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松山市の道後温泉本館、5年半ぶりに全館営業再開 朝早くから長い列
2024.07.11

松山市の道後温泉本館、5年半ぶりに全館営業再開 朝早くから長い列

 明治時代に改築されて今年で130周年を迎えた松山市の道後温泉本館が11日、保存修理工事をほぼ終え、5年半ぶりに全館で営業を再開した。午前6時の営業開始時間を前に、観光客ら70人ほどが列を作った。 本館横の待機場所の最前列にいたのは、松山市に住む大学3年の森下宥梨(ゆり)さん(2

【体験談】神奈川県で「3600万円」の注文住宅を建てた夫婦の後悔とは。住宅の専門家が独自目線で解説
2024.07.11

【体験談】神奈川県で「3600万円」の注文住宅を建てた夫婦の後悔とは。住宅の専門家が独自目線で解説

一般社団法人住宅生産団体連合会が戸建注文住宅の顧客ニーズの変化を把握することを目的として行った「2022年度戸建注文住宅の顧客実態調査」によると、世帯主年齢の平均は40.6歳で30歳代の割合が高く、「親と子世帯」が52.4%を占めているそうです。また建築費は4224万円で前年度の

道後温泉本館、5年半ぶり全館営業再開 100年に一度の大修理終了
2024.07.11

道後温泉本館、5年半ぶり全館営業再開 100年に一度の大修理終了

 保存修理工事をほぼ終え、国重要文化財の道後温泉本館(松山市)が11日、約5年半ぶりに全館での営業再開を迎える。10日の記念式典で野志克仁・松山市長は「100年に一度の大修理を終え、いよいよ待ちに待った再開。良いおもてなしを積み重ねていけばこの地域はさらに100年輝き続けられる」と述べ、期待を

【現代の名作椅子】日本が誇る世界的デザイナーが生んだサスティナブルな洗練チェア
2024.07.10

【現代の名作椅子】日本が誇る世界的デザイナーが生んだサスティナブルな洗練チェア

美しい造形美に、快適な座り心地......。たった一脚でも、住まいを洗練の空間へと昇華させてくれる「名作」と呼ばれる美しき椅子を厳選紹介。今回は、現在、世界的に活躍するデザイナーが手掛けた、現代を代表する名作椅子にフィーチャー 日本を代表するデザイナー、佐藤オオキが率いる「nen

弥生神殿、5本の柱は700年差 池上曽根遺跡、埋没林使用か
2024.07.10

弥生神殿、5本の柱は700年差 池上曽根遺跡、埋没林使用か

 国立歴史民俗博物館(千葉県)や大阪府和泉市教育委員会などのグループは、弥生時代の環濠集落・池上曽根遺跡(大阪府)の「神殿」ともされる大型掘っ立て柱建物の柱5本の年輪年代を再調査し、結果を10日発表した。「柱12」は紀元前52年と再確認。紀元前113年とされた「柱16」は、外側が削られており、

老朽化したマンションの建て替え価値を見える化する「スマート建替」、エリア限定で開始
2024.07.10

老朽化したマンションの建て替え価値を見える化する「スマート建替」、エリア限定で開始

 スマート修繕は7月10日、マンションの建て替え価値がわかるサービス「スマート建替」を、東京・赤坂エリア限定で先行リリースすると発表した。これに伴い、マンションの建て替え、耐震補強工事、修繕工事などの相談受付を、既存サービスである「スマート修繕」などで開始する。なお、エリアをより拡大した正式リ

公費解体申請、当初想定超え 完了は6% 能登地震
2024.07.10

公費解体申請、当初想定超え 完了は6% 能登地震

 石川県は10日、能登半島地震の公費解体申請が8日時点で2万2983棟となり、当初想定した約2万2000棟を超えたと発表した。 解体が完了したのは1338棟で、申請の約6%にとどまる。 県は全半壊家屋数や過去の災害の解体実績を基に、公費解体の棟数を2万2499棟と推

万博「タイプA」は47カ国 当初比の約8割、移行・撤退で
2024.07.10

万博「タイプA」は47カ国 当初比の約8割、移行・撤退で

 2025年大阪・関西万博参加国のうち、自前で建設するパビリオン「タイプA」での出展見通しが47カ国となったことが分かった。関係者が10日、明らかにした。当初希望した60カ国の約8割。日本側が建設を代行する簡素型「タイプX」への移行が5カ国に上ったほか、内政事情を理由とする撤退はメキシコなど3

マンション工事現場で63歳の男性死亡、熱中症の疑い 名古屋市
2024.07.10

マンション工事現場で63歳の男性死亡、熱中症の疑い 名古屋市

 9日午後5時5分ごろ、名古屋市中区平和1丁目の建築中のマンション一室で、自営業男性(63)=同市南区=が手を震わせて仰向けで倒れているのが見つかった。現場責任者が119番通報し、男性は病院に搬送されたが、約3時間後に死亡が確認された。中署によると、医師の診断で熱中症の疑いがあるという。

溶接の火が燃え移り…伊東市で建物火災 ケガ人・逃げ遅れはいない模様 現場の作業員から通報 静岡
2024.07.10

溶接の火が燃え移り…伊東市で建物火災 ケガ人・逃げ遅れはいない模様 現場の作業員から通報 静岡

7月10日午前9時半頃、伊東市宇佐美にある建物の1階部分で溶接をしていた作業員から「溶接の火が建物に燃え移った」と消防に通報がありました。午前10時15分現在も消火活動が続いていますが、これまでに周囲の建物への延焼は確認されていないということです。また、今のところケ

