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介護倒産、上半期最多の81件 人材確保競争が激化、物価高も
東京商工リサーチは4日、2024年1~6月の介護事業者の倒産(負債額1千万円以上)が81件となり、集計を始めた00年以降、上半期として最多を更新したと発表した。業界への新規参入が増加し、人材確保競争が激化。ガソリン代や光熱費、介護用品などの物価高騰による経費増も痛手となった。
MSJ資産管理(旧:三菱航空機)が特別清算 負債6,413億円は特別清算としては過去最大
MSJ資産管理(株)(旧:三菱航空機(株))(愛知県豊山町、登記上:東京都千代田区)は7月4日、東京地裁に特別清算を申請した。申請代理人は横山兼太郎弁護士(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業、千代田区大手町1-1-2)。 負債総額は約6413億円(2024年3月期決算時点)。
旧三菱航空機が特別清算開始を申し立て、負債6413億円
Shiho Tanaka[東京 4日 ロイター] - 三菱重工業は4日、連結子会社のMSJ資産管理(旧三菱航空機)が東京地裁に特別清算開始の申し立てを行ったと発表した。負債総額は3月末で6413億円。国産ジェット旅客機の開発中止に伴う残務処理に一定のめどが立ったため。
「歯医者さん」の倒産 2024年上半期は15件、前年の2.5倍に急増、過去最多ペースで推移
「コンビニより数が多い」歯科診療所の倒産が急増している。2024年上半期(1-6月)の倒産は15件(前年同期比150.0%増)で、前年の2.5倍に達した。過去20年間で最多だった2018年同期(17件)に次ぐ水準で、現状ペースで推移すると年間の過去最多(2018年、25件)を更新する可能性も
2024年上半期 介護事業者の倒産が急増、最多の81件
深刻な人手不足と物価高が介護事業者(老人福祉・介護事業)に、重しとなっている。2024年上半期(1-6月)の「介護事業者」の倒産は81件(前年同期比50.0%増)で、介護保険法が施行された2000年以降、最多件数を更新した。これまでの最多は、コロナ禍の2020年の58件だった。
人手不足倒産、過去最多ペース 「2024年問題」が直撃、物流業では倍増近くに
人手不足による企業経営への影響が、一段と深刻化している。従業員の退職や採用難、人件費高騰などを原因とする「人手不足倒産」は、2024年上半期(1-6月)に182件発生。年間として、過去最多を大幅に上回るペースで推移している。 2024年4月より、運転業務や建設業務の時間外労働に
2024年上半期の円安関連倒産は前年同期比14.8%増 産業別の最多は?
1ドル161円台に下落し、37年半ぶりの円安ドル高で歴史的な円安水準が続いている中、東京商工リサーチ(東京都千代田区)の調査で、2024年上半期(1~6月)の「円安」関連倒産は31件(前年同期比14.8%増)に達したことが分かった。コロナ禍からの円安が2022年7月から24カ月連続で発生して
「焼肉店」の倒産急増、過去最多ペース 焼肉店の3割超が「赤字」 円安で牛肉高騰が打撃
焼肉店の倒産ペースが加速している。2024年に発生した「焼肉店」経営事業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は、6月までに計20件発生した。23年の同期間に比べて約2.5倍となったほか、年間としてはこれまで最も多かった19年通年(26件)を大きく上回る勢いで推移し、過去最多を更新するこ
etranger di costarica(エトランジェ・ディ・コスタリカ)のブランドで文房具など展開していたエトランジェ・ディ・コスタリカ(広島)が事業停止
(株)エトランジェ・ディ・コスタリカ(資本金3000万円、広島県福山市卸町3-16、登記面=福山市三吉町南1-11-25、代表村上弘氏、従業員45名)は、7月1日をもって事業を停止し、債務整理を小幡朋弘弁護士(PLAZA総合法律事務所東京事務所、東京都中央区日本橋2-1-14 日本橋加藤ビル
原発内の各種工事を請け負い成長も 2011年の東日本大震災以降は実質休業続く 新潟県刈羽村の『サンワ』破産
新潟県刈羽村で、鈑金やとびなどの各種工事を手掛けていた『サンワ』が、6月19日に、新潟地方裁判所長岡支部から破産開始の決定を受けたことがわかりました。負債総額は約1億円とみられています。民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、刈羽村十日市の『サンワ』は、1
