# 回顧
「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」(東京都美術館)開幕レポート。「不屈の情熱の軌跡」をたどる
東京・上野の東京都美術館で、画家・田中一村(1908~77)の大回顧展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」が始まった。会期は12月1日まで。担当学芸員は中原淳行(東京都美術館学芸担当課長)、監修は松尾知子(千葉市美術館副館長)。 田中一村は栃木県出身。その画才から幼
「西川勝人 静寂の響き」(DIC川村記念美術館)開幕レポート。日本初の回顧展
運営するDIC株式会社によって2025年1月下旬からの休館が発表され、多くの惜しむ声が上がっているDIC川村記念美術館。同館で、休館前最後となる展覧会「西川勝人 静寂の響き」が始まった。会期は25年1月26日まで。担当学芸員は前田希世子。 西川勝人は1949年東京
ロック界のカリスマ、フランク・ザッパの娘が語る「私たち家族は健全なカルト集団だった」
先日、ロサンゼルス郊外のサンフェルナンド・バレーを散歩していたら、歩道に「全てのカルトが悪というわけではない」と書かれていて、思わず笑ってしまった。【ムーン・ユニット・ザッパ(俳優、歌手、作家)】私は新刊の回顧録『アース・トゥ・ムーン』で、ロックのアイコン、フランク・ザッパの娘と
「生活一変」 トランプ氏妻のメラニア氏、自著PRで暗に政権非難
米国のトランプ前大統領の妻メラニアさんが、近く発売する自身の回顧録のプロモーション映像をX(ツイッター)に投稿し、バイデン政権によるインフレ対応を暗に非難した。 今秋の大統領選から距離を置いてきたメラニアさんの政治的な発言は珍しい。トランプ氏が共和党の大統領候補に正式指名された
目黒とメグロ! JR東日本とカワサキモータースがコラボイベントを開催・9/1~9/30
カワサキモータースとJR東日本は、2024年9月1日~9月30日に「目黒とメグロの回顧展」というコラボイベントを開催する。2025年3月に目黒駅が開業140周年を迎え、目黒製作所は2024年が創業100周年に当たる。イベントには往年のメグロだけでなく、新型モデルの「メグロS1」と「W230」も
ヘンリー王子の回顧録がペーパーバックに 王室と和解する意思がないことの表明か
2023年1月に発売されたヘンリー王子の回顧録『SPARE(原題)』。王室やロイヤルファミリーに関する暴露や批判が盛りだくさんの内容は世界中で物議を醸した。王子とロイヤルファミリーの不和を決定づけることにもなったが、今年の秋にペーパーバック版が発売されることが明らかになった。ハー
全作品約140点が日本初公開。ヒルマ・アフ・クリントのアジア初大回顧展が東京国立近代美術館で開催へ
スウェーデン出身の画家ヒルマ・アフ・クリントのアジア初となる大回顧展「ヒルマ・アフ・クリント展(仮称)」が、東京国立近代美術館で開催される。会期は2025年3月4日~6月15日。 アフ・クリントは、ワシリー・カンディンスキーやピエト・モンドリアンら同時代のアーティ
200点以上の作品で松谷武判の全貌に迫る。過去最大規模の回顧展が東京オペラシティ アートギャラリーで開催へ
1960年代に具体美術協会の第2世代の俊英として名を馳せた現代美術家・松谷武判(1937~)。その過去最大規模の回顧展が東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は10月3日~12月17日。 松谷は1937年に大阪市で生まれ、14歳で結核にかかり、22歳
マライア・キャリー、母と姉が同じ日に亡くなったことを公表
マライア・キャリーの母パトリシアと姉のアリソンが同じ日に亡くなったことが明らかになった。マライアが雑誌『ピープル』に声明を発表した。「この週末に母が亡くなり、私は悲嘆に暮れています。そして悲しいことに悲劇的な出来事が起き、私の姉も同じ日に亡くなりました」とコメントしたマライア。「
【徹子の部屋】鶴田浩二さん、当時大スターの結婚は“タブー”だった 長い間伏せられていた両親の結婚を娘のさやかが語る
俳優・歌手の鶴田浩二さんの娘で俳優のさやかが、きょう26日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金 後1:00)に出演する。 62歳の若さで亡くなった浩二さん。存命なら今年100歳になる。娘のさやかが、懐かしの映像を見ながら誰にも見せなかった浩二さんのプライベートの様子を明かす