【東京建築祭レポート】レトロな名作が最先端デザインで生まれ変わったリノベーション建築が面白い! 6万5千人が参加した大盛況を実行委員長・倉方俊輔さんの想いとともに振り返る
2024.07.10

【東京建築祭レポート】レトロな名作が最先端デザインで生まれ変わったリノベーション建築が面白い! 6万5千人が参加した大盛況を実行委員長・倉方俊輔さんの想いとともに振り返る

去る2024年5月、東京で初となる大規模な建築公開イベント、「東京建築祭」が開催されました。東京を代表する有名建築や知る人ぞ知るレトロなビル、小さな商店建築など18の建築が無料で特別公開されたほか、有料のガイドツアーも好評を博し、初回にして延べ6万5千人超が参加する大注目のイベントとなりました

被災家屋倒壊恐れ 氷見、県道一部通行止め
2024.07.10

被災家屋倒壊恐れ 氷見、県道一部通行止め

  ●栄町―間島交差点 市、10日に解体協議 能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市中心部で9日、被災家屋が路面に倒壊する危険性があるとして、県道薮田下田子線の栄町交差点―間島交差点間の約200メートルが通行止めとなった。氷見市などは10日、周囲の安全を確保するため、緊急解体を実

津波避難タワーに漂流物リスク 似た建物押されて傾く 能登地震調査
2024.07.10

津波避難タワーに漂流物リスク 似た建物押されて傾く 能登地震調査

 1月の能登半島地震で、津波で漂流してきた建物が引っかかったために、鉄骨造の建物がほぼ倒壊する被害が出ていたことが日本建築学会の調査で明らかになった。 津波が通り抜けられず、押す力が働き続けた結果で、漂流物がなければ倒れなかった可能性がある。各地の津波避難タワーにも同様の構造をし

窓ガラスも熱中症…? 猛暑が原因で相次ぐ「熱割れ」被害 網入りガラスに要注意
2024.07.10

窓ガラスも熱中症…? 猛暑が原因で相次ぐ「熱割れ」被害 網入りガラスに要注意

 7月7日、静岡市で今年に入って全国初の気温40℃が記録された。日本列島各地でも35℃以上の猛暑日が続くなか、窓ガラスの熱割れ被害が多数発生している。 ヒビが入った窓ガラス。実は暑さが原因だそうで、その名も「熱割れ」と呼ばれるもの。今、東京を中心にこの熱割れ被害が相次いでいるとい

小森純、虫が湧いた“欠陥住宅”の住み心地を告白 マイホーム建築の「注意点」とは?
2024.07.10

小森純、虫が湧いた“欠陥住宅”の住み心地を告白 マイホーム建築の「注意点」とは?

 タレントの小森純が、「欠陥住宅」だったマイホームをリフォーム。その後の住み心地について、自身のYouTubeで語った。 小森は2011年に元モデルで実業家の今井諒氏と結婚。2014年に長男、2016年に次男、2022年に三男を出産し、現在三児の母として子育てに奮闘している。

「周辺環境への配慮を感じることができません」プリツカー賞受賞・山本理顕氏が語る「大阪万博」の問題点
2024.07.10

「周辺環境への配慮を感じることができません」プリツカー賞受賞・山本理顕氏が語る「大阪万博」の問題点

「建築界のノーベル賞」とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕氏。日本人受賞者としては丹下健三、槇文彦らに続く9人目で、日本は受賞最多の国となった。その要因について山本氏は「建築家にとって厳しい環境の中で、どうすれば自分のメッセージやアイディアを伝えることができるのか、タフに考えてき

下りはトンネル上りは地上、ホームの位置も高さも違う駅。橋の上に乗ってる駅
2024.07.10

下りはトンネル上りは地上、ホームの位置も高さも違う駅。橋の上に乗ってる駅

 今回も前回に引き続き、「変わった造りの駅や、変わった造りの構造物がある」という話を取り上げてみたい。■ 下りホームはトンネル内、上りホームは地上 上越線の土合駅は「モグラ駅」として有名だが、この駅でホームがトンネル内にあるのは下り線のみ、上り線は地上にある。高崎方

これが住宅?ピカソにウォーホル、シャガール、美術館級のアートが!非日常の空間が広がる豪邸が完成するまで
2024.07.09

これが住宅?ピカソにウォーホル、シャガール、美術館級のアートが!非日常の空間が広がる豪邸が完成するまで

住宅設計の成否は、建築家が土地のポテンシャルをいかに引き出すかに左右されるといっても過言ではありません。建築家の田中俊彰さんが手掛けた「下関の家」では大胆な設計に加え、住み手のディレクションとアート、造園計画といったチーム力が結集し、暮らしの場に非日常をもたらしました。<

柏商工 新本社新事務所が竣工、高い居住性で成長促し
2024.07.09

柏商工 新本社新事務所が竣工、高い居住性で成長促し

 東海地区有力コイルセンターの柏商工(本社=愛知県東海市、長谷川慶太社長)が2023年1月から建設を進めてきた新本社新事務所と外構が、6月下旬に竣工した。「成長性」を重視し、居住性、機能性、デザイン性を高めることで、「社員皆が進取の気性を育むための成長原資と位置付ける」(長谷川社長)事務所とし

小鳥を呼び込む庭作り--積水ハウスらが可視化提案ツールを試験運用
2024.07.09

小鳥を呼び込む庭作り--積水ハウスらが可視化提案ツールを試験運用

 積水ハウスとシンク・ネイチャーは7月9日、庭の生物多様性保全効果を最大化する樹木などを提案する社内ツール「生物多様性可視化提案ツール」(仮称)を、6月に共同開発したと発表した。 生物多様性可視化提案ツールは、積水ハウスが住宅設計時に提案する庭木セレクトブックの樹種データが収録さ