# 物流・運送業

工業地の平均上昇率、福岡県が初のトップ 「TSMC」進出効果も
2024.09.17

工業地の平均上昇率、福岡県が初のトップ 「TSMC」進出効果も

 国土交通省が17日発表した基準地価(7月1日時点)で、福岡県の工業地の平均変動率が前年比プラス11・6%と上昇率が全国で1位になった。記録が残る1976(昭和51)年以降、初のトップに至ったキーワードは「Eコマース(電子商取引)」と「工場進出」だ。 「福岡市に近く、九州道福岡イ

「自動運転トラックがドライバー不足を解消する」ドイツで60%が回答、コンチネンタルが調査
2024.09.17

「自動運転トラックがドライバー不足を解消する」ドイツで60%が回答、コンチネンタルが調査

コンチネンタルは、「モビリティスタディ2024」の調査結果を公表した。今年の調査では、自動運転トラックをテーマに据えている。モビリティスタディ2024は、ドイツ、中国、フランス、日本、アメリカにおいて、コンチネンタルの依頼により市場調査機関infasが実施した。ドイツでは、100

トラックなど3台絡む事故 積み荷のシンナー流出し通行止め 岐阜
2024.09.17

トラックなど3台絡む事故 積み荷のシンナー流出し通行止め 岐阜

17日午前、岐阜県各務原市の県道でトラックなど3台が絡む事故があり、トラックに積まれていたシンナーが道路に流れ出しました。 警察と消防によりますと、午前8時50分ごろ、各務原市鵜沼山崎町の県道で「トラック2台と乗用車が絡む交通事故です」と近くを通り掛かった人から通報がありました。

「テキサス州の油田地帯」に活路を見出す自動運転スタートアップ
2024.09.17

「テキサス州の油田地帯」に活路を見出す自動運転スタートアップ

物流トラック向けの自動運転テクノロジーを開発するシリコンバレー企業、Kodiak Robotics(コディアック・ロボティクス)は、より広範な商業運用に取り組むため、一般道に存在する標識や規制があまり問題にならない無人のオフロードに進出している。同社は、テキサス州の砂鉱山と油田を結ぶ私道での輸

冷凍車大手のトプレックが開発! AT限定普通免許で運転できる「誰でもトラック」いすゞエルフミオに冷凍車仕様が登場!!
2024.09.17

冷凍車大手のトプレックが開発! AT限定普通免許で運転できる「誰でもトラック」いすゞエルフミオに冷凍車仕様が登場!!

 AT限定普通免許で運転できる小型ディーゼルトラックとして注目を集める、いすゞエルフミオ。9月10~13日開催の国際物流総合展2024では、冷凍車大手のトプレックが製作したエルフミオベースの冷凍車の1号車が初公開された。冷凍車最大手メーカーが提案する「誰でも冷凍車」の実力とは? 

三井化学、ロボット製造で狙う「素材屋超え」 新興企業と世界に挑戦へ 月刊Biz・スイッチ
2024.09.16

三井化学、ロボット製造で狙う「素材屋超え」 新興企業と世界に挑戦へ 月刊Biz・スイッチ

素材大手の三井化学が物流倉庫向け搬送ロボットで世界に挑戦しようとしている。スタートアップ(新興企業)のラピュタロボティクス(東京都江東区)と二人三脚で進める「自在型自動倉庫ラピュタASRS」の事業で、国内に続き米国展開に乗り出す構えだ。ラピュタASRSは小型搬送ロボットが、樹脂構

空車トラック低減へ、ボルボ、AIトラッキング企業に出資
2024.09.16

空車トラック低減へ、ボルボ、AIトラッキング企業に出資

ボルボグループは、傘下のボルボグループ・ベンチャーキャピタルが、米国に拠点を置くAI主導型トラッキング企業aifleetに出資した、と発表した。aifleetは独自のAI技術を活用し、トラックの利用効率とドライバーの満足度を向上させることを目指している。ボルボグルー

清水港の青果輸出伸びず 中部横断道開通3年、「実証実験」特需にブレーキ 卸売業者、年度内に追加策
2024.09.16

清水港の青果輸出伸びず 中部横断道開通3年、「実証実験」特需にブレーキ 卸売業者、年度内に追加策

 2021年8月の中部横断自動車道(甲府―清水間)の全線開通で期待された清水港からの青果物の海外輸出拡大が思うように進んでいない。開通直後は行政による「実証実験」が相次ぎ、ブドウなどの輸出量は増えたが、昨年以降は急ブレーキがかかっている。 名古屋税関の統計によると、中部横断道が開

「2024年問題」規制強化にもかかわらず、物流業界の「運べなくなる」危機感がガタ落ちしている理由
2024.09.16

「2024年問題」規制強化にもかかわらず、物流業界の「運べなくなる」危機感がガタ落ちしている理由

 働き方改革関連法が2024年4月1日に施行され、トラックドライバーへの時間外労働規制が始まった。 しかし、法改正による影響が大きいにもかかわらず、実際の変化は少ない。 筆者(梶浦悠、経営コンサルタント)は、年間約100社の荷主企業と面談を行っているが、法改正が適用

自動配送ロボットで宅急便を配送する実証実験。京セラが石狩市で実施
2024.09.15

自動配送ロボットで宅急便を配送する実証実験。京セラが石狩市で実施

2024年9月11日、京セラコミュニケーションシステムは北海道石狩市で自動配送ロボットを使用した宅配便サービスの実証実験を開始。宅配便ロッカーを搭載して、ヤマト運輸の宅急便で配送される荷物をユーザー宅近くに輸送するサービスを同年10月下旬まで行うとしている。輸送力不足が叫ばれる物