「食洗機」が日本でなかなか普及しない残念すぎる理由
人の「サボりたい」「ラクしたい」という欲望は尽きず、そうした需要に寄り添った時短家電やサービスが次々と市場に登場している。そんな中、なかなか普及が進まないのが食洗機だ。その背景にある「時間をかけて一生懸命頑張る」=「善」とする考え方は、ブラック企業の考え方にも通ずるのだとか…。※本稿は、松本
田名網敬一の60年以上にわたる創作の集大成。初の大規模回顧展が国立新美術館で開催中
「田名網敬一 記憶の冒険」が東京・六本木の国立新美術館で開催中だ。かつて日本版月刊「PLAYBOY」の初代アートディレクターを務め、雑誌や広告を舞台にした日本のアートシーンを牽引。一方で、1960年代より60年以上にわたり、ジャンルや既存のルールにとらわれない創作活動を繰り広げ、
田名網敬一が死去、RADWIMPSやGENERATIONSらのアートワークも手がけたグラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーの田名網敬一が、8月9日にくも膜下出血のため死去したことがわかった。88歳だった。【写真】生前の田名網敬一自身の記憶や実体験から生み出される鮮烈な作風で知られる田名網。さまざまな音楽アーティストともコラボしており、近年では曽我部恵一 VS あら
田名網敬一、くも膜下出血で死去 享年88
アーティストの田名網敬一が、くも膜下出血のため8月9日に亡くなった。88歳だった。葬儀は田名網自身の遺志により、親族および関係者のみで執り行ったという。田名網は、今年6月下旬に骨髄異形成症候群を患っていることが判明し、療養を続けていたが、その後7月末に突如発症したくも膜下出血が死因となった。
アーティスト・田名網敬一が88歳で逝去
デザイナーとしてキャリアをスタートさせ、60年代から現在に至るまで幅広いジャンルを横断し、独自の地位を築いてきたアーティスト・田名網敬一が8月9日に逝去した。享年88歳。 田名網は1936年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。在学中にデザイナーとしてデビューし、75年
回顧録で知った戦争 父の遺品で木下さん、和歌山県白浜町
和歌山県白浜町堅田の木下滋さん(77)の父、故・徳一さんは戦時中、通信兵として満州(現在の中国東北地方)に出征していた。滋さんは徳一さんから戦争の話をほとんど聞いたことがない。死後に手書きの「従軍回顧録」を発見し、戦時中の思いを知った。 徳一さんは1916(大正5)年生まれ、か
ジャン=ミッシェル・フォロンの大回顧展をレポート 詩情あふれる作品に込められた社会への静かな抗議
淡く、幻想的な水彩画やポスター、彫刻で人々を魅了し続けたベルギーを代表するアーティスト、ジャン=ミッシェル・フォロン。生誕90年を迎える本年、彼の回顧展が東京ステーションギャラリーで9月23日(月)まで開催されている。ジャン=ミッシェル・フォロン(1934~2005)は、ベルギー
美しさの奥に感じるのは、画家の静かな怒り…ジャン=ミッシェル・フォロンの大回顧展
ジャン=ミッシェル・フォロンの大回顧展「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」をご紹介。厳しさを増す現実世界から、幸せへ向かう空想旅行へ。夢見心地なパステルカラーの世界で一人佇む帽子をかぶった男。ポツンと孤独で、どこか不安げな姿にシンパシーを感じるのはなぜだ
副大統領候補J.D.ヴァンスが「白人貧困層出身」を演説で強調、米共和党大会
米共和党の副大統領候補に指名されたオハイオ州選出の上院議員のJ.D.ヴァンスは、7月17日の共和党全国大会で、自身の回顧録『ヒルビリー・エレジー―アメリカの繁栄から取り残された白人たち』のテーマを前面に押し出し、中西部の有権者らに積極的なアピールを行った。スピーチの冒頭でヴァンス
「吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる」(埼玉県立近代美術館)開幕レポート。55年の生涯振り返る初の回顧展
李禹煥や菅木志雄、小清水漸、関根伸夫らとともに「もの派」の中核作家として活躍し、その後は独自の絵画表現を追い求めたアーティスト・吉田克朗(1943~1999)。その回顧展「吉田克朗展 ―ものに、風景に、世界に触れる」が埼玉県立近代美術館で始まった。神奈川県立近代美