# 海岸・海洋

干潟の中心で愛を跳ねる!? 宇土市の有明海でムツゴロウ繁殖期 
2024.05.22

干潟の中心で愛を跳ねる!? 宇土市の有明海でムツゴロウ繁殖期 

 有明海でムツゴロウが繁殖期を迎えている。宇土市住吉町の住吉漁港近くの干潟では19日、雄が雌に向けて飛び跳ねる求愛行動を盛んに繰り返していた。 大きいもので体長20センチほどになるハゼ科の魚。国内では有明海・八代海のみ生息する固有種で、環境省レッドリストでは、近い将来、野生での絶

山陰の昨夏の大雨、平年より4度高い日本海の水温が原因か…台風から流れ込んだ空気に大量の水蒸気
2024.05.22

山陰の昨夏の大雨、平年より4度高い日本海の水温が原因か…台風から流れ込んだ空気に大量の水蒸気

 昨年8月に鳥取市に大雨特別警報が出た台風7号による大雨について、日本海の海面水温が平年より高かったため、総雨量が多くなった可能性を示す分析成果を、気象庁気象研究所のチームがまとめた。山陰地方では今夏も台風接近に伴う大雨が懸念されるといい、チームは22日、オンライン開催される日本気象学会で発表

(福島第一原発)「(処理水の放出で)日本の水産業は崩壊寸前」は誤り 中国語圏で拡散した動画に多数の誤り【ファクトチェック】
2024.05.22

(福島第一原発)「(処理水の放出で)日本の水産業は崩壊寸前」は誤り 中国語圏で拡散した動画に多数の誤り【ファクトチェック】

福島第一原発からの処理水の海洋放出をめぐり、「日本の水産業は崩壊寸前」などと指摘する動画が中国語圏を中心に拡散しましたが、内容に多数の誤りがあります。日本の水揚げ量は長期的に減少傾向にありますが、処理水の放出や動画が指摘する中国の輸入停止措置が理由ではありません。2023年8月に

だから中国は尖閣諸島に手を出せない…海上保安庁が「領海警備」「海難救助」以外にやっている知られざる仕事
2024.05.22

だから中国は尖閣諸島に手を出せない…海上保安庁が「領海警備」「海難救助」以外にやっている知られざる仕事

日本の領海警備や海難救助は海上保安庁が担っている。『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』(ワニブックス)を書いた元海上保安庁長官の奥島高弘さんは「それ以外に、中国の海洋進出が進んだことで増えた仕事もある」という。どんな取り組みを行っているのか。ライターの梶原麻衣子さんが聞いた――。(前編/全

尖閣周辺に中国船2隻 152日連続航行
2024.05.22

尖閣周辺に中国船2隻 152日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では21日、中国海警局の艦船2隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは152日連続。 2隻は「海警1301」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警

温室ガスの排出は「海洋環境汚染」 国際裁判所が初の勧告的意見
2024.05.22

温室ガスの排出は「海洋環境汚染」 国際裁判所が初の勧告的意見

 国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)は21日、大気中への人為的な温室効果ガスの排出は「海洋環境汚染」にあたるとの勧告的意見を出した。気候変動の影響や、二酸化炭素(CO2)を吸収して引き起こされる海洋酸性化から海を守るため、日本を含む国連海洋法条約の締約国には「必要なあらゆる措置を講じる義務

海の気候変動影響、対処を 国際海洋法裁、条約締約国に義務
2024.05.21

海の気候変動影響、対処を 国際海洋法裁、条約締約国に義務

 【ワシントン共同】国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)は21日、「海の憲法」とも呼ばれる国連海洋法条約で定める「海洋汚染」には温室効果ガスの排出が含まれるとの勧告的意見を出した。日本を含む168の締約国とEUは排出削減のほか、海水温の上昇や海面上昇、海の酸性化など「海の気候変動影響」に対処

高砂の海岸で成人女性の変死体発見 上半身は裸、長ズボン着用 目立った外傷なし
2024.05.21

高砂の海岸で成人女性の変死体発見 上半身は裸、長ズボン着用 目立った外傷なし

 21日午後1時半ごろ、兵庫県高砂市高砂町南材木町の海岸で、付近の会社に勤める男性から「石の上に人が倒れているように見える」と通報があった。 県警高砂署の調べによると、岸壁の消波ブロックの上に成人女性とみられる遺体があり、うつぶせの状態だった。上半身は裸で、グレーの長ズボンを着用

国際裁判所が気候変動で初の勧告的意見
2024.05.21

国際裁判所が気候変動で初の勧告的意見

 【ワシントン共同】国際海洋法裁判所は21日、気候変動に関して国際裁判所としては初となる勧告的意見を出した。水没の危機にある南太平洋のツバルなど、小島しょ国の組織が意見を求めていた。

「終末の氷河」の下に押し寄せる海水、海面上昇を悪化させる可能性 新研究
2024.05.21

「終末の氷河」の下に押し寄せる海水、海面上昇を悪化させる可能性 新研究

(CNN) 南極西部のスウェイツ氷河では、氷河の下に数キロにわたって海水が押し寄せ、これまで考えられていたよりも融解しやすくなっていることが分かった。宇宙からのレーダーデータを使ってこの氷河をX線撮影した新しい研究によって明らかになった。米国科学アカデミー紀要に20日に発表された

