# 宇宙開発

H3打ち上げ成功…3号機 観測衛星、軌道投入 
2024.07.01

H3打ち上げ成功…3号機 観測衛星、軌道投入 

 日本の新たな大型主力ロケット「H3」の3号機が1日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは搭載した政府の地球観測衛星「だいち4号」を分離して軌道に投入し、打ち上げは成功した。今年2月の2号機に続く成功で、基幹ロケットとしての信頼性を高める成果を上げた。 3号

2号機踏襲、実績重ねる 商用化に向け布石も H3・3号機
2024.07.01

2号機踏襲、実績重ねる 商用化に向け布石も H3・3号機

 初の実用衛星打ち上げに成功したH3ロケット3号機は、今年2月に初成功した2号機と機体構成などを踏襲し、成功の実績を重ねた。  H3は、衛星打ち上げビジネスへの参入を視野に、積み荷となる衛星の大きさに応じ、第1段の液体燃料エンジン「LE―9」や固体燃料補助ロケット(

H3ロケット打ち上げ成功「連続成功でも気を抜くな」 名古屋大の安井正明特任教授
2024.07.01

H3ロケット打ち上げ成功「連続成功でも気を抜くな」 名古屋大の安井正明特任教授

1日昼に種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた日本の次世代主力ロケット「H3」3号機。名古屋大特任教授(推進工学)に打ち上げ成功の意義などを聞いた。◇今回の成功により、H3ロケットは、初号機の失敗を受けて2号機で施された対策が妥当だったと検証できた

一瞬で空へ…ロケットの推進力と迫力に「感動」 「H3」3号機打ち上げ成功、順調飛行に見学客から拍手沸く 南種子
2024.07.01

一瞬で空へ…ロケットの推進力と迫力に「感動」 「H3」3号機打ち上げ成功、順調飛行に見学客から拍手沸く 南種子

 鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターからH3ロケット3号機が打ち上げられた1日、同町の恵美之江展望公園では、事前抽選で選ばれた約300人が同機の旅立ちを見守った。打ち上げから約10分後、場内アナウンスで順調な飛行が報告されると見学客から拍手が沸き、「頑張れ」といった声も飛んだ。

「打ち上げ100点」のH3ロケット 商業打ち上げは軌道に乗れるか
2024.07.01

「打ち上げ100点」のH3ロケット 商業打ち上げは軌道に乗れるか

 3号機が無事に打ち上がり、搭載した地球観測衛星「だいち4号」も軌道に投入された。日本の基幹ロケット「H3」は2度目の成功で軌道に乗り始めた。だが、世界のライバルは多く、宇宙ビジネスの拡大に向けては課題が山積みだ。 「去年、H3初号機の失敗で、(搭載した衛星の)だいち3号を失い、

H3ロケット3号機成功は日本の宇宙政策上、極めて大きな一歩 さらなる成功の積み重ねを
2024.07.01

H3ロケット3号機成功は日本の宇宙政策上、極めて大きな一歩 さらなる成功の積み重ねを

H3ロケットは3号機の打ち上げ成功により、初めて重要な大型衛星を打ち上げられる実力を示した。世界中の民間企業から衛星の打ち上げを大量に受注し、持続的な経済成長につなげることを目指す日本の宇宙政策上、極めて大きな一歩といえる。H3は、国の先進光学衛星「だいち3号」を搭載した初号機が

JAXA、H3ロケット3号機打ち上げ成功 だいち4号を軌道投入
2024.07.01

JAXA、H3ロケット3号機打ち上げ成功 だいち4号を軌道投入

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は日本時間2024年7月1日に「H3」ロケット3号機の打ち上げを実施しました。搭載されていた先進レーダ衛星「だいち4号(ALOS-4)」は正常に分離されたことがJAXAから発表されています。打ち上げに関する情報は以下の通りです。■打ち

【世界初】中国が成功させた「月の裏側」への着陸とサンプル採取(動画付き)
2024.07.01

【世界初】中国が成功させた「月の裏側」への着陸とサンプル採取(動画付き)

6月25日、中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが)6号」が地球に帰還。【ニューズウィーク日本版編集部】月の裏側に位置する南極エイトケン盆地で採取した岩石などのサンプルを収めたカプセルが、内モンゴル自治区の砂漠地帯にパラシュートで落下した。月の裏側のサンプル収集は世界

JAXA、H3ロケットで打ち上げの衛星「だいち4号」の画像公開 太陽電池パネルを展開
2024.07.01

JAXA、H3ロケットで打ち上げの衛星「だいち4号」の画像公開 太陽電池パネルを展開

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、日本の次世代主力ロケット「H3」3号機で打ち上げられた国の先進レーダー衛星「だいち4号」が、地球周回軌道で太陽電池パネルを展開している画像を公開した。だいち4号は打ち上げから約16分後、予定軌道に投入された。機体は重さ約3トン、高さ6・4メ