上半期(1‐6月)「円安関連」倒産 31件 コロナ禍から最多更新、物価押し上げを懸念
6月28日、東京外国為替市場で一時、1ドル=161円台に下落した。37年半ぶりの円安ドル高で、7月に入っても1ドル=160円台で推移し、歴史的な円安水準が続いている。 2024年上半期(1‐6月)の「円安」関連倒産は、31件(前年同期比14.8%増)に達した。今回の円安局面では
<¥サバイバル>小規模運送会社の倒産急増 4月からの「2024年問題」影響か
燃料価格の上昇に、残業時間を年960時間に規制する「2024年問題」が加わり、運送業で倒産が急増している。東京商工リサーチによると、5月は前年同月比2・1倍の46社が倒産した。5月としては過去20年間でみると2008年の45件を上回り、過去最多を更新した。燃料価格や人件費の上昇分の価格転嫁が
障害者の就労支援事業所が倒産…未払いとなった報酬【工賃】を巡る当事者の思い「そんな価値ないよ…って言われちゃっているのかなって」雇用契約の有無で保障に差 札幌市
障害のある人が、就労支援の事業所で活動をした場合、支払われる報酬として【工賃】というものがあります。事業所が倒産して、その【工賃】が未払いになってしまった女性の訴えです。札幌に住む50代の佐藤さんです。佐藤さん(仮名)「家族以上の存在と
障害者施設、倒産・廃業が急増 過去最多 22年度は4割が「赤字」、事業者増で競争激化
障がい者の就労支援やグループホーム運営、生活介護事業などを手がける障害者支援事業者の倒産(負債1000万円以上、法的整理)と、休廃業・解散となった件数は、2023年度には計71件に上った。前年度の41件から1.7倍に急増し、過去最多を更新した。 障害者福祉事業は、2013年4月
野菜、青果卸の多摩勇代が事業停止 異常気象や天候不順で仕入れ価格が高騰 新型コロナで外食産業向けの売り上げ大幅減 負債総額は18億6500万円
野菜、青果卸の多摩勇代(埼玉県さいたま市桜区、黒川忠是社長)が21日に事業を停止し、債務整理を三沢英嗣弁護士(信和法律事務所、東京都港区)に一任したことが分かった。 帝国データバンク大宮支店によると、負債総額は約18億6500万円(2023年8月期)。同社は1983年3月設立。
松山市の内装工事業者「龍美堂」破産手続き開始 負債推定3500万円【愛媛】
愛媛県松山市の内装工事業者が、松山地裁から破産手続き開始の決定を受けたことが27日までに分かりました。負債は推定で約3500万円と見られています。破産手続き開始の決定を受けたのは、松山市生石町にある内装工事業者「龍美堂」です。帝国データバンク松山支店によりますと、「
高級食パン店「記憶に刻め」など5店舗を展開、(株)ストロイエ[栃木]が破産
(株)ストロイエ(大田原市)は6月14日、宇都宮地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には杉田明子弁護士(弁護士法人佐藤貞夫法律事務所、宇都宮市滝谷町11-14)が選任された。 負債総額は約2億5000万円。 当初は大田原市で飲食店を運営していたが、2020年7
ラーメン業界“閉店ラッシュ”の中で店舗を増やし続ける「丸源ラーメン」。圧倒的な成長を可能にした強みとは
コロナが収束し人流が復活したのに、物価高・エネルギーコストなどあらゆるコストの上昇などで、ラーメン店の倒産が増えている。東京商工リサーチの調査によれば、2023年度に倒産したラーメン店の件数は過去15年間で最多だ。 ラーメン市場(2023年)は6000億円市場と推計され、回転
倒産は”悪”なのか?(横須賀輝尚 経営コンサルタント)
「日本において、自己破産や倒産は残念ながら”敗北の象徴”です。しかし、倒産は”悪”なのでしょうか?」と言うのは経営コンサルタントの横須賀輝尚氏。当然ですが、倒産しても社長の人生は続きます。倒産の前後、再起に向けて社長に求められる対応や姿勢について、横須賀氏の著書『プロが教える潰れ
「放漫経営」による倒産が急増、過去10年で最悪に 「好況期に増える」の定説がコロナ禍で一変
経営者の経験不足による「事業上の失敗」や、異業種進出の失敗による「事業外の失敗」など、放漫経営による倒産が急増している。東京商工リサーチが調査結果を発表し、2024年1~5月の倒産件数は累計190件と、過去10年間で最多を更新したことが分かった。 過去10年で1~5月に放漫経営