# 武器支援

ウクライナ軍がロシア領内反攻に成功した理由
2024.08.17

ウクライナ軍がロシア領内反攻に成功した理由

 現在、ウクライナのキーウに滞在している。2024年8月11日にキーウに入った。このタイミングでウクライナを訪れたのは、ウクライナの本格的反攻が今夏8月末までに始まる可能性が高いとみていたからだ。2024年7月30日付の「クリミア上陸作戦で停戦交渉狙うウクライナ」で、ゼレンスキー

永世中立と対露制裁「矛盾しない」 来日中のスイス大統領、「和平サミット」再開催に意欲
2024.08.07

永世中立と対露制裁「矛盾しない」 来日中のスイス大統領、「和平サミット」再開催に意欲

4日から来日しているスイスのアムヘルト大統領(62)が7日、東京都港区の在日スイス大使館で記者会見した。6月にスイスで開かれたウクライナ和平案を協議する「世界平和サミット」にロシアが欠席したことに関し、「和平には双方の当事者が交渉の場に出るのがマストだ」と語り、2回目のサミット開催に意欲を示し

ロシア軍、東部に戦力集中 ウクライナ、武器支援訴え
2024.08.02

ロシア軍、東部に戦力集中 ウクライナ、武器支援訴え

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が東部ドネツク州ポクロウシクの制圧を目指し、戦力や兵器を集中させているとの認識を示した。ロシア軍は着実に進軍を続けており、欧米諸国に対して迅速な武器支援の必要性を訴えた。英字紙キーウ・インディペンデントが1日、フランスメディアとのインタ

ウクライナ軍、廃棄処分の弾薬を回収・再配備
2024.07.17

ウクライナ軍、廃棄処分の弾薬を回収・再配備

【AFP=時事】ウクライナ軍は装備品不足を受け、ロシアの侵攻が2022年2月に始まる前に廃棄処分に回していた弾薬を回収し、再配備している。国防省が16日、明らかにした。 国防省は「大量の各種口径の弾薬を軍に再支給している。ロシアの軍事侵略が始まる前に余剰在庫として処理業者に引き渡

韓国・ウクライナ大統領 NATO会議夕食会であいさつ=武器支援に言及か
2024.07.11

韓国・ウクライナ大統領 NATO会議夕食会であいさつ=武器支援に言及か

【ワシントン聯合ニュース】北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため米ワシントンを訪問している韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は10日(現地時間)、バイデン米大統領がホワイトハウスで開いた歓迎夕食会でウクライナのゼレンスキー大統領とあいさつを交わした。 尹大統領夫妻と

【コラム】北朝鮮はロシアのシンデレラなのか
2024.07.07

【コラム】北朝鮮はロシアのシンデレラなのか

歴史上ロシアと最も激しく戦争をした国は現在の西欧諸国だ。ウクライナ戦争4カ月前にバイデン米大統領と彼の参謀はロシアがウクライナを全面侵攻するだろうという結論を下した。しかしフランスとドイツのような欧州の国はこれを信じなかった。彼らにとってプーチン氏はそんな無謀なことを行う人ではなかった。さらに

韓国政府「ウクライナ支援の限界なくす」…プーチン大統領の「北朝鮮への精密武器提供」に警告(1)
2024.06.24

韓国政府「ウクライナ支援の限界なくす」…プーチン大統領の「北朝鮮への精密武器提供」に警告(1)

ロシアのプーチン大統領が北朝鮮への「超精密武器」提供の可能性に言及したことについて、韓国の張虎鎭(チャン・ホジン)大統領室国家安全保障室長が23日「(ロシアが)高度な精密武器を北朝鮮に与えるなら、我々が(ウクライナ武器支援で)これ以上どのような線があるか」と述べた。核関連の技術移転はもちろん、

韓国のシンクタンクが警告「ロシアと北朝鮮における軍事同盟関係が完全に回復した」 核武装はさらに進むか
2024.06.22

韓国のシンクタンクが警告「ロシアと北朝鮮における軍事同盟関係が完全に回復した」 核武装はさらに進むか

北朝鮮を訪問したロシアのウラジミール・プーチン大統領は、19日、金正恩総書記と「包括的戦略パートナーシップ条約」に調印した。一方が武力侵攻を受けて戦争状態になった場合は「軍事的およびその他の援助を提供する」とする内容だ。条約に調印した後の20日におこなわれた記者会見で、プーチン大

露朝の密着に対抗する韓国、ウクライナに「韓国型パトリオット」直接支援の可能性も
2024.06.22

露朝の密着に対抗する韓国、ウクライナに「韓国型パトリオット」直接支援の可能性も

 北朝鮮とロシアが軍事同盟に近い条約を締結したことを受け、韓国大統領室はウクライナに殺傷兵器を支援する方向で検討中であることを20日に明らかにした。ウクライナに武器を支援する手続きの法的検討もすでに終えたという。韓国大統領室のある幹部は「武器の提供には様々なオプションがある」とした上で「今後ロ

プーチン訪朝でもロ朝の軍事的重要性は薄い、インフラ整備など経済協力も発展・拡大するか未知数
2024.06.22

プーチン訪朝でもロ朝の軍事的重要性は薄い、インフラ整備など経済協力も発展・拡大するか未知数

2024年6月19日から20日にかけて、ロシアのプーチン大統領は北朝鮮を訪問した。北朝鮮はロシアのプーチン氏を国賓級として受け入れた。新たな同盟関係を象徴する条約も締結され、ロシアと北朝鮮との関係強化は確実なものになった。一方、ロシアには北朝鮮製の武器・弾薬支援、北朝鮮にはロシア

