# 感染症・予防接種ナビ

劇症型溶連菌の患者数が1千人超え - 過去最多を更新 感染研
2024.06.18

劇症型溶連菌の患者数が1千人超え - 過去最多を更新 感染研

 国立感染症研究所は18日、急速に病状が進行し、致死率が高い「劇症型溶⾎性レンサ球菌感染症」(STSS)の患者数が過去最多を更新し、1,000人を上回ったと発表した。【渕本稔】 2024年のSTSSの累計患者数は、2日時点で過去最多の977人に上っていたが、9日時点でさらに42人

水分不足は腸内環境を悪化させ、感染症にかかりやすくする 北里大などマウスで解明
2024.06.18

水分不足は腸内環境を悪化させ、感染症にかかりやすくする 北里大などマウスで解明

 水分摂取を制限したマウスは、通常のマウスに比べて便通が悪くなるだけではなく、腸内細菌のバランスが崩れ、病原菌の排出にも時間がかかることを、北里大学などの研究グループが明らかにした。水分量を通常の半分に減らすと、腸の免疫に著しい乱れが生じ、感染症にかかりやすいことが確認できた。今後はヒトでも同

劇症型溶血性レンサ球菌感染症、報告数が過去最多に 日本
2024.06.18

劇症型溶血性レンサ球菌感染症、報告数が過去最多に 日本

(CNN) 危険で致死率の高い細菌感染症の報告数が日本で記録的水準に達している。当局の数字から明らかになった。専門家は現時点で増加の理由を特定できていない。今月2日の時点で、厚生労働省に劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)として記録された報告の数は977人。入手可能な直近のデ

乳牛の鳥インフル感染 米国で100農場超に 農水省は日本国内発生警戒
2024.06.18

乳牛の鳥インフル感染 米国で100農場超に 農水省は日本国内発生警戒

 米国で3月下旬、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)に感染した乳牛が世界で初めて確認され、全米12州101農場に広がっていることが同国農務省(USDA)の発表資料から明らかになった。搾乳作業を通じて感染牛と接触した酪農従事者3人も感染していた。事態を重く見た農水省は、都道府県に周知を図る一方

感染症、行動計画最終案を了承 平時からの備え充実
2024.06.17

感染症、行動計画最終案を了承 平時からの備え充実

 政府の新型インフルエンザ等対策推進会議は17日、重大な感染症への対応をまとめた「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」改定の最終案を了承した。平時からの備えに関する記載を充実。4月に大筋でまとめ、一般から意見を公募していた。近く閣議決定される見込み。 計画は、医療逼迫の恐れがあ

新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...「爆発と強さ」に今夏は要警戒
2024.06.17

新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...「爆発と強さ」に今夏は要警戒

新型コロナウイルスの新たな変異株がアメリカで拡大中だ。今夏、感染の波が来る可能性を専門家は警告している。新たな変異株の通称はFLiRT(フラート)。米疾病対策センター(CDC)によれば、アメリカでは5月、フラートの1種のKP.2が新型コロナ感染症例のうち最多を占めた。

「新型コロナ」今シーズンの定期接種、新たに開発するワクチンを使用する方針へ 厚労省が決定
2024.06.17

「新型コロナ」今シーズンの定期接種、新たに開発するワクチンを使用する方針へ 厚労省が決定

厚生労働省の専門家委員会は、今年度の新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、オミクロン株の新系統「JN.1」やその派生型に対応したワクチンを使う方針を決めました。この内容について中路医師に伺いました。[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性

【感染症の文明史】温暖化で北上するヒトスジシマカ : 熱帯病の恐怖が東京ばかりか、東北にまで差し迫る
2024.06.17

【感染症の文明史】温暖化で北上するヒトスジシマカ : 熱帯病の恐怖が東京ばかりか、東北にまで差し迫る

石 弘之地球環境の変化に伴い、熱帯や亜熱帯に生息する蚊が媒介する感染症が東京やニューヨークを襲うようになった。温暖化の影響でその生息域は広がりつつあり、スペイン風邪なみのパンデミックがいつ起きてもおかしくない。まるでパニック映画のような事件だった。東京のど真ん中で突

「死亡率最大50%の伝染病がくる…新型コロナ級の大流行、時間の問題」
2024.06.17

「死亡率最大50%の伝染病がくる…新型コロナ級の大流行、時間の問題」

米国疾病管理予防センター(CDC)前局長が高病原性鳥インフルエンザの大流行は時間の問題だと警告した。米国メディアのザ・ヒルが15日に伝えたところによると、ロバート・レッドフィールド前CDC局長は14日に米ニュースチャンネルのニュースネーションに出演し、鳥インフル大流行が「起きるか

筋肉痛に発疹・発熱…バリを訪れた英国人女性を恐怖に陥れた病気とは
2024.06.17

筋肉痛に発疹・発熱…バリを訪れた英国人女性を恐怖に陥れた病気とは

【NEWSIS】英国人女性がインドネシアのバリを旅行した際にデング熱に感染し、筋肉痛、関節痛、全身の発疹、頭痛などの症状に苦しんだことが分かった。 デーリー・メールやザ・サンなど複数の英国メディアが報じた。それによると英ウェストヨークシャーに住むエマ・コックスさん(27)は5月に

マスク着用が難しい園児 距離を取れず不安な保育士 コロナ禍の保育園の奮闘が記録集に 私保連「懸命に子どもたちを守ってきたと分かる内容」
2024.06.17

マスク着用が難しい園児 距離を取れず不安な保育士 コロナ禍の保育園の奮闘が記録集に 私保連「懸命に子どもたちを守ってきたと分かる内容」

 私立保育園連盟(上原東会長)がこのほど、コロナ禍の保育現場の取り組みなどをまとめた記録集を作成した。感染者が相次ぐ中でどのように園を運営してきたかや、保育士や保護者らの思いを盛り込んでいる。同連盟は「感染症による『有事』は二度とあってほしくないが、また起こるかもしれない。次の対策に記録集を生

