# 日本経済

生産性向上へ企業新陳代謝を 国際収支踏まえ提言 財務官主催懇談会
2024.07.02

生産性向上へ企業新陳代謝を 国際収支踏まえ提言 財務官主催懇談会

 財務省の神田真人財務官が主催し、国際収支の動向から日本経済の課題を洗い出す有識者懇談会が2日、報告書を公表した。 国際収支は海外とのモノやサービス、資金のやりとりなどが反映され、日本の「稼ぐ力」を映し出す。報告書は日本経済の競争力強化に向けた処方箋として、企業の新陳代謝促進など

「立派なご先祖さまがあるんだから、しっかり…それが嫌で」新紙幣の渋沢栄一 ひ孫が語る人物像と「一心」
2024.07.02

「立派なご先祖さまがあるんだから、しっかり…それが嫌で」新紙幣の渋沢栄一 ひ孫が語る人物像と「一心」

7月3日に発行される新紙幣に関する話題です。3日に新紙幣の発行が始まりますが、このうち新一万円札に描かれるのが実業家の渋沢栄一です。渋沢の「ひ孫」にあたる方が山梨県北杜市に住んでいます。男性にも影響を与えたという渋沢の人物像や教えを伺いました。新一万円

日本が「大回復時代」に入ったのは明らか…経済の専門家が〈国内株高の加速〉を予測する“これだけの根拠”
2024.07.02

日本が「大回復時代」に入ったのは明らか…経済の専門家が〈国内株高の加速〉を予測する“これだけの根拠”

今年3月には日経平均株価が一時4万円を超えるなど、日本経済に復活の兆しがみえてきています。わが国はこのまま「完全復活」を遂げることができるのでしょうか? これから日本株のさらなる上昇が期待できる理由と、日本経済の停滞がここまで長引いた原因をあわせてみていきましょう。日本が長期経済

日経平均は反落で寄り付く、利益確定売り先行 銀行や保険しっかり
2024.07.02

日経平均は反落で寄り付く、利益確定売り先行 銀行や保険しっかり

[東京 2日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比87円45銭安の3万9543円61銭と反落してスタートした。金利が上昇基調にある中、利益確定売りが先行している。東京エレクトロンなど半導体関連が弱い一方、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行

岸田首相の政治責任に言及したが「どの口が言う?」と…菅前首相“究極のブーメラン発言”をふりかえる
2024.07.02

岸田首相の政治責任に言及したが「どの口が言う?」と…菅前首相“究極のブーメラン発言”をふりかえる

 おお、遂に菅さんが立ち上がったぞ!『菅氏、首相の責任に言及 政治資金問題「総裁選で刷新感を」』(日本経済新聞6月24日) 自民党の菅義偉前首相は6月23日に「文藝春秋電子版」のオンライン番組に出演し、岸田首相の政治責任に言及した。党派閥の政治資金問題への対応がその

新車販売、13.2%減 ダイハツ不正響く 24年上期
2024.07.01

新車販売、13.2%減 ダイハツ不正響く 24年上期

 2024年上半期(1~6月)の新車販売台数は、前年同期比13.2%減の212万7490台だった。 ダイハツ工業が昨年末、認証不正で国内生産を停止したことが影響し、上半期として2期ぶりのマイナスとなった。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日

「茶番でしかない」岸田首相、安倍元首相の3回忌に「志のバトン」追悼するも冷めた声「次にバトン渡して!」
2024.07.01

「茶番でしかない」岸田首相、安倍元首相の3回忌に「志のバトン」追悼するも冷めた声「次にバトン渡して!」

 2024年6月30日、都内で安倍晋三元総理の三回忌法要が営まれ、昭恵夫人など親族のほか、岸田文雄総理や菅義偉前総理、森喜朗元総理などが参列し、故人をしのんだ。 参列後、岸田総理はXにこんなコメントを寄せた。《故・安倍元総理の三回忌にあたり直会でご挨拶申し上げました

1~3月期実質GDP、年2.9%減に下方修正 建設統計の訂正で
2024.07.01

1~3月期実質GDP、年2.9%減に下方修正 建設統計の訂正で

 内閣府は1日、建設関連統計の訂正を受けて改定した国内総生産(GDP)2次速報を発表した。2024年1~3月期は、物価変動の影響をのぞいた実質(季節調整値)で直前の四半期(23年10~12月期)より0.7%減った。この状態が1年間続いた場合の年換算は2.9%減で、これまでの1.8%減から下方修

「サンモニ」孫正義氏 円安原因「日本の底力低下」 この30年、大経営者らが新技術を軽視「若い者が何言ってると叩き」 立て直しには
2024.06.30

「サンモニ」孫正義氏 円安原因「日本の底力低下」 この30年、大経営者らが新技術を軽視「若い者が何言ってると叩き」 立て直しには

 ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が30日、TBS「サンデーモーニング」に出演。止まらない円安について「テクニカルには金利だとかその他色々あるんですけど、構造的問題。この30年、日本の経済の底力がだいぶ弱まっていると思うんです」と指摘した。 かつては自動車やエレクトロニクス

自民・茂木幹事長 ライドシェア全面解禁に意欲「日本版なんとかというのはグローバルの時代におかしい」
2024.06.30

自民・茂木幹事長 ライドシェア全面解禁に意欲「日本版なんとかというのはグローバルの時代におかしい」

 自民党の茂木敏充幹事長が30日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。一般ドライバーが有料で客を運ぶ「ライドシェア」について言及した。 ライドシェアの全面解禁の結論が先送りされており、現在はタクシー事業者の管理下で一般ドライバーが有料で客を運ぶ「日

