜に確認した。飼育員によると、おそらく今年初の産卵という。 同水族館では毎年6月下旬からサンゴの産卵調査をしている。この日は水深約10メートルの海中で調査したところ、枝

フィンランドとロシア「2つのカレリア」に見る衝撃の事実…いまや免疫学の常識となった「衛生仮説」を証明する「1型糖尿病の罹患率」
2024.07.05

フィンランドとロシア「2つのカレリア」に見る衝撃の事実…いまや免疫学の常識となった「衛生仮説」を証明する「1型糖尿病の罹患率」

「エピデミック」(感染爆発)と、そして、「自己免疫疾患」や「アレルギー」。両者の驚くべき関係を明らかにして話題になっている1冊の本がある。自己免疫疾患の専門医が書いた『遺伝子が語る免疫学夜話』(晶文社)だ。本書の一部を特別公開する。「衛生仮説」とは、「若いころに非衛生的な環境で暮

じつは「臓器の移植」に大問題が隠れている…批判殺到だった「キメラマウス」に共通する「生命原則からの踏み外し」が、意外なほど話題にならない謎
2024.07.05

じつは「臓器の移植」に大問題が隠れている…批判殺到だった「キメラマウス」に共通する「生命原則からの踏み外し」が、意外なほど話題にならない謎

生きものについて知ることは、自分自身を知ることであり、私たちを取り巻く生きものや環境の成り立ちやかかわりあいを知ることといえます。ところが、世の中では「生物学は面白くない」と思っている人が、意外に多いようです。身近なテーマなのに、難しい専門用語が散りばめられた解説は、生物学という世界を疎遠にし

ぜんそくなど免疫疾患に影響、600の遺伝配列を特定 薬開発に期待
2024.07.05

ぜんそくなど免疫疾患に影響、600の遺伝配列を特定 薬開発に期待

 炎症性腸疾患やぜんそく、関節リウマチなど免疫に関わる代表的な15の病気について、発症の原因となりうる遺伝配列600カ所を特定したと、理化学研究所や京都大などのチームが発表した。治療薬の開発につながると期待される。論文が4日付米科学誌サイエンスに掲載される(https://doi.org/10

サンゴゆらゆら、幻想的な夜の海 和歌山・串本で産卵確認
2024.07.04

サンゴゆらゆら、幻想的な夜の海 和歌山・串本で産卵確認

 和歌山県串本町有田の串本海中公園センター前の錆(さび)浦海岸で3日夜、サンゴの産卵が確認された。サンゴの卵が夜の海中を漂い、幻想的な光景を作り出している。同センター研究所の佐久間夢実研究員は「今年初めての産卵ではないか」と話している。 本州最南端に位置する串本町は、暖流の黒潮に

「造礁サンゴ」の新種発見 宮崎大学などが日南・大島周辺海域で
2024.07.04

「造礁サンゴ」の新種発見 宮崎大学などが日南・大島周辺海域で

 宮崎大(宮崎市)などの研究グループは3日、宮崎県日南市の大島周辺海域で、サンゴ礁を形成する能力のある「造礁サンゴ」の新種を発見したと発表した。同県延岡市の島浦島や熊本県天草市牛深の周辺海域でも生息を確認。群体によって赤や緑、茶色など多様な色があることから「ヘンゲカメノコキクメイシ」と命名し、

新種のサンゴ発見、宮崎大など 九州や和歌山、台湾に生息
2024.07.04

新種のサンゴ発見、宮崎大など 九州や和歌山、台湾に生息

 宮崎大や九州大などの研究グループは4日までに、宮崎県日南市の沿岸を中心に、サンゴ礁を形成する「造礁サンゴ」の新種を発見したと発表した。長崎県や熊本県、和歌山県、台湾北部の周辺海域でも生息を確認した。赤や緑、青、茶などさまざまな色があり「ヘンゲカメノコキクメイシ」という和名が付けられた。

魚類の「耳石」化石、千葉で発見 白亜紀前期の地層で大量に
2024.07.04

魚類の「耳石」化石、千葉で発見 白亜紀前期の地層で大量に

 千葉県銚子市にある約1億2千万年前の白亜紀前期の地層から、魚類の「耳石」化石が大量に見つかったと、城西大や千葉県立中央博物館のチームが4日までに古生物学の国際専門誌に発表した。北米や欧州でしか報告例がなかった5グループの魚類が、東アジアにも分布していたことが新たに分かった。 耳

仲間の命を救うため脚切断、オオアリの意外な行動確認 新研究
2024.07.04

仲間の命を救うため脚切断、オオアリの意外な行動確認 新研究

(CNN) 米フロリダ州に生息するオオアリは負傷した巣の仲間の命を救うため、脚を噛(か)みちぎる――。そんな新たな研究結果が明らかになった。切断を受けたアリの約90~95%は生き延び、脚を失っても元気で巣内の仕事を続けるという。研究結果は科学誌カレントバイオロジーに

プランクトンの世界、人気図鑑のポケット判に 59人の専門家が執筆
2024.07.04

プランクトンの世界、人気図鑑のポケット判に 59人の専門家が執筆

 人気シリーズ「小学館の図鑑NEO」のポケット判から、「プランクトン」が出版された。小さな水の生き物たちの世界が、色鮮やかに詰まっている。企画したのは、島根大学の仲村康秀助教(39)=海洋生物学。「プランクトンがいなければ地球は滅亡する」という存在の大きさを感じることができる一冊だ。<

コンブの大量養殖技術実証試験 岩手県で視察・意見交換会 エフレイの委託事業
2024.07.04

コンブの大量養殖技術実証試験 岩手県で視察・意見交換会 エフレイの委託事業

 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)の委託事業としてコンブの大量養殖技術の研究開発を行っている理研食品(本社・宮城県多賀城市)は3日、実証試験をしている岩手県大船渡市で現地視察と意見交換会を開催し、産学官の関係者が情報を共有した。 同社が代表機関を務めるコンソーシアム(

じつは、ここ20年ほどで「海のある天体」は、次々と見つかっている…「地球外生命の発見」が、一気に現実味を増した「衝撃的な発見」
2024.07.04

じつは、ここ20年ほどで「海のある天体」は、次々と見つかっている…「地球外生命の発見」が、一気に現実味を増した「衝撃的な発見」

「地球最初の生命はRNAワールドから生まれた」圧倒的人気を誇るこのシナリオには、困った問題があります。生命が存在しない原始の地球でRNAの材料が正しくつながり「完成品」となる確率は、かぎりなくゼロに近いのです。ならば、生命はなぜできたのでしょうか?この難題を「神の仕