# 感染症・予防接種ナビ

「肉」は膀胱炎など「尿路感染症」の原因になる、世界で患者が急増 感染を防ぐには
2024.09.09

「肉」は膀胱炎など「尿路感染症」の原因になる、世界で患者が急増 感染を防ぐには

 近年、尿の通り道に起こる感染症(尿路感染症)になる人が増えている。研究によれば、世界ではここ数年、毎年4億人以上が尿路感染症にかかり、20万人以上が死亡している。尿路感染症によって失われた健康な年数(障害調整生命年、DALY)は、1990年から2019年の間に68.9%も増えた。

東京の梅毒感染者2400人超で過去最多ペースで増加…内訳は男性7割女性3割 無料・匿名の検査相談室を新宿や多摩地域に設置
2024.09.09

東京の梅毒感染者2400人超で過去最多ペースで増加…内訳は男性7割女性3割 無料・匿名の検査相談室を新宿や多摩地域に設置

東京都内の梅毒の感染者数は過去最多だった去年とほぼ同じ水準で増加していて、今年に入ってこれまでに2400件を超えました。今年の都内の梅毒感染者の報告は9月1日までの速報値で2460件に上り、過去最多だった去年の3701件とほぼ同じ水準で増え続けています。感染者の内訳

レジオネラ肺炎で死亡 匝瑳の86歳男性
2024.09.08

レジオネラ肺炎で死亡 匝瑳の86歳男性

 千葉県は6日、匝瑳市の男性(86)がレジオネラ菌による肺炎で死亡したと発表した。感染源や経路は不明。今年、県内で報告されたレジオネラ症は74人目で、死者は初めて。昨年は95人が感染、1人が死亡している。人から人への感染はないという。 県によると、男性は8月23日に発熱し、その後

「恋愛模様に胸がキュンキュンする感じ」吉高由里子が役作りで読み込んだ少女マンガの中身とは?《「光る君へ」熱演の舞台裏》
2024.09.08

「恋愛模様に胸がキュンキュンする感じ」吉高由里子が役作りで読み込んだ少女マンガの中身とは?《「光る君へ」熱演の舞台裏》

大河ドラマ「光る君へ」で主人公の紫式部を演じる吉高由里子さん。吉高さんは役作りに際して参考にしたマンガとは……。◆◆◆ 紫式部は当時の記録や歴史的史料がほぼ残されていないので、役作りは、それはもう本当に大変で。私も「紫式部は『枕草子』の作者清少納言とライバル関係にあ

もしも世界から蚊を根絶させたら何が起こるのか、科学者に聞いてみた、年70万人が犠牲に
2024.09.08

もしも世界から蚊を根絶させたら何が起こるのか、科学者に聞いてみた、年70万人が犠牲に

 米国では今、蚊が大きな話題になっている。8月下旬、米国東部で東部ウマ脳炎ウイルスの人への感染が確認され、米マサチューセッツ州オックスフォード一帯に、夜間の外出を控える勧告が出された。米国立アレルギー感染症研究所の元所長であるアンソニー・ファウチ氏も、ウエストナイルウイルスに感染して入院してニ

【訃報】ブラジル音楽界の巨匠セルジオ・メンデスさんが83歳で
2024.09.08

【訃報】ブラジル音楽界の巨匠セルジオ・メンデスさんが83歳で

ボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」で知られるブラジル出身の音楽家セルジオ・メンデスさんが5日、米ロサンゼルスで亡くなった。83歳だった。米メディアが報じた。CNNによると、メンデスさんは長期にわたる新型コロナウイルスの後遺症と闘っていたという。メンデスさんは1941年、ブラジル生

「病院」の地図記号の始まりをたどる。明治時代から戦後にかけて、記号はどのように変化したのか
2024.09.08

「病院」の地図記号の始まりをたどる。明治時代から戦後にかけて、記号はどのように変化したのか

地図を読む上で欠かせない、「地図記号」。2019年には「自然災害伝承碑」の記号が追加されるなど、社会の変化に応じて増減しているようです。半世紀をかけて古今東西の地図や時刻表、旅行ガイドブックなどを集めてきた「地図バカ」こと地図研究家の今尾恵介さんいわく、「地図というものは端的に表現するなら『こ

セルジオ・メンデスさん死去 ボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」
2024.09.07

セルジオ・メンデスさん死去 ボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」

 ボサノバの大ヒット曲「マシュ・ケ・ナダ」で知られる、ブラジル出身の音楽家セルジオ・メンデスさんが5日、米ロサンゼルスで死去した。83歳だった。AP通信などが報じた。 家族が声明で明らかにした。長期にわたる新型コロナウイルス感染の後遺症との闘いの末、亡くなったとしている。

コロナ、デング熱、エムポックス、マイコプラズマ肺炎…さまざまな感染症がなかなか「終息」しないのはなぜか?
2024.09.07

コロナ、デング熱、エムポックス、マイコプラズマ肺炎…さまざまな感染症がなかなか「終息」しないのはなぜか?

 昨年(2023年)5月の感染症法上5類移行以降、コロナウイルス感染症は通常の医療体制で対応されている。ただ、今年の夏も全国的な感染拡大の波は続いている。現在は、変異株「KP.3」による第11波を迎えているとされる。 一方、デング熱、エムポックス、マイコプラズマ肺炎など、さまざま

梅毒は全国的には頭打ち傾向も…なぜ北海道は減少し、神奈川や岡山で増加しているのか?
2024.09.07

梅毒は全国的には頭打ち傾向も…なぜ北海道は減少し、神奈川や岡山で増加しているのか?