米輸送はトラックで代替 JR貨物検査不正 約1割の車両運行できず
2024.09.14

米輸送はトラックで代替 JR貨物検査不正 約1割の車両運行できず

 JR貨物による車両組み立ての検査不正問題は、出来秋を迎えた米の輸送にも影響を及ぼしている。産地は鉄道からトラックなどへの輸送切り替えを急ぐが、競争が激しく、必要な台数を確保できないケースも出ている。一方、北海道が主産地のジャガイモ、タマネギは、輸送停滞の影響は限定的とみられる。

データ改ざんで大注目! そもそも「JR貨物」とは、どんな仕事をしている会社なのか? 意外と知らない謎に迫る
2024.09.14

データ改ざんで大注目! そもそも「JR貨物」とは、どんな仕事をしている会社なのか? 意外と知らない謎に迫る

 日本貨物鉄道(JR貨物)が重大な不正行為の発覚により、未曾有(みぞう)の危機に直面している。2024年9月、同社の車両整備で、車輪と車軸の取り付け作業に関するデータが改ざんされていたことが明らかになった。 この問題を重く見たJR貨物は、9月11日に安全性の確認のため、全国のすべ

【JR貨物の検査データ改ざん】収穫がピークを迎えた農作物 トラック輸送に切り替える対応も 宅配便や引っ越しなどにも影響続く
2024.09.13

【JR貨物の検査データ改ざん】収穫がピークを迎えた農作物 トラック輸送に切り替える対応も 宅配便や引っ越しなどにも影響続く

 JR貨物が車両の検査データを改ざんしていた問題。物流の完全復旧には長期化が見込まれていて私たちの暮らしにも影響が及んでいます。せわしく動くハーベスター。北海道内では、農作物の収穫がピークを迎えています。 タマネギを生産する杉田重則さん(

スーパー「原信」「フレッセイ」運営のアクシアル(新潟県長岡市)10月に本社移転
2024.09.13

スーパー「原信」「フレッセイ」運営のアクシアル(新潟県長岡市)10月に本社移転

 スーパー「原信」「フレッセイ」などを運営するアクシアルリテイリング(新潟県長岡市)は9月10日、10月に本社を移転すると発表した。事業拡大に伴い、長岡市中之島に新築した3階建てビルに移る。現在の本社に比べて広さは約3倍に拡大する。商品開発に使うキッチン設備を拡充するほか、コミュニケーションス

JR貨物の不正「極めて遺憾」 物流への影響最小限に 斉藤国交相
2024.09.13

JR貨物の不正「極めて遺憾」 物流への影響最小限に 斉藤国交相

 斉藤鉄夫国土交通相は13日の閣議後記者会見で、JR貨物のデータ改ざん問題について「鉄道輸送の安全確保の仕組みを根底から覆す行為で、極めて遺憾だ」と述べた。 物流への影響を最小限に抑えるため、物流事業者に連携して代替輸送手段の確保に取り組むよう求めたことも明らかにした。<

ブリヂストン、エンライトン採用トラック用タイヤやリトレッドタイヤを「国際物流総合展2024」に展示
2024.09.13

ブリヂストン、エンライトン採用トラック用タイヤやリトレッドタイヤを「国際物流総合展2024」に展示

■ エンライトン採用タイヤなどを展示したブリヂストン ブリヂストンは、東京ビックサイト(東京都江東区有明)で9月10日~13日に開催されている「国際物流総合展2024」に生産財ソリューション事業とソフトロボティクス事業の2つのブースを出展。本記事では生産財ソリューション事業の展示

都市物流の脱炭素が本格化? MANが12トンの「中型」バッテリーEVトラック「eTGL」発売へ!
2024.09.13

都市物流の脱炭素が本格化? MANが12トンの「中型」バッテリーEVトラック「eTGL」発売へ!

 ドイツの商用車メーカー、MANトラック&バスは世界最大級の商用車ショー・IAA2024で新型BEVトラック「eTGL」を世界初公開する。車両総重量(GVW)12トンの車両で、日本でいう「中型トラック」(GVW11トン)とほぼ同じクラスだ。 MANは大型BEVトラックの「eTGX

JR貨物 運行再開も新たに67両で不正判明
2024.09.13

JR貨物 運行再開も新たに67両で不正判明

データ改ざんなどの不正を行っていた問題で、JR貨物は11日、一時的にすべての貨物列車の運行を取りやめましたが、12日に再開しました。 ただ、現在も大幅な遅れと一部に運休が生じているということです。 一方、点検を進めた結果、新たに67両で不正が見つかりました。

ヤマト運輸、四国・中国地方から首都圏宛ての「お届け日数」「指定時間帯」を変更。「翌々日午前中から」→「翌日14時以降から」
2024.09.13

ヤマト運輸、四国・中国地方から首都圏宛ての「お届け日数」「指定時間帯」を変更。「翌々日午前中から」→「翌日14時以降から」

ヤマト運輸は10月1日から、一部区間において宅急便などの配達日数と指定時間帯を変更する。変更対象となるのは、岡山県、鳥取県、島根県、広島県、香川県、徳島県、高知県、愛媛県から、東京都(伊豆諸島・小笠原諸島除く)、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県に送る荷物。

JR貨物列車の一部運転再開も、ヤマト運輸、佐川急便で荷物の配送に一部地域で配送遅延発生
2024.09.13

JR貨物列車の一部運転再開も、ヤマト運輸、佐川急便で荷物の配送に一部地域で配送遅延発生

日本貨物鉄道(JR貨物)による不正行為で車両点検のため運休となっていた貨物列車が運転を再開したものの9月12日現在、ヤマト運輸や佐川急便では依然、一部エリアで宅配便の配達に遅れが生じている。■ ヤマト運輸荷物の配送に1日以上の遅れが生じる見込みがある対象エリアは次の