# 海岸・海洋

再び化学物質流出“真っ二つ”の座礁タンカー 十管が注意呼びかけ 鹿児島
2024.05.23

再び化学物質流出“真っ二つ”の座礁タンカー 十管が注意呼びかけ 鹿児島

口之島沖で先月、韓国籍のタンカーが座礁した事故です。船体が2つに折れたことで、積み荷の化学物質が再び流れ出していることがわかりました。この事故は、鹿児島県十島村の口之島沖で先月16日、化学物質を積んだ韓国籍のタンカーが座礁したもので、事故後、タンカーに積んでいた化学物質が海に流れ

初夏を彩る岩ユリ 鮮やかなオレンジの花が見頃に【新潟・佐渡市】
2024.05.23

初夏を彩る岩ユリ 鮮やかなオレンジの花が見頃に【新潟・佐渡市】

佐渡市の海岸では、初夏の訪れを告げる「岩ユリ」の花が咲き始めました。外海府海岸に面した北片辺地区では、岩ユリが群生していてオレンジ色の鮮やかな花が青い海と空に映えています。「岩ユリ」は、岩場などに多く自生するユリ科の多年草で、別名「スカシユリ」とも言われています。オ

【続報】砂浜が消えた!?鵜ノ浜海水浴場で砂の搬入作業を開始-観光復興へ向けた第一歩【新潟・上越市】
2024.05.23

【続報】砂浜が消えた!?鵜ノ浜海水浴場で砂の搬入作業を開始-観光復興へ向けた第一歩【新潟・上越市】

高波や強風による海岸侵食で砂浜が大きく削られた『鵜ノ浜海水浴場』で、砂浜を復元するための砂の搬入が始まりました。例年通りの夏の海水浴場開設に向け、準備が進んでいます。■庭山陽平記者「ダンプトラックとショベルカーによって、砂が海岸に運び込まれていきます。

沖縄知事、辺野古サンゴ移植許可 24日にも作業開始、防衛局
2024.05.23

沖縄知事、辺野古サンゴ移植許可 24日にも作業開始、防衛局

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立て対象海域にあるサンゴを巡り、沖縄県の玉城デニー知事は23日、移植に向けた採捕を防衛省沖縄防衛局に許可した。玉城氏は「新基地建設に反対する立場は、いささかも変わるものではない」とのコメントを発表した。 政府関係

海上保安庁 清水港のパトロールを手伝ってくれた“海のファミリー”を紹介
2024.05.23

海上保安庁 清水港のパトロールを手伝ってくれた“海のファミリー”を紹介

 海上保安庁は2024年5月16日、清水海上保安部で、海で生活するとある“親子”がパトロールを手伝ってくれた様子を公式X(旧Twitter)に公開しました。 パトロールを手伝ってくれたのはイルカの親子で、清水港内をパトロールしていた巡視艇「みほかぜ」に近づいてきて、しばらく泳いで

「全滅って言っていいくらいの被害」 海水温上昇で養殖が危機的状況 ホヤ・コンブ・ホタテ漁師が悲鳴【岩手発】
2024.05.23

「全滅って言っていいくらいの被害」 海水温上昇で養殖が危機的状況 ホヤ・コンブ・ホタテ漁師が悲鳴【岩手発】

岩手県内の水産業はサケやサンマなどの不漁が深刻な問題となっているが、今、養殖漁業も危機的な状況に陥っている。原因とみられるのは海水温の高さだ。海で起きている異変について取材した。世界有数の漁場として知られる三陸の海に、今、異変が起きている。養殖が盛んな岩手・大船渡市

ロシア、「バルト海領海変更」法案公開…NATO加盟国の反発後に削除
2024.05.23

ロシア、「バルト海領海変更」法案公開…NATO加盟国の反発後に削除

ロシアが北大西洋条約機構(NATO)加盟に囲まれたバルト海一帯の海上国境を一方的に変更しようとしていた法案の草案を公開したが削除した。モスクワタイムズとポリティコなどが22日に伝えたところによると、この日ロシア政府の法案ポータルサイトからロシア国防省が提案したバルト海の領海境界変

海洋安保・脱炭素で連携へ 日マレーシア首脳が会談
2024.05.23

海洋安保・脱炭素で連携へ 日マレーシア首脳が会談

 岸田文雄首相は23日、マレーシアのアンワル首相と首相官邸で会談した。 岸田氏は、南シナ海への進出を強める中国を念頭に、海洋安全保障で連携強化を確認したい考え。東南アジアで脱炭素化を進めるための協力についても意見交換する見通しだ。 

中国軍、23年に台湾侵攻想定した演習 米インド太平洋軍幹部が指摘
2024.05.23

中国軍、23年に台湾侵攻想定した演習 米インド太平洋軍幹部が指摘

[シドニー/キャンベラ 23日 ロイター] - 米インド太平洋軍のスティーブン・スクレンカ副司令官(海兵隊中将)は23日、中国人民解放軍が2023年に台湾海峡で実施した軍事演習で台湾侵攻を想定した演習が行われたと指摘した。海上・上空の封鎖、上陸作戦、他国軍の介入への対応などを想定した訓