日本人はいよいよ「絶滅」するのか
2024.06.30

日本人はいよいよ「絶滅」するのか

 国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、大きな話題になった。50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。 ただ、多くの人が「人口減少日本で何が起こるのか」を本当の意味では理解していない。そして、どう変われ

明治末期に”幻の関門橋構想” 動いたのは新1万円札の渋沢栄一/北九州市・下関市
2024.06.29

明治末期に”幻の関門橋構想” 動いたのは新1万円札の渋沢栄一/北九州市・下関市

 7月3日発行の新1万円札の顔となる実業家・渋沢栄一(1840~1931年)は、実際に関門橋が架かる60年以上前の明治末期、現在の北九州市門司区と山口県下関市を鉄道でつなぐ、”幻の関門橋構想”を描いていた。国の反対で頓挫したが、橋の上に広軌道の電車を走らせる画期的なものだった。 

中小企業合弁3社で「脱炭素」に挑む イノベーションを生んだ「磁場」
2024.06.29

中小企業合弁3社で「脱炭素」に挑む イノベーションを生んだ「磁場」

Forbes JAPAN 2024年8月号は10周年特別記念号だ。特集テーマは、「THE NEXT IMPACT THING 『次のインパクト』はこれだ」。大転換期を迎える日本経済に「次のインパクト」をもたらすのは、間違いなく次世代の人々が持つ起業家精神だ。『Forbes JAP

「日本人は韓国で売春するほど貧しいのか?」と韓国で疑問噴出…日本人女性が「韓国遠征売春」で稼いでいた「驚愕の金額」
2024.06.29

「日本人は韓国で売春するほど貧しいのか?」と韓国で疑問噴出…日本人女性が「韓国遠征売春」で稼いでいた「驚愕の金額」

 先月9日に韓国に観光目的で入国し、売春した疑いで20代の日本人女性3人が韓国警察に出入国管理法違反容疑で現行犯逮捕されたが、新たな動きが韓国で報じられている。 逮捕された日本人女性の売春をあっせんした疑いで20~30歳代の韓国人男性4人の容疑者も摘発されていたが、18日にソウル

住宅ローン変動金利、大手維持 auじぶん銀は初の上げ
2024.06.28

住宅ローン変動金利、大手維持 auじぶん銀は初の上げ

 国内大手5銀行は28日、7月に適用する住宅ローン金利を発表した。契約者の7割が選択するとされる変動型は前月から維持して0.330~0.475%とした。一方、KDDI系のauじぶん銀行は新規契約向けで0.01%引き上げ0.329%にすると発表。住宅ローン事業の開始以来初の上昇となる。日銀のマイ

1ドル=161円台突入、止まらぬ円安『遂に世界最弱通貨に』エコノミストが私見 「為替介入は通用しませんでした」
2024.06.28

1ドル=161円台突入、止まらぬ円安『遂に世界最弱通貨に』エコノミストが私見 「為替介入は通用しませんでした」

 トルコ出身で東京大を卒業、日系証券会社に勤務したエコノミストのエミン・ユルマズさんが28日、X(旧ツイッター)を更新。この日朝に1986年12月以来37年ぶりの一時1ドル=161円台に円安が突入したことに「今年に入ってから対ドルでの円の下落幅はトルコリラとアルゼンチンペソよりも大きい。遂に世

能力や勤勉さで劣っているわけではない…日本人の「労働生産性」がG7でぶっちぎりの最下位になった根本原因
2024.06.27

能力や勤勉さで劣っているわけではない…日本人の「労働生産性」がG7でぶっちぎりの最下位になった根本原因

なぜ日本人の賃金は上がらないのか。デロイトトーマツグループ執行役の松江英夫さんは「就業者1人当たりの労働生産性が低いからだ。これを上げるためには、日本特有の『タコつぼ化した組織』を壊し、新たな成長戦略を描く必要がある」という――。(第1回) ※本稿は、デロイトトーマツグループ『価

東証反落、終値325円安 値上がり反動で利益確定売り優勢
2024.06.27

東証反落、終値325円安 値上がり反動で利益確定売り優勢

 27日の東京株式市場は、このところ値上がりが続いていた反動で利益確定売りが優勢となり、日経平均株価(225種)は反落した。 終値は前日比325円53銭安の3万9341円54銭。東証株価指数(TOPIX)は9.25ポイント安の2793.70。出来高は約16億2759万株だった。<

なぜ物価高で国民生活が大変でも政府・財務省は絶対に消費税を下げないの?「10年間で税収全体では26.3兆円増えて1.6倍に…」生島ヒロシ×岩本さゆみ
2024.06.27

なぜ物価高で国民生活が大変でも政府・財務省は絶対に消費税を下げないの?「10年間で税収全体では26.3兆円増えて1.6倍に…」生島ヒロシ×岩本さゆみ

2024年4月29日、外国為替市場の円相場が約34年ぶりに一時1ドル=160円台となりました。歴史的な円安が続くなか、経済評論家の岩本さゆみさんは「日本経済はまだまだ十分に底力がある」と話します。そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの資格を持つパーソナリティの生島ヒロシさんと岩本さんの共著

東証3日続伸493円高、2カ月半ぶり水準
2024.06.26

東証3日続伸493円高、2カ月半ぶり水準

 26日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3日続伸し、終値は前日比493円92銭高の3万9667円07銭となった。4月9日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復した。