 国立感染症研究所は3日、感染症発生動向調査(IDWR)速報データ第34週(8月19日~26日)を発表した。 梅毒の新規感染報告件数が新たに197件が報告され、今年の累計数は9138件となった。これは前年同期比で660件減少の9798件となった。 減少が目立つのは北

「マイコプラズマ肺炎」流行入り 静岡県内で5年ぶり 14歳以下が7割
2024.09.07

「マイコプラズマ肺炎」流行入り 静岡県内で5年ぶり 14歳以下が7割

 静岡県は6日、呼吸器感染症「マイコプラズマ肺炎」について、直近1週間(8月26日~9月1日)のデータを踏まえて流行入りを発表した。定点医療機関1カ所当たりの患者数は1・10人となり、県が流行入りの目安に定める「1人」を上回った。流行入りするのは2019年12月以来、5年ぶり。県は換気や手洗い

【山形】「手足口病」7週連続警報レベル タオルの共用を避ける・こまめな手洗いを
2024.09.06

【山形】「手足口病」7週連続警報レベル タオルの共用を避ける・こまめな手洗いを

子どもが多くかかる「手足口病」の患者数が増え続けていて、7週連続の警報レベルとなっている。「手足口病」は、手のひらや足・口の中に水ぶくれのような発疹ができ、発熱を伴うウイルス性の感染症で、5歳以下の子どもを中心に夏に流行する。県衛生研究所によると、9月1日までの1週

介護老人保険施設で11人が結核に集団感染 茨城・土浦市
2024.09.06

介護老人保険施設で11人が結核に集団感染 茨城・土浦市

茨城県土浦市の介護老人保健施設で入所者の80代の女性が結核と診断され、その後、同じフロアの入所者や職員合わせて11人が集団感染していたことが分かりました。 土浦市にある宿泊型の介護老人保健施設で3月に、80代の女性がせきなどの症状が悪化し、肺結核と診断されました。 

東京都377億円規模の補正予算案 物価高騰対策や給食費支援など
2024.09.06

東京都377億円規模の補正予算案 物価高騰対策や給食費支援など

東京都は医療機関に対する光熱費や食材費のほか、学校給食費の支援拡充などを盛り込んだ377億円規模の補正予算案を都議会に提出する方針を明らかにしました。 補正予算案の377億円のうち、物価高騰に対して価格転嫁しにくい医療機関や薬局などに対して光熱費や食材費を支援するために100億円

23歳で突然のがん宣告、子供産めない体に 元アイドルが伝えたいワクチンへの理解 #令和の子
2024.09.06

23歳で突然のがん宣告、子供産めない体に 元アイドルが伝えたいワクチンへの理解 #令和の子

20歳で上京し、憧れのアイドルへの道を進んでいた夏目亜希さん(33)は23歳のとき、突然のがん宣告を受けます。病名は「子宮頸がん」。比較的初期に見つかりましたが、リンパ節にも転移があり、放射線治療を受けて子どもが産めない体になりました。夏目さんには大きな後悔がありました。子宮頸がんを予防できる

葉加瀬太郎がかかった「ラムゼイハント症候群」とは ジャスティン・ビーバーも罹患
2024.09.06

葉加瀬太郎がかかった「ラムゼイハント症候群」とは ジャスティン・ビーバーも罹患

 バイオリニスト葉加瀬太郎(56)が6日、自身の公式を更新し、顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群に罹患(りかん)していると発表した。 ラムゼイハント症候群とは、帯状疱疹(ほうしん)が片方の耳の近くに位置する顔面の神経に影響を及ぼすもので、顔面のまひのほか痛みを伴う発疹や影響を受け

蚊が媒介する感染症「デング熱」患者1例確認 山形県内で確認は2019年以来
2024.09.06

蚊が媒介する感染症「デング熱」患者1例確認 山形県内で確認は2019年以来

山形県内で蚊が媒介する感染症「デング熱」の患者が1例確認されました。県内でのデング熱患者の報告は2019年以来です。「デング熱」は蚊が媒介する感染症で急激な発熱や頭痛、発疹などの症状が出ます。多くは1週間ほどで改善しますが、まれに重症化して死に至るケースもあります。

定点患者数0・96人減少 和歌山県の新型コロナ、6日発表
2024.09.06

定点患者数0・96人減少 和歌山県の新型コロナ、6日発表

 和歌山県は6日、今年第35週(8月26日~9月1日)に定点医療機関で報告された新型コロナウイルスの新規感染者数を発表した。1医療機関当たりの平均患者数は6・24人で、前週(7・20人)より0・96人減少した。全国の患者数も前週の8・80人から7・46人に減った。 県内49カ所の

新たな感染症の出現に備え 奈良県感染症対策連携協議会/奈良
2024.09.06

新たな感染症の出現に備え 奈良県感染症対策連携協議会/奈良

 新たな感染症の対策づくりに向けて、県の担当者と関係機関による話し合いが5日、橿原市内で開かれました。 これは、新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な混乱を教訓に、新たな感染症の危機に備えて政府の行動計画が改定されたのを受けたものです。会議には、連携協議会を構成する、県や消防

手足口病 宮城県内で微増…新型コロナとともに流行続く 「お盆明けは警戒を」県が対策呼びかけ
2024.09.06

手足口病 宮城県内で微増…新型コロナとともに流行続く 「お盆明けは警戒を」県が対策呼びかけ

宮城県内で確認された手足口病と新型コロナウイルスの患者数はいずれも高い水準が続いていて、県はお盆明けに増加する傾向があるとして警戒を呼びかけています。先月26日からの1週間、県内で確認された手足口病の患者数は1医療機関あたり8.35人で、前の週より0.8人増加しました。手足口病は