中国海警局も台湾海峡で演習
2024.05.23

中国海警局も台湾海峡で演習

 【北京共同】中国海警局は23日、福建省沖にある台湾海峡で演習を同日実施したと発表した。

「台風1号」発生か カロリン諸島にある熱帯低気圧が24時間以内に台風へ変わる見込み 気象庁が発表
2024.05.23

「台風1号」発生か カロリン諸島にある熱帯低気圧が24時間以内に台風へ変わる見込み 気象庁が発表

気象庁は、5月23日午前10時半ごろ、カロリン諸島にある「熱帯低気圧」が、24時間以内に台風へ変わる見込みだと発表しました。

済州の海が赤黒く覆われた…「鼻を刺すような悪臭」中国発の招かれざる客の襲撃
2024.05.23

済州の海が赤黒く覆われた…「鼻を刺すような悪臭」中国発の招かれざる客の襲撃

今月20日午前8時、済州市(チェジュシ)済州市(チェジュシ)梨湖(イホ)テウ海水浴場白砂浜。赤黒色のアカモクが砂浜を100メートルにわたって覆った。幾重にも重なったアカモクの幅は3メートルを超えた。近寄ってみると海草類特有の生臭いにおいがした。近隣の海岩に集まっているアカモクからは腐敗による悪

中国の船と撃ち合いになっても十分勝算はある…元海上保安庁長官が語る「尖閣諸島防衛」のリアル
2024.05.23

中国の船と撃ち合いになっても十分勝算はある…元海上保安庁長官が語る「尖閣諸島防衛」のリアル

尖閣諸島周辺では、中国公船による活動がほぼ毎日確認されている。近い将来、中国による「尖閣有事」は起こり得るのか。『知られざる海上保安庁 安全保障最前線』(ワニブックス)を書いた元海上保安庁長官の奥島高弘さんに、ライターの梶原麻衣子さんが聞いた――。(後編/全2回)■なぜ「海保を軍

この中に微生物は何個いる?「1億年生きている微生物」発見記!
2024.05.23

この中に微生物は何個いる?「1億年生きている微生物」発見記!

 世界中からさまざまな研究者が、最新鋭の分析機器を使うために訪れる研究所があります。それが「JAMSTEC 高知コア研究所」。「極限環境微生物」やはやぶさ2による「リュウグウ」の試料分析なども行われているこの研究所。 今回は、そのなかから「海底下生命圏調査」をテーマに、「1億年前

奄美のサンゴ、一斉産卵 研究者「命の営み感じて」
2024.05.23

奄美のサンゴ、一斉産卵 研究者「命の営み感じて」

 サンゴ礁に囲まれた鹿児島県・奄美大島の海で、夏の風物詩、サンゴの一斉産卵が23日までに確認された。ハナガサミドリイシなどのサンゴで、9月ごろにかけてさまざまな種類のサンゴが産卵する。撮影した奄美海洋生物研究会の興克樹会長(53)は「命の営みを感じてほしい」と話している。 興さん

〈動画あり〉神秘 命の営み 淡桃色のカプセル次々と放出…サンゴが産卵期、夜の海を幻想的に彩る 奄美
2024.05.23

〈動画あり〉神秘 命の営み 淡桃色のカプセル次々と放出…サンゴが産卵期、夜の海を幻想的に彩る 奄美

 鹿児島県・奄美大島近海のサンゴが産卵期を迎えた。龍郷町芦徳の倉崎海岸沖では21日夜、精子と卵の入った淡いピンク色のカプセル「バンドル」が無数に放出され、夜の海を幻想的に彩った。 奄美海洋生物研究会の興克樹会長(53)が、海岸から20メートル、水深2.5メートルで撮影した。午後1

尖閣周辺に中国船2隻 153日連続航行
2024.05.23

尖閣周辺に中国船2隻 153日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では22日、中国海警局の艦船2隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは153日連続。 2隻は「海警1301」と、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」。海保の巡視船が領海に侵入しないよう警

「測量船『平洋』の調査海域周辺に中国海警船」と尖閣周辺管轄の第11管区海上保安本部長
2024.05.22

「測量船『平洋』の調査海域周辺に中国海警船」と尖閣周辺管轄の第11管区海上保安本部長

尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の海域を管轄する第11管区海上保安本部(那覇)の坂本誠志郎本部長が22日、記者会見し、「(海上保安庁の)測量船『平洋』の調査海域周辺に中国海警局に所属する船舶を確認をしている」と明らかにした。船舶自動識別装置(AIS)を搭載した船舶の運航情報などを提供

新捕鯨母船「関鯨丸」初出港「鯨肉届けられる日が待ち遠しい」…船内設備・機器配置の設計者万感
2024.05.22

新捕鯨母船「関鯨丸」初出港「鯨肉届けられる日が待ち遠しい」…船内設備・機器配置の設計者万感

 山口県下関市を母港とする共同船舶(東京)の捕鯨母船「関鯨丸」が初出港した21日、同市の岬之町ふ頭で市主催の初出漁式が開かれた。出席者からは、世界で唯一の捕鯨母船としての歴史的役割や、鯨肉の流通拠点でもある「鯨の街・下関」の浸透・発展、鯨食文化の継承などに期待する声が聞かれた。(平木和頼)

「健康診断」今年も良好 喜界島でリーフチェック 巨大浜サンゴなど調査
2024.05.22

「健康診断」今年も良好 喜界島でリーフチェック 巨大浜サンゴなど調査

 喜界島サンゴ礁科学研究所(渡邊剛理事長)は18日、サンゴ礁の健康診断である「リーフチェック」を鹿児島県喜界島の荒木集落沖で行った。島内外のボランティアダイバー26人を含め30人が参加。海の底質や魚類、底生生物の生息状況を調査し、健全な状態が保たれていることを確認した。 喜界島で