H3ロケット3号機打上げ成功 「ロケットとしてはほぼ完璧」
2024.07.01

H3ロケット3号機打上げ成功 「ロケットとしてはほぼ完璧」

JAXAは、種子島宇宙センターから7月1日12時6分42秒に打ち上げられたH3ロケット3号機について、計画通りに飛行したことを発表。打上げから約16分34秒後に搭載していた先進レーダ衛星「だいち4号」を正常に分離し、所定の軌道に打ち上げることに成功した。H3ロケットの打上げについ

H3打ち上げは「100点満点」
2024.07.01

H3打ち上げは「100点満点」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、H3ロケット3号機の打ち上げに関して記者会見し、開発責任者の有田誠プロジェクトマネジャーは「100点満点の打ち上げだった」との認識を示した。

H3ロケット成功で高市宇宙担当相が談話 「国際競争力に重要、関係者の尽力に敬意」
2024.07.01

H3ロケット成功で高市宇宙担当相が談話 「国際競争力に重要、関係者の尽力に敬意」

次世代主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ成功を受け、高市早苗宇宙政策担当相は1日、「H3ロケットは、我が国の宇宙活動の自立性確保と国際競争力強化のために極めて重要。御関係の皆様のご尽力に敬意を表し、感謝申し上げます。(宇宙政策担当相として)今後とも、我が国の宇宙開発利用を精力的に進めてまいり

ニュースワード「だいち4号」
2024.07.01

ニュースワード「だいち4号」

 だいち4号 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱電機が開発した先進レーダー衛星。雨天や夜間でも観測可能な合成開口レーダー(SAR)を使い、地震や火山活動に伴う地殻変動や災害の状況、森林や海洋の環境変化を捉える。 太陽電池パネルを広げた全長は約20メートル。重さは約3トンで、開

打ち上げ成功!H3ロケット運んだ「地球観測衛星だいち4号」とは?3号の喪失乗り越え…夜でも森でも観測可能で防災能力向上
2024.07.01

打ち上げ成功!H3ロケット運んだ「地球観測衛星だいち4号」とは?3号の喪失乗り越え…夜でも森でも観測可能で防災能力向上

7月1日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット3号機が打ち上げられ、搭載していた地球観測衛星「だいち4号」が予定通り分離され、打ち上げは成功した。H3ロケット1号機は2023年3月に「だいち3号」を搭載して打ち上げられたが、2段目のエンジンに着火せず失敗。「だいち3号」も

H3ロケット3号機、打ち上げ成功 衛星を分離
2024.07.01

H3ロケット3号機、打ち上げ成功 衛星を分離

1日午後0時6分に種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた日本の次世代主力ロケット「H3」3号機は、打ち上げから約16分後、搭載する国の先進レーダー衛星「だいち4号」を切り離し、打ち上げは成功した。今後は衛星の状況などを確認する。

H3ロケット3号機、観測衛星の打ち上げ成功 本格運用スタート
2024.07.01

H3ロケット3号機、観測衛星の打ち上げ成功 本格運用スタート

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日、国産の新型主力ロケット「H3」3号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから発射した。約17分後、搭載した地球観測衛星「だいち4号(ALOS―4)」を高度約613キロで切り離し、予定の軌道に投入。打ち上げは成功した。H3の成功は2機連続。1、2号機は試験機の

H3ロケット3号機 打ち上げ成功
2024.07.01

H3ロケット3号機 打ち上げ成功

日本の新たな主力ロケットH3・3号機は、7月1日の昼、午後0時6分42秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。予定時刻にロケットは発射台を離れ、宇宙に向かって飛び立ちました。3号機には、地球観測衛星「だいち4号」が搭載されています。H3ロケットは、だいち4号を予定

【速報】H3ロケット3号機打ち上げ成功–搭載衛星の「だいち4号」(ALOS-4)とは
2024.07.01

【速報】H3ロケット3号機打ち上げ成功–搭載衛星の「だいち4号」(ALOS-4)とは

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2024年7月1日午後12時6分、国産基幹ロケット「H3」3号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。打ち上げは無事成功した。 打ち上げから約2分後、補助ブースターの「SRB-3」を分離。そして、1段エンジンの燃焼終了、第1段と2段分離

H3・3号機、打ち上げ 「だいち4号」搭載 失敗後、初の実用衛星・JAXA
2024.07.01

H3・3号機、打ち上げ 「だいち4号」搭載 失敗後、初の実用衛星・JAXA

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日午後0時6分、先進レーダー衛星「だいち4号」を搭載した新型基幹ロケット「H3」3号機を、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げた。 昨年の1号機打ち上げ失敗後、実用衛星を載せるのは初めて。今年2月の2号機に続く連続成功で、宇宙ビジネス参入

H3ロケット3号機、種子島から打ち上げ 国のレーダー衛星を搭載
2024.07.01

H3ロケット3号機、種子島から打ち上げ 国のレーダー衛星を搭載

日本の次世代主力ロケット「H3」3号機が1日午後0時6分、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた。打ち上げから約16分後、災害時の迅速な状況把握などに活用する国の先進レーダー衛星「だいち4号」を軌道に投入する。順調にいけば、H3による国の重要な大型衛星打ち上げの初成功となる。