# 治療

高齢化、増えるパーキンソン病 症状抑制より長く 原因除く研究も
2024.06.30

高齢化、増えるパーキンソン病 症状抑制より長く 原因除く研究も

 パーキンソン病は、運動の制御に関わる脳内物質「ドパミン」をつくる神経細胞が減り、運動機能に障害が出る難病だ。国内の患者数は推定14万人ほど。5~10%ほどは家族内に発症した人がいるが、ほとんどは家族に遺伝しないタイプとされる。40歳未満の患者は極めて少なく、年齢が上がるほど増える。<

医者の“本気度”がアップする…!診察時に絶対尋ねたほうがいい「2つの質問」
2024.06.30

医者の“本気度”がアップする…!診察時に絶対尋ねたほうがいい「2つの質問」

 短い診察時間の中で、患者はできるだけ多くのことを医者に尋ねたいと思うものだが、最低限、何を質問すればいいのか。『患者の前で医者が考えていること』(三笠書房)の著者で小児外科医の松永正訓氏はこうアドバイスする。 予後という言葉があります。医者にとってはごく普通に使われる(ある意味

「今の状態を保てるのではないか」アルツハイマー病で期待の新薬 対象者の条件と費用
2024.06.29

「今の状態を保てるのではないか」アルツハイマー病で期待の新薬 対象者の条件と費用

認知症について取り上げていきます。まずは簡単にもの忘れのチェックをしてみましょう。まずはこちらの絵を覚えて下さい。では、次にこちら。▽きょうは何月何日ですか?▽100-7=?▽93-7=?では、数

【闘病】「顔が変わった」と周囲に言われ、身長は伸び手足も肥大『先端巨大症』
2024.06.29

【闘病】「顔が変わった」と周囲に言われ、身長は伸び手足も肥大『先端巨大症』

「先端巨大症」という病気を知っていますか? 題名にあるとおり、身長が伸びたり、手足が大きくなったり、顔貌(かおかたち)が変化する病気だそうです。この聞き慣れない病気を患った、そらさん(仮称)に話を聞きました。果たして、どのようにして発覚に至ったのか。その経緯や治療内容も教えてもら

ゾコーバ投与、入院37%減 塩野義、コロナ患者調査を発表
2024.06.29

ゾコーバ投与、入院37%減 塩野義、コロナ患者調査を発表

 塩野義製薬は、新型コロナウイルスの治療薬「ゾコーバ」を高齢や基礎疾患といった重症化の恐れがある患者に投与した結果、投与しない患者群と比べ入院した割合が37%減少したとの調査結果を発表した。「重症化の恐れがある患者に効果的と示唆された」とし、医療現場での普及を目指す。 重症化リス

犬に噛まれる 世界ランク1位のネリー・コルダが欧州ツアー欠場
2024.06.29

犬に噛まれる 世界ランク1位のネリー・コルダが欧州ツアー欠場

 世界ランク1位のネリー・コルダ(米)は28日、犬に噛まれたため来週の欧州女子ツアー(LET)、アラムコ・チーム・シリーズ(英国/センチュリオンクラブ)を欠場すると発表した。 全米女子プロで予選落ちした翌日の22日、滞在先のシアトルで犬に噛まれ、コルダは自身のSNSに「治療を受け

ストーカー加害者には執着心や支配欲弱めることが有効…「博多女性刺殺」再発防止へ精神的治療働きかけ
2024.06.29

ストーカー加害者には執着心や支配欲弱めることが有効…「博多女性刺殺」再発防止へ精神的治療働きかけ

 福岡市のJR博多駅前で女性会社員が殺害された事件で、元交際相手の寺内進被告(32)に懲役20年を言い渡した28日の福岡地裁判決は、未練や怨恨の感情などを理由にストーカー規制法違反の成立を認めた。ストーカー加害者には執着心や支配欲を弱めることが有効とされ、県警は再発防止に向け精神的治療を勧めて

