# 原爆
![長崎でも名簿の記帳始まる 原爆死没者、8月9日に奉納](/img/newspic.png)
長崎でも名簿の記帳始まる 原爆死没者、8月9日に奉納
長崎市は3日、新たに昨年8月以降に死亡が判明した被爆者の氏名を、原爆死没者名簿に書き加える作業を始めた。名簿は8月9日の「原爆の日」に開く平和祈念式典で奉納する。 2002年度から記帳をしている被爆2世で書道家の森田孝子さん(76)が市役所の一室で、名前や死没年月日などを1人ず
![広島で原爆死没者の記帳始まる 被爆79年、8月6日に向け](/img/newspic.png)
広島で原爆死没者の記帳始まる 被爆79年、8月6日に向け
広島市役所で3日、昨年8月6日の「原爆の日」以降に亡くなったり、既に亡くなったと遺族から申請があったりした被爆者の氏名や年齢を、原爆死没者名簿に書き加える作業が始まった。8月5日まで続き、翌日の平和記念式典で原爆慰霊碑の下にある石室に納められる。 今年は被爆から79年。市による
![長崎市の「反核座り込み」今月で500回…猛暑や降雪でも続け45年間「いつか核兵器なくす大きな力に」](/img/newspic.png)
長崎市の「反核座り込み」今月で500回…猛暑や降雪でも続け45年間「いつか核兵器なくす大きな力に」
長崎原爆の日(8月9日)に合わせ、被爆者らが長崎市の平和公園で毎月9日に行う「反核9の日座り込み」が今月、500回目を迎える。ロシアの核威嚇や北朝鮮の核・ミサイル開発など核軍縮をめぐる情勢が厳しさを増す中、参加者たちは「『核のない世界』を目指す意志をこれからもつないでいく」と誓っている。(勢
![女学生の悲劇、後世に 大阪とヒロシマ、被爆作家の遺志と必然の物語](/img/article/20240602/665bd70243744.jpg)
女学生の悲劇、後世に 大阪とヒロシマ、被爆作家の遺志と必然の物語
偶然の巡り合わせは、実は必然だったのかもしれない。79年前の広島。生き残った負い目から、作家は同級生たちが強いられた不条理な死を記録して後世に残した。その情熱に触れた人たちは、突き動かされるように継承の遺志に応えている。大阪を磁場にヒロシマと人々がつながる物語を紹介したい。 亡
![韓国の被爆者ら、原爆投下裁く「国際民衆法廷」計画 広島で討論会へ](/img/article/20240602/665baca8da243.jpg)
韓国の被爆者ら、原爆投下裁く「国際民衆法廷」計画 広島で討論会へ
「原爆投下に苦しんでいるのは日本人だけではない」。韓国で暮らす原爆被害者らは2026年5月、米ニューヨークで原爆投下の犯罪性を裁く「原爆国際民衆法廷」の開催を計画している。その前段階として、8日に広島で被爆者や弁護士らと民衆法廷に向けた議論を進める予定だ。 ◇2026年に米ニュ
![古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」](/img/article/20240531/665980ed33493.jpg)
古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」
分厚くて、グローブみたいな手だった。筑紫女学園大教授の松下博文(67)が思い出すその手の持ち主は花田俊典(1950~2004)。松下にとって、九州大大学院の先輩に当たる。 花田は九州大大学院教授を務めた文芸評論家である。代表作は九州、沖縄、山口の文学者を掘り起こした「清新な光景
![原爆製造のために生まれた町の歴史と現在…『リッチランド』予告編](/img/article/20240531/66597693e2dc3.jpg)
原爆製造のために生まれた町の歴史と現在…『リッチランド』予告編
『オッペンハイマー』で描かれた、マンハッタン計画のもとで生まれた町の知られざる歴史と現在を描いたドキュメンタリー映画『リッチランド』から、日本人の原爆史観を揺さぶるような予告編が解禁された。アメリカの典型的な郊外の町、ワシントン州南部にあるリッチランド。のどかに暮らす人々が応援す
![長崎原爆の日の被爆者代表に三瀬清一朗さん](/img/newspic.png)
長崎原爆の日の被爆者代表に三瀬清一朗さん
長崎市は30日、「原爆の日」の8月9日に開く平和祈念式典で「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表を、同市の三瀬清一朗さん(89)に決定した。
![原爆資料館の展示更新へ 今夏に市民向けワークショップ開催【長崎市】](/img/newspic.png)
原爆資料館の展示更新へ 今夏に市民向けワークショップ開催【長崎市】
長崎市は原爆資料館の展示更新に向けて利用者目線の声を集めようと、7月から市民向けのワークショップを開く予定です。29日に開かれた原爆資料館の運営審議会で、長崎市はワークショップの開催時期や内容の案を示しました。平和推進課 原賀哲郎 主幹「利用者視点での
![被爆体験の紙芝居動画に英語のナレーション…長崎市のカナダ人英語講師が吹き込み](/img/newspic.png)
被爆体験の紙芝居動画に英語のナレーション…長崎市のカナダ人英語講師が吹き込み
長崎原爆被災者協議会(被災協)は、被爆体験の紙芝居動画に英語のナレーションを付け、インターネットで公開した。被災協は、被爆の実相を幅広い人に知ってもらおうと、被爆証言に英語字幕を付ける取り組みを昨年から進めており、今回は、カナダ人で長崎市在住の英語講師、ジェームズ・パワーズさん(45)が英訳