【温暖化で進む害虫被害の増加】蚊、ダニ、ゴキブリ、カメムシ、マダニ、セアカゴケグモ 6種の害虫の生態と対処法
2024.06.16

【温暖化で進む害虫被害の増加】蚊、ダニ、ゴキブリ、カメムシ、マダニ、セアカゴケグモ 6種の害虫の生態と対処法

 農林水産省は5月、「関東、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部で果樹に被害をもたらすカメムシの発生が多くなるだろう」と発表した。ほかにも蚊、ダニ、ゴキブリなどの動きも活発になっている。なぜこれほど害虫がわいているのか──。害虫防除技術研究所代表の白井良和さんが説明する。「実は害

木下博勝医師 10代妊婦の性感染症急増に驚き「本当に日本なの?と疑いたくなる」
2024.06.16

木下博勝医師 10代妊婦の性感染症急増に驚き「本当に日本なの?と疑いたくなる」

 プロレスラー・ジャガー横田の夫で医師の木下博勝氏(56)が16日「X」(旧ツイッター)を更新。10代の妊婦の間で梅毒が広がっているというニュースに驚きの声をあげた。 日本産婦人科医会の調査によると、2022年の10代の約200人に一人が性感染症の梅毒に感染していたという。他の年

沖縄県議選、期日前投票は20万7991人 期日前投票率は18.35%、過去2番目の高さ
2024.06.16

沖縄県議選、期日前投票は20万7991人 期日前投票率は18.35%、過去2番目の高さ

 16日投開票の沖縄県議選で、8~15日までの8日間に期日前投票したのは20万7991人で、選挙人名簿登録者数113万3391人に占める割合は18・35%だった。期日前投票率は、過去最高だった前回2020年の19・38%に次いで、2番目に高い。県選挙管理委員会が15日、公表した。

鹿児島県 介護事業所協総会・研修会 「事業継続計画」学ぶ 完全義務化受け
2024.06.16

鹿児島県 介護事業所協総会・研修会 「事業継続計画」学ぶ 完全義務化受け

 奄美大島介護事業所協議会(盛谷一郎会長、会員40法人)は15日、奄美市役所会議室で2024年度総会と研修会・講演会を開いた。総会には委任状を含む33法人が出席、研修会では、通所系サービス事業所の福祉避難所指定の現状や介護サービス事業所における事業継続計画(BCP)などについて約70人が講義を

全身がでこぼこに、筋肉痛まで…バリ旅行客を襲った「恐怖の病気」
2024.06.16

全身がでこぼこに、筋肉痛まで…バリ旅行客を襲った「恐怖の病気」

英国の観光客がインドネシアのバリに旅行に行ってデング熱に感染し、筋肉痛、関節痛、全身の発疹などで苦しんだ。デイリー・メールやサンなど英国メディアは14日、英国のコンテンツクリエーター、エマ・コックスさん(27)が5月初めにバリにバカンスに行きデング熱に感染したと伝えながらデング熱

野生イノシシが「豚熱」に感染 県内で今年3例目 養豚場へ注意喚起/岡山・奈義町
2024.06.16

野生イノシシが「豚熱」に感染 県内で今年3例目 養豚場へ注意喚起/岡山・奈義町

 岡山県県は14日、勝田郡奈義町内で発見された衰弱状態の野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱」に感染していたと発表した。県内での感染確認は今年3例目。 発表によると11日に発見され、県家畜保健衛生所の遺伝子検査で陽性が確定。県は捕獲地点から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、狩

梅毒感染、10代妊婦の「200人に1人」 胎児感染は近年で最多に
2024.06.16

梅毒感染、10代妊婦の「200人に1人」 胎児感染は近年で最多に

 2022年に10代の妊婦の約200人に1人が、性感染症の梅毒に感染していたことが、日本産婦人科医会の調査で分かった。他の年代の妊婦でも感染率が上がっていた。梅毒の感染者はこれまで男性が大半を占めているが、若い女性にも感染が広がっており、胎児に感染する「先天性梅毒」も急増している。専門家は危機

「日本人の“肝臓がん”の原因は半数がコレ!」…健診で「HCV陽性」と言われたら必ずやるべき「たった一つのコト」
2024.06.16

「日本人の“肝臓がん”の原因は半数がコレ!」…健診で「HCV陽性」と言われたら必ずやるべき「たった一つのコト」

 毎年1回は受けることが義務付けられている職場健診。健診結果の異常を示す「*」がついた数値には、実は気にしなくて良いものもあれば、今すぐに再検査を受けなければならないものもある。果たしてあなたは診断結果の本当の意味を理解しているだろうか。 BMI・血圧・尿糖・眼底など項目別にその

パンサー尾形の娘が「3ヶ月治らないと手術も…」の状態に 妻が慢性中耳炎の治療の様子伝え、心配の声
2024.06.15

パンサー尾形の娘が「3ヶ月治らないと手術も…」の状態に 妻が慢性中耳炎の治療の様子伝え、心配の声

 お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(46)の妻・あいさんが、15日までに自身の公式ブログを更新。6歳の長女・さくらちゃんを顔出しし、「慢性の中耳炎」の状態についてつづった。 5月22日に更新したブログで、あいさんは娘が耳鼻科通いを明かし、医師から「慢性の中耳炎」と告げられたと説明