抗がん剤治療を受ける男性は子供を希望するなら精子バンクも考慮【Dr.中川 がんサバイバーの知恵】
2024.06.29

抗がん剤治療を受ける男性は子供を希望するなら精子バンクも考慮【Dr.中川 がんサバイバーの知恵】

【Dr.中川 がんサバイバーの知恵】 男女に共通する胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんに加えて子宮頚がんを合わせて5大がんといいます。一般の方はがんというと、これらではないでしょうか。しかし、10代以下では白血病や生殖器のがんも多く、抗がん剤などの治療がうまくいっても、不妊になるこ

ハイパーサーミア専門家の話は市民公開講座で聞く手もある【ハイパーサーミア療法の今を知る】
2024.06.29

ハイパーサーミア専門家の話は市民公開講座で聞く手もある【ハイパーサーミア療法の今を知る】

【ハイパーサーミア療法の今を知る】#4 ハイパーサーミア療法には他にどのようなメリットがあるのか? 「筑波胃腸病院」の永井健太郎副院長が言う。「一番のメリットは手軽で、対象となるがん種が多いことです。この治療は治療器に40~50分横たわるだけでよく、入院の必要があり

「『闇取引』の精子で生まれる子どもをなくしたい」 日本初の精子バンクはなぜ活動を停止したのか
2024.06.29

「『闇取引』の精子で生まれる子どもをなくしたい」 日本初の精子バンクはなぜ活動を停止したのか

 昨年3月末、国内初の精子バンク「みらい生命研究所」(埼玉県越谷市)が活動を停止した。精子バンクの位置づけについて、法整備が進まなかったためだ。一方、今国会に「生殖補助医療法案」が提出され、法案が成立すれば、精子バンク再開のめどが立つという。*   *   *■起こ

退院の翌週に『脱力タイムズ』収録『ミヤネ屋』生出演…がんと宣告され「余命10年」でも岸博幸がすぐにテレビ復帰した理由
2024.06.29

退院の翌週に『脱力タイムズ』収録『ミヤネ屋』生出演…がんと宣告され「余命10年」でも岸博幸がすぐにテレビ復帰した理由

〈「頭を洗うと、ごっそり抜ける」抗がん剤の副作用でスキンヘッドに…落ち込む岸博幸を救ったのは“やしきたかじんの妻”の言葉だった〉 から続く『全力!脱力タイムズ』など数々のバラエティ番組に出演していることでもお馴染みの、経済評論家・岸博幸さん。現在も出演を続けているが、実は202

「頭を洗うと、ごっそり抜ける」抗がん剤の副作用でスキンヘッドに…落ち込む岸博幸を救ったのは“やしきたかじんの妻”の言葉だった
2024.06.29

「頭を洗うと、ごっそり抜ける」抗がん剤の副作用でスキンヘッドに…落ち込む岸博幸を救ったのは“やしきたかじんの妻”の言葉だった

〈「オレはバカじゃないか」余命は短くて10年…経済評論家・岸博幸が振り返る、がんを宣告された日の医師との“押し問答”〉 から続く『全力!脱力タイムズ』など数々のバラエティ番組に出演していることでもお馴染みの、経済評論家・岸博幸さん。現在も出演を続けているが、実は2023年にがん

交通事故に遭い、這いつくばって逃げる猫 「なんとか救いたい、でも治療費が出せない」…勇気ある決断がもたらした“奇跡”
2024.06.28

交通事故に遭い、這いつくばって逃げる猫 「なんとか救いたい、でも治療費が出せない」…勇気ある決断がもたらした“奇跡”

2019年11月、関東地方のある地域のボスである白黒の猫が車にはねられた。猫は後ろ脚を引きずり、這いつくばって逃げるところを通りかかった人に保護され、一旦警察に運ばれた。その後、Aさんが保護したという。Aさんは、ずっと白黒猫にご飯をあげていた人だった。白黒猫は後にシロちゃんと名付けられた。

