# 林業

市民らが農業や林業を体験 吉野川市で農林業まつり【徳島】
2024.06.17

市民らが農業や林業を体験 吉野川市で農林業まつり【徳島】

地元の農業や林業に関心を持ってもらおうと、6月16日、吉野川市で農産物の収穫体験やVRを使った林業を体験するイベントが開かれました。この催しは、吉野川市などが市民らに地元の農業や林業への関心を持ってもらおうと、開いたものです。会場となった吉野川市役所には、地元県立高

【震災・原発事故13年】被災地の大径材流通拡大 2025年度にも大規模加工施設 福島県内の林業再生加速
2024.06.17

【震災・原発事故13年】被災地の大径材流通拡大 2025年度にも大規模加工施設 福島県内の林業再生加速

 田村森林組合(本所・福島県田村市)は、東京電力福島第1原発事故で避難区域が設けられた12市町村を含む被災地産の木材流通を拡大する。太くなりすぎた大径材(細い方の切り口の直径が30センチ以上の丸太)も加工できる大規模施設を2025(令和7)年度にも田村市内に新設する。「ふくしま森林再生事業」で

県一漁協へ理解促進 県漁連 通常総会で特別決議 
2024.06.15

県一漁協へ理解促進 県漁連 通常総会で特別決議 

 県漁連(是澤喜幸会長)は14日、宮崎市の県水産会館で通常総会を開いた=写真。県内18漁協の組合長らが出席し、県一漁協設立に向けた特別決議を採択。2025年4月の18漁協合併に向け、組合員の理解促進を図る方針を確認した。

木造3階建て校舎の骨組み見学・六戸学園
2024.06.11

木造3階建て校舎の骨組み見学・六戸学園

 来年度の開校に向けて建築工事が進む青森県六戸町の9年制義務教育学校「六戸学園」で11日、県内自治体職員や全国の建築業者ら約360人を招いた見学会が行われた。校舎は全国的にも珍しい木造3階建てで、骨組みが完成しつつある。参加者はむき出しの巨大な柱や梁(はり)を間近に観察した。 見

日田林工高林業科の志願者増へ新たな取り組み 新入生に実習服や安全靴寄贈、奨学金創設も予定
2024.06.11

日田林工高林業科の志願者増へ新たな取り組み 新入生に実習服や安全靴寄贈、奨学金創設も予定

 日田林工高林業科(大分県日田市吹上町)の志願者増に向け、新たな取り組みが始まった。本年度の新入生は定員40人に対して25人で、近年は定員割れが続く。このような状況を受け、日田木材協同組合が同科の新入生に実習服や安全靴などを贈り、来年度からは奨学金制度を創設の予定。林業に関わる人材を確保するた

韓国で続発「アフリカ豚熱」侵入リスク高まる 九州で防疫演習、啓発強化も
2024.06.09

韓国で続発「アフリカ豚熱」侵入リスク高まる 九州で防疫演習、啓発強化も

 韓国の釜山広域市など近隣国でアフリカ豚熱が続発し、国内での発生リスクが高まっている。国や自治体では防疫演習や対策会議を開くなど、侵入に備える動きが活発化。農水省は各県担当者や養豚生産者への啓発を強化している。九州では5月、全県共同の実地研修を佐賀県で開き、野生イノシシでの発生を想定した対応ノ

森林・林業白書が花粉症を初めて特集、スギ人工林を33年度に2割減少へ…都市部周辺など重点的に
2024.06.04

森林・林業白書が花粉症を初めて特集、スギ人工林を33年度に2割減少へ…都市部周辺など重点的に

 政府は4日、2023年度の森林・林業白書を閣議決定した。花粉症を初めて特集し、花粉発生源のスギ人工林を33年度に約2割減少させることを目指して、伐採や花粉の少ない苗木への植え替えに取り組む方針を示した。 白書によると、戦後に造成された人工林が建築需要に応じて拡大し、スギは森林面

園児が見学&声援 「木のおもちゃ美術館」予定地で伐採作業 静岡
2024.06.04

園児が見学&声援 「木のおもちゃ美術館」予定地で伐採作業 静岡

 「富士山木のおもちゃ美術館」(仮称)の建設が予定されている静岡県御殿場市印野の富士山樹空の森で4日、地元の印野こども園の園児がヒノキの伐採作業を見学した。ヒノキは木のおもちゃ美術館で活用する予定で、子供たちに木について知ってもらうのが狙い。 見学したのは、らいおん組(年長)20

花粉発生量30年後”半減”へ!スギの人工林伐採や花粉少ない品種への植え替え加速化 森林・林業白書を閣議決定
2024.06.04

花粉発生量30年後”半減”へ!スギの人工林伐採や花粉少ない品種への植え替え加速化 森林・林業白書を閣議決定

政府は4日、森林・林業の動向や課題についてまとめた2023年度の「森林・林業白書」を閣議決定した。今回の白書では社会問題となっている「花粉症」について取り上げ、花粉症の原因となるスギの人工林の伐採や、花粉の少ない品種への植え替えの取り組みの加速化を強調した。政府は2

30年後に花粉発生量半減 伐採・植え替え加速 林業白書
2024.06.04

30年後に花粉発生量半減 伐採・植え替え加速 林業白書

 政府は4日、2023年度の森林・林業白書を閣議決定した。 花粉症を初めて特集し、原因であるスギの人工林の伐採や花粉の少ない苗木への植え替えを加速させると明記。花粉の発生源となるスギ人工林の面積を10年後に2割程度減らし、30年後に花粉の発生量を半減させる目標を打ち出した。