![被爆者の半生描く紙芝居動画 英語ナレーション付きで初制作 長崎被災協](/img/article/20240529/66566b6c1d022.jpg)
被爆者の半生描く紙芝居動画 英語ナレーション付きで初制作 長崎被災協
長崎原爆被災者協議会(被災協)は、被爆者の半生を描いた紙芝居に英語のナレーションを付けた動画を初めて制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した。海外向けの発信力強化が狙い。英訳などを担ったカナダ人の英語講師、ジェームズ・パワーズさん(45)=長崎市=は「未来を担う世代に見てほしい」と訴
![被爆後の人生知って 長崎の原爆資料館で手記など64点展示](/img/article/20240526/6652cb4aa980d.jpg)
被爆後の人生知って 長崎の原爆資料館で手記など64点展示
1945年8月9日の原爆投下後の被爆者や遺族の人生に焦点を当てた企画展「ナガサキ―『あの日』からの私」が、長崎市平野町の原爆資料館で開かれている。被爆者や遺族から寄贈された写真や手記、遺品など64点を展示している。入場無料。9月30日まで。 展示品の「再建した自宅の屋根に取り付
![爆心700メートルで生存 「人が人を殺して何が幸せか」 被爆証言発信プロジェクト進む](/img/article/20240526/66529e871beef.jpg)
爆心700メートルで生存 「人が人を殺して何が幸せか」 被爆証言発信プロジェクト進む
来年の被爆80年に向け、長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)が被爆証言を世界に発信するプロジェクトが着々と進んでいる。1月以降、約20人の証言動画をユーチューブで公開。語り部として長年活動する人のほか、表立った活動をしていなかった被爆者たちにも光が当たり始めた。その一人が長崎市の𠮷村八重子さん
![「没収されても取り戻せるように」原子野をフィルムに収めて 破壊された都市 傷ついた人たち…撮り続けた被爆2か月後の広島](/img/article/20240525/665180a10faf6.jpg)
「没収されても取り戻せるように」原子野をフィルムに収めて 破壊された都市 傷ついた人たち…撮り続けた被爆2か月後の広島
人類史上初めて原子爆弾が使用されて79年が経とうとしています。核兵器を盾にウクライナへ侵攻を続けるロシア。G7広島サミットで大統領が被爆地を訪れたアメリカも臨界前核実験を繰り返しています。核兵器の使用が現実的な危機として存在しているいま、人類に警鐘をならすのは被爆の惨状を後世に伝える「広島の記
![被爆後と現代、広島の街を比較 写真展、26日まで開催](/img/newspic.png)
被爆後と現代、広島の街を比較 写真展、26日まで開催
米軍による原爆投下直後と現代の広島の街を、同じ地点から撮影した写真で比較する展示会「街の記憶」が26日まで広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザで開かれている。主催者は「写真を比べて、原爆の悲惨さ、平和の大切さを考えてほしい」としている。入場無料。 原爆資料館のデータベー
![「息子にも語らなかった」『虎に翼』寅子のモデルが挑んだ「原爆裁判」の中身](/img/article/20240521/664bc9f026a7c.jpg)
「息子にも語らなかった」『虎に翼』寅子のモデルが挑んだ「原爆裁判」の中身
SNSで共感の嵐を巻き起こしているNHKの朝ドラ『虎に翼』。登場人物の女性に自分を重ねて共感したり、励まされたりする一方、「約百年もたっているのに世の中はわずかしか変わっていない」といった思いを感じる人も少なくない。 ドラマの主役・寅子のモデルとなった三淵嘉子氏は、日本女性で初
![被爆の実相を後世に訴え 「高校生が描いたヒロシマ原爆の絵展2024」/岡山・津山市](/img/article/20240520/664b2f7163c97.jpg)
被爆の実相を後世に訴え 「高校生が描いたヒロシマ原爆の絵展2024」/岡山・津山市
「高校生が描いたヒロシマ原爆の絵展2024」(新日本婦人の会岡山県津山支部主催)が17~19日、岡山県津山市の市立図書館前広場で開かれた。被爆者の証言をもとに描かれた原爆投下後の惨状が核兵器と戦争の恐ろしさを来館者たちに訴えた。 被爆の実相を後世に伝えようと、2007年から広島
![米国、地球平和監視時計を修正 976日→5日に 臨界前核実験で](/img/article/20240519/6649c455704ab.jpg)
米国、地球平和監視時計を修正 976日→5日に 臨界前核実験で
米国が14日に臨界前核実験を実施したことを受け、原爆資料館(広島市中区)は19日、最後に実施された核実験からの日数を示す「地球平和監視時計」を修正した。バイデン米政権下の2021年9月16日の実験から「976日」と表示されていたが、「5日」へ改めた。 多くの来館者が見守る中、石
![差別を恐れ「被爆者」になることを諦めた“埋もれた被爆者” 嵩下八重子さんがいま語り始めた理由](/img/article/20240519/664990e5237e4.jpg)
差別を恐れ「被爆者」になることを諦めた“埋もれた被爆者” 嵩下八重子さんがいま語り始めた理由
![被爆体験ない最年少36歳の語り部「自分が語っていいのか」葛藤したが…「風化が一番怖い」](/img/newspic.png)