73年ぶり国産新造捕鯨船「関鯨丸」初出漁
2024.05.21

73年ぶり国産新造捕鯨船「関鯨丸」初出漁

山口県下関市で建造された新しい捕鯨母船「関鯨丸」が初めての操業に向けて母港の下関を出港しました。下関市の造船所で建造された捕鯨母船、「関鯨丸」の初めての出漁を祝って、岸壁では式典がありました。近くの保育園の園児から乗組員に手紙が贈られました。園児から乗

新たな捕鯨母船「関鯨丸」、出漁式 下関
2024.05.21

新たな捕鯨母船「関鯨丸」、出漁式 下関

【AFP=時事】山口県下関市の港で21日、新たな捕鯨母船「関鯨丸(Kangei Maru)」の初出漁を祝う式典が行われた。 式典には、母船を中心とした船団で捕鯨を行っている捕鯨会社、共同船舶(Kyodo Senpaku)の所英樹(Hideki Tokoro)社長や下関市長の前田晋

捕鯨の新母船「関鯨丸」が初めての漁へ母港の下関港を出港…25日に東北・北海道沖で操業
2024.05.21

捕鯨の新母船「関鯨丸」が初めての漁へ母港の下関港を出港…25日に東北・北海道沖で操業

 世界で唯一、母船式捕鯨を行っている捕鯨会社「共同船舶」(東京)の新母船「関鯨丸」が21日、初めての漁に向けて母港の下関港(山口県下関市)を出港した。23日に東京港に入った後、25日に東北・北海道沖での操業に向かう。 関鯨丸は9299トン、全長113メートル、幅21メートル。航続

73年ぶりの国産捕鯨船「関鯨丸」初出漁 東北沖や北海道沖へ 山口・下関市
2024.05.21

73年ぶりの国産捕鯨船「関鯨丸」初出漁 東北沖や北海道沖へ 山口・下関市

国産の捕鯨母船として73年ぶりに作られた「関鯨丸」が21日、初めての漁に出ました。山口県下関市では、午前9時半から関鯨丸の初出漁式が開かれ関係者約100人が参加しました。全長112.6メートル、総トン数9000トンを超える関鯨丸は、去年引退した日本唯一の捕鯨母船「日

73年ぶり建造 国産捕鯨母船「関鯨丸」が初出漁 下関港で式典
2024.05.21

73年ぶり建造 国産捕鯨母船「関鯨丸」が初出漁 下関港で式典

 国産の捕鯨母船として73年ぶりに建造された「関鯨丸(かんげいまる)」が21日、初出漁のため、山口県下関市の下関港を出港する。同港で開かれた式典には所有者の捕鯨会社「共同船舶」(東京)の所英樹社長ら関係者約100人が出席し、航海での無事を祈った。 捕鯨母船は、捕獲された鯨を船内に

ウクライナ、単一弾頭の新型ATACMSも入手か クリミアの掃海艇撃沈が示唆
2024.05.21

ウクライナ、単一弾頭の新型ATACMSも入手か クリミアの掃海艇撃沈が示唆

ウクライナはロシア海軍黒海艦隊の軍艦をまた1隻撃沈した。ウクライナ軍参謀本部やウクライナ海軍によると、18日から19日にかけての夜、前線から南へ240kmほど離れたロシア占領下クリミアのセバストポリ港を攻撃し、黒海艦隊の掃海艇「コブロベツ」を撃沈した。通信アプリ「テレグラム」のロ

だから中国は尖閣諸島に手を出せない…たった1万4681人で
2024.05.21

だから中国は尖閣諸島に手を出せない…たった1万4681人で"世界6位の海"を守る海上保安庁の知られざる仕事

仕事の視野を広げるには読書が一番だ。書籍のハイライトを3000字で紹介するサービス「SERENDIP」から、プレジデントオンライン向けの特選記事を紹介しよう。今回取り上げるのは奥島高弘著『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』(ワニブックス)――。■イントロダクション

岸から約10mの所に…サーフィン中だった39歳男性がうつ伏せで浮かぶ 知人らが救助も意識不明の重体
2024.05.21

岸から約10mの所に…サーフィン中だった39歳男性がうつ伏せで浮かぶ 知人らが救助も意識不明の重体

 愛知県豊橋市の海岸で20日、サーフィンをしていた男性が海に浮いているのが見つかり、意識不明の重体です。 20日正午ごろ、豊橋市西七根町の海岸でサーフィンをしていた人から「サーフィン中におぼれた。心肺停止の状態」と消防に通報がありました。 消防などが駆けつけると、住

超レアなイカの閃光!水深1キロの深海で撮影に成功 まるで「へッドライト」の明るさ サモア海峡
2024.05.20

超レアなイカの閃光!水深1キロの深海で撮影に成功 まるで「へッドライト」の明るさ サモア海峡

 まるで機械が発するようなイカの「閃光」だった。西オーストラリア大学などの研究チームが、深海に生息するツメイカの貴重な映像の撮影に成功した。 南太平洋のサモア海峡で5月上旬に調査を行っていたところ、沈んでいくカメラをエサと間違えて、脚を絡ませる様子が収められた。 イ

南シナ海「中国がシャコ貝根絶」 フィリピン、国際調査を要求
2024.05.20

南シナ海「中国がシャコ貝根絶」 フィリピン、国際調査を要求

 【マニラ共同】フィリピン沿岸警備隊のタリエラ報道官は20日、記者会見し、自国の排他的経済水域(EEZ)にありながら中国が実効支配する南シナ海のスカボロー礁で、中国漁船が大シャコ貝を乱獲し根絶させたとして非難した。会見に同席した国家安全保障会議のマラヤ次長は、環境団体や国連などの国際調査で実態