パリス・ヒルトン、若者向け「治療施設」での虐待について米議会で証言
2024.06.28

パリス・ヒルトン、若者向け「治療施設」での虐待について米議会で証言

パリス・ヒルトンは6月26日、問題行動を起こした青少年の治療施設の改革の重要性について、米議会下院で証言した。彼女は数年前に、10代の頃に収容されたメンタルヘルスに問題を抱える若者のための治療施設で虐待を受けたことを告白して以来、この問題に声を上げ続けている。現在43歳のヒルトン

「口腔がんかも」と思ったらどこを受診したらいい?
2024.06.28

「口腔がんかも」と思ったらどこを受診したらいい?

以前の連載記事で、舌がん・口腔がんの初期症状や口内炎とに見分け方などについて解説しました(下記「関連記事」参照)。では「口腔がんかも」と思ったらどこを受診すればいいでしょうか。耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、耳鼻咽喉科からの紹介を得て「頭頸部がん専門医による治療」を受けることを勧めています。

俳優・陣内孝則さんが「肺がん」手術を公表、ステージ別の余命・生存率・治療法を医師が解説
2024.06.28

俳優・陣内孝則さんが「肺がん」手術を公表、ステージ別の余命・生存率・治療法を医師が解説

俳優の陣内孝則さん(65)が、出演ドラマの完成披露試写会にて、撮影前に肺がんの手術を受けていたことを明らかにしました。「ステージ2A」だったそうです。そこで、がんの報道などで目にする「ステージ」とはなんなのか、ステージ別の余命・生存率、検査、治療法などについて、医師の木村香菜先生

筑波胃腸病院が導入した理由「地域のがん患者さんに希望と喜びを与えたい」【ハイパーサーミア療法の今を知る】
2024.06.28

筑波胃腸病院が導入した理由「地域のがん患者さんに希望と喜びを与えたい」【ハイパーサーミア療法の今を知る】

【ハイパーサーミア療法の今を知る】#3 がん治療の新しい武器のひとつとして全国にその認知度を高めつつあるハイパーサーミア療法。今年2月から最新機器による治療を始めたのが、JR常磐線・牛久駅にほど近い「筑波胃腸病院」(茨城県つくば市高見原=鈴木隆二理事長、田村孝史院長)だ。永井健太

治療中にパニックになるペットも…防ぐには飼い主の付き添いが効果的【ワンニャンのSOS】
2024.06.28

治療中にパニックになるペットも…防ぐには飼い主の付き添いが効果的【ワンニャンのSOS】

【ワンニャンのSOS】#68 この連載の読者さんは定期的に動物病院にかかっていると思いますが、中には去勢や避妊の手術を受けてから疎遠になる飼い主さんもいます。自宅でおかしなそぶりを見せなければ、それでよいかもしれませんが、問題は体に異変があって受診したときです。病院に慣れていない

子どものがん患者ら20人、ガザから搬送 検問所制圧以来、初
2024.06.28

子どものがん患者ら20人、ガザから搬送 検問所制圧以来、初

 AP通信は27日、パレスチナ自治区ガザ地区のがんなどを患う子ども約20人が海外で治療を受けるため、南部ケレム・シャロム検問所を経由してエジプトに向かったと報じた。イスラエル軍が5月上旬にラファ検問所を制圧して以来、ガザから患者が搬送されたのは初めて。 ラファ検問所の閉鎖以降、病

ソフトバンクグループ AIと医療を融合させた新会社設立を発表
2024.06.27

ソフトバンクグループ AIと医療を融合させた新会社設立を発表

ソフトバンクグループはAI(人工知能)を活用して医療データを解析し、リアルタイムで患者にあった治療の選択肢を提案する新しいサービスを始めると発表しました。 ソフトバンクグループはアメリカの医療系スタートアップと共同で8月に新会社を設立します。 このスタートアップは遺