米政府高官、イスラエル首相の発言に不快感 支援抑制は「不正確」
2024.06.21

米政府高官、イスラエル首相の発言に不快感 支援抑制は「不正確」

 カービー米大統領補佐官(広報担当)は20日の記者会見で、イスラエルのネタニヤフ首相が18日に「米国はイスラエルへの武器弾薬の提供を控えている」と主張したことについて、「間違いなく不正確な声明だ。イスラエル側には深い失望を伝えた」と不快感を示した。パレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を巡って、バイ

プーチン大統領「韓国、ウクライナに殺傷武器供給すれば失敗する」
2024.06.21

プーチン大統領「韓国、ウクライナに殺傷武器供給すれば失敗する」

ロシアのプーチン大統領が20日(現地時間)、韓国がウクライナに殺傷武器を提供すれば失敗になると警告した。タス通信などによると、プーチン大統領はこの日、ベトナム・ハノイで北朝鮮・ベトナム歴訪を終える記者会見を行い、韓国政府がウクライナに殺傷武器を支援しないという従来の方針を再検討す

【社説】朝ロ首脳の「危険な取引」、国際的孤立を自ら招くだけ
2024.06.20

【社説】朝ロ首脳の「危険な取引」、国際的孤立を自ら招くだけ

北朝鮮とロシアが国際社会の憂慮にもかかわらず、軍事同盟を骨子とする包括的戦略パートナーシップ協定を締結した。プーチン大統領は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との拡大会談および単独会談を行った後、「きょう署名した包括的パートナーシップ協定は何よりも協定当事者のうち一方が侵略を受ける場合、相互

NATO、ウクライナ向け支援を米に代わり主導へ トランプ対策
2024.06.13

NATO、ウクライナ向け支援を米に代わり主導へ トランプ対策

[ブリュッセル 12日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は12日、ウクライナ向け武器供与などの支援の調整役を米国から引き継ぐ考えを示した。NATOに懐疑的なトランプ前大統領が再選を果たした場合に備え、ウクライナへの軍事支援の仕組みを守る狙いがある。

ロシア寄りの右派演説ボイコット ウクライナ大統領、独議会で訴え
2024.06.12

ロシア寄りの右派演説ボイコット ウクライナ大統領、独議会で訴え

 【ベルリン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ドイツ連邦議会で演説し「プーチン(ロシア大統領)の敗北が私たち共通の利益だ」と述べて支援継続を訴えた。ドイツメディアによると、ウクライナへの武器供与に反対し、ロシアに近いとされる右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」や左派ポピュリス

アゾフ連隊も米兵器使用へ 製鉄所で徹底抗戦で象徴
2024.06.11

アゾフ連隊も米兵器使用へ 製鉄所で徹底抗戦で象徴

 【キーウ共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は10日、米国がウクライナに供与した兵器について、同国の軍事組織「アゾフ連隊」による使用を認めたと報じた。アゾフ連隊はロシアの侵攻後、南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所で徹底抗戦し、抵抗の象徴となっている。 義勇兵組織として発足し、

プーチン氏「平和条約交渉続ける条件ない」 日露関係に言及
2024.06.06

プーチン氏「平和条約交渉続ける条件ない」 日露関係に言及

 ロシアのプーチン大統領は5日、ウクライナでの「特別軍事作戦」を巡る日本の対露経済制裁を受けてロシア側が中断した日露間の平和条約締結交渉について、「現在、対話を継続するための条件はない」と話した。その上で「対話の再開は拒否しないが、それは日本側からの必要な条件が整えばの話だ」と強調した。欧米や

米国「ロシア本土攻撃を容認」 ロシア「核兵器」言及…ウクライナ戦争激化か(1)
2024.06.01

米国「ロシア本土攻撃を容認」 ロシア「核兵器」言及…ウクライナ戦争激化か(1)

対ウクライナ最大武器支援国の米国が自国の武器でロシア領土内の軍事施設を打撃することをウクライナに一部容認した。米国が核を保有する敵国に対する軍事攻撃に自国武器の使用を承認したのは今回が初めて。ロシアは「核兵器」にまで言及しながら強く警告し、ハルキウ(ハリコフ)をミサイルで空襲した。3年間続いて

提供武器でロシア領攻撃 米、ウクライナに一部容認 市民の犠牲像で
2024.05.31

提供武器でロシア領攻撃 米、ウクライナに一部容認 市民の犠牲像で

 米バイデン政権が、ウクライナへの武器支援に設けてきた制限の一部を解除した。ウクライナは今後、激化する北東部ハルキウ周辺に対する攻撃への反撃に限り、米国から提供された武器を使ってロシア領内を攻撃できるようになる。背景にはハルキウや国境地帯で増え続ける市民の犠牲がある。 米当局者は

ハルキウにまたミサイル攻撃 ウクライナ第2の都市、3人死亡
2024.05.31

ハルキウにまたミサイル攻撃 ウクライナ第2の都市、3人死亡

 ロシア軍によるミサイルやドローン(無人機)攻撃が相次ぐウクライナ第2の都市、北東部ハルキウで31日午前0時ごろ、5階建て集合住宅がミサイル攻撃を受け、地元当局によると少なくとも3人が死亡、23人が負傷した。現場では救助活動が続いており、死者、負傷者が増える可能性がある。 ウクラ