積み木でタワー、天まで届け「ドキドキした」 京都・京丹波町で親子連れら木に親しむ催し
2024.06.04

積み木でタワー、天まで届け「ドキドキした」 京都・京丹波町で親子連れら木に親しむ催し

 木やキノコにまつわる店が集うイベント「きのことギャザリング」が1日、京都府京丹波町大朴のグリーンランドみずほかがやき広場で開かれた。親子連れが積み木で背の高さ以上のタワーを作り、来場者がキノコをモチーフにした木工作品を品定めするなど会場はにぎわった。 移住者らで作る運営委員会が

レディースクラスに高校生初出場 「日本伐木チャンピオンシップ」 勝間田高・橋本さん/岡山・勝央町
2024.05.31

レディースクラスに高校生初出場 「日本伐木チャンピオンシップ」 勝間田高・橋本さん/岡山・勝央町

 チェーンソーの腕前を競う全国大会「日本伐木チャンピオンシップ」に、岡山県勝田郡勝央町の勝間田高校森林コース2年・橋本侑奈さん(16)が出場する。レディースクラスへの高校生の出場は橋本さんが初めてで、「上位進出を目指して頑張りたい」と意気込む。 安全意識の向上や新規就業者の拡大を

兵庫県森林組合連合会への貸付金 約6億3000万円を県が債権放棄の方針/兵庫県
2024.05.29

兵庫県森林組合連合会への貸付金 約6億3000万円を県が債権放棄の方針/兵庫県

兵庫県は、兵庫県森林組合連合会(県森連)に貸し付けたまま、回収が困難となっていた約9億円のうち、6億3000万円を債権放棄する方針を決め、6月の県議会に議案を提出します。県森連は、2016年からバイオマス発電事業に参入し、県産の木材をチップに加工して供給していましたが、木材価格の

「木材」が宇宙開発の中心になるか 世界初の木造人工衛星に込めた思い
2024.05.28

「木材」が宇宙開発の中心になるか 世界初の木造人工衛星に込めた思い

京都大と住友林業は28日、共同で開発していた木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」が完成したと発表した。大気圏への突入時に完全に燃え尽き、地球環境への負荷軽減などが期待される。打ち上げの背景にあるのは、将来予想される環境問題の存在だ。各国による宇宙開発競争の激化が見込まれる中、「時代

世界初の木造人工衛星を公開、今秋にも宇宙へ 京大と住友林業が開発
2024.05.28

世界初の木造人工衛星を公開、今秋にも宇宙へ 京大と住友林業が開発

 世界初の木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」が完成したと、京都大学と住友林業が28日発表し、実物を報道陣に公開した。衛星は6月4日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に引き渡され、今秋にも宇宙空間に放出される。 京大と同社が2020年4月から取り組んできた「宇宙木材プ

樹齢60~70年の大黒柱にもなれる丸太が1本3000円...林業の課題に1本丸ごと販売につながる加工の工夫で取り組む団体、東京チェンソーズとは
2024.05.28

樹齢60~70年の大黒柱にもなれる丸太が1本3000円...林業の課題に1本丸ごと販売につながる加工の工夫で取り組む団体、東京チェンソーズとは

今回のゲストは東京チェンソーズ代表の青木 亮輔さん。東京で林業に取り組み、新しい木材の価値創出に取り組む活動に“1分間で社会を知る動画”を掲げる「RICE MEDIA」のトムさんが迫りました。青木さん「東京チェンソーズでは現在、30ヘクタールの保有林があります。広さで言うと東京ド

宮崎県、スギ材生産32年連続日本一だが…伐採後に植樹「再造林率」頭打ち状態に危機感
2024.05.28

宮崎県、スギ材生産32年連続日本一だが…伐採後に植樹「再造林率」頭打ち状態に危機感

 基幹産業である林業の維持に向け、宮崎県は人工林を伐採した後に再び植樹する「再造林」の取り組みを本格化させている。宮崎はスギ素材(丸太)の生産量で32年連続日本一を誇る「林業県」だが、近年の再造林率は7割台で頭打ちの状態にある。担い手不足や木材価格下落など林業を取り巻く環境は厳しく、生産量の尻

陸奥湾ホタテ 過去最高値を大幅更新 品不足が要因も関係者からは想定外の声
2024.05.27

陸奥湾ホタテ 過去最高値を大幅更新 品不足が要因も関係者からは想定外の声

陸奥湾ホタテの主力半成貝の入札があり、1キロ当たりの落札価格は過去最も高い288円の値が付きました。関係者からは想定外との声も上がっています。生後1年半程度の若いホタテ、半成貝の2024年度で4回目となる入札は青森市の水産ビルで行われました。1キロ当たりの落札価格は

生物多様性の森づくりへスギ林を広葉樹混交林に 地下水浄化、水源涵養も期待
2024.05.27

生物多様性の森づくりへスギ林を広葉樹混交林に 地下水浄化、水源涵養も期待

 いま、生物多様性の観点で、広葉樹の森林が見直されている。東北大名誉教授の清和研二さんの研究によると、手入れが行き届かず荒廃の恐れが指摘されているスギの人工林を、時間をかけて広葉樹との混交林に変えていけば、森林全体の生産力を増大させ、地下水の浄化、水源涵養(かんよう)の能力増強も期待できるとい

【森林大国の行く末やいかに】過去と未来から紐解く日本林業の進むべき道を説く記事まとめ:おすすめ記事4選
2024.05.24

【森林大国の行く末やいかに】過去と未来から紐解く日本林業の進むべき道を説く記事まとめ:おすすめ記事4選

 戦後の木材需要により多くの木々が植えられ、育てられてきた日本。森林大国の日本における林業は、今後どのように発展していくべきなのだろうか。 木々の健康を守るはずの間伐により起こる問題、花粉症対策から見える政策の穴――。日本の林業の課題を紐解く、必読の記事を集めました。