# 保育・介護

“老老介護殺人”夫(80)に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁
2024.06.20

“老老介護殺人”夫(80)に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁

東京・世田谷区のマンションで介護をしていた妻の首を電源コードで絞めて殺害した罪に問われている80歳の夫に対して東京地裁は懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。 吉田友貞被告は去年、自宅の寝室で介護をしていた妻の節子さん(当時85)の首を両手で絞めた後、電源コードを首に

【解説】全国で導入される「こども誰でも通園制度」はどんな制度? モデル事業で見えてきた課題とは…
2024.06.20

【解説】全国で導入される「こども誰でも通園制度」はどんな制度? モデル事業で見えてきた課題とは…

 親が働いているかどうかにかかわらず子どもを保育園などに預けることができる「こども誰でも通園制度」についてお伝えします。 国が2026年度から全国で導入することにしていて、その「モデル事業」が岡山・香川でも行われています。2023年4月に香川県多度津町、6月から笠岡市で始まってい

にしおかすみこの認知症の母、自らの糖尿を気にしてダウン症の姉とダイエットを考える話
2024.06.20

にしおかすみこの認知症の母、自らの糖尿を気にしてダウン症の姉とダイエットを考える話

 糖尿病の人は認知症になる可能性が高くなる。そんなことを国立国際医療センターの「糖尿病情報センター」など、多くの医療機関でも告知し、糖尿病ケアの重要性を訴えている。では、すでに認知症の人で糖尿病でもある人はどのようにケアしていけばいいのか。糖尿病は、食事療法のみならず、インスリン

いずれも切断されたような跡…“猫2匹の死骸” 病院内の保育所近くで発見 何者かが殺して置いた可能性も
2024.06.20

いずれも切断されたような跡…“猫2匹の死骸” 病院内の保育所近くで発見 何者かが殺して置いた可能性も

 愛知県田原市のJA愛知厚生連渥美病院内にある保育所「たんぽぽ園」の近くで6月、切断されたような猫の死骸が見つかっていたことがわかりました。 警察などによりますと、死骸が見つかったのは田原市のJA愛知厚生連渥美病院で、2024年6月10日と13日の深夜、巡回中の警備員や警察官がそ

米粉パンを食べた5歳女児  アナフィラキシーショックで救急搬送 小麦粉や卵のアレルギー あったが認定こども園が原料確認せず
2024.06.20

米粉パンを食べた5歳女児 アナフィラキシーショックで救急搬送 小麦粉や卵のアレルギー あったが認定こども園が原料確認せず

三重県名張市でことし5月、小麦粉や卵のアレルギーがある5歳の女の子が、認定こども園で提供された米粉パンを食べ、アナフィラキシーショックで救急搬送されていたことがわかりました。名張市によりますと5月30日、「名張きぼうのこども園」に通う5歳の女の子が、おやつで提供された市販の「米粉

「高齢者の楽しみに」 福祉ネイルに広がり
2024.06.20

「高齢者の楽しみに」 福祉ネイルに広がり

 ネイリストが施設などに出張し、高齢者や障害者の爪をマニキュアで彩る「福祉ネイル」が広がりを見せている。 養成団体によると、福祉ネイリストと認定された人は4年間で3.5倍に増加。利用者がいる高齢者施設の職員からは「入居者の楽しみにつながっている」と声が上がる。 福祉

北九州市が「未来の介護大作戦」 介護人材不足に先進テクノロジー導入へ 政令指定都市で最も高齢化
2024.06.20

北九州市が「未来の介護大作戦」 介護人材不足に先進テクノロジー導入へ 政令指定都市で最も高齢化

福岡県北九州市の武内市長は介護人材の不足などに対応するため「未来の介護大作戦」を推し進めると発表しました。北九州市は市民の約3人に1人が65歳以上の高齢者で、政令指定都市の中で高齢化率が最も高いことから介護人材の不足が懸念されています。このため、これまでもテクノロジ

社会福祉法改正に着手へ 身寄りない高齢者らに対応 厚労省社会・援護局長が講演
2024.06.20

社会福祉法改正に着手へ 身寄りない高齢者らに対応 厚労省社会・援護局長が講演

 医療・福祉フォーラム「社会福祉法人の新たな経営戦略」が6日、東京都港区の日本赤十字社で開かれた。基調講演した朝川知昭厚生労働省社会・援護局長は、身寄りのない高齢者への支援強化や成年後見制度の見直しに向けた民法改正の議論に合わせて、社会福祉法を改正することを明言。「今月下旬に検討会を開き、20

野々村真氏がAIに。高齢者向け対話型AIサービスの実証実験をSpiral.AIらが実施
2024.06.20

野々村真氏がAIに。高齢者向け対話型AIサービスの実証実験をSpiral.AIらが実施

 生成AI技術を用いたサービスの開発を手掛けるSpiral.AI株式会社は6月17日、高齢者向けのサービス「AI音声対話型デジタルヒューマン」の実証実験を開始した。AIのモデルとして、タレントの野々村真氏(株式会社スターダストプロモーション所属)を起用する。 AI音声対話型デジタ

質問「子どもに結婚や介護を望むのは古い考えですか?」 - 我知(がち)ーお坊さんに聞いてみる(2024年6月19日)
2024.06.20

質問「子どもに結婚や介護を望むのは古い考えですか?」 - 我知(がち)ーお坊さんに聞いてみる(2024年6月19日)

【質問】 子どもたちも就職する年齢になったので、将来結婚して子どもをつくり、私たちが老人になった時、介護もしてほしいと言ったら、人生を決めつけるのはおかしいと言われました。時代の空気、子の気持ちも分かりますが、私は小さい頃からそう言われ続けて育ち、始まった慣れない介護も頑張ってい

「外国人に体を触られたくない」「言葉が通じないのに何がわかる」…頑なだった84歳女性がフィリピン人介護士に心を開いた「意外な理由」
2024.06.20

「外国人に体を触られたくない」「言葉が通じないのに何がわかる」…頑なだった84歳女性がフィリピン人介護士に心を開いた「意外な理由」

 医療介護の現場は人手不足だ。 後期高齢者人口は、約2200万人に膨れ上がる見込みだ。認知症高齢者の数は、2012年の462万人から2025年には675万人、単身高齢者世帯数は2012年の487万世帯から2025年には751万世帯となる厚生労働省の推計もある。 とこ

にしおかすみこ、認知症の母から糖尿で病院に同行したあとにお願いされたこと
2024.06.20

にしおかすみこ、認知症の母から糖尿で病院に同行したあとにお願いされたこと

 「うちは、母、80歳、認知症。姉、47歳、ダウン症。父、81歳、酔っ払い。ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。全員ポンコツである」 2021年9月、この書き出しで始まった連載「ポンコツ

「子持ち様」論争に拍車?雇用保険法と育児・介護休業法改正で不満募るワケ
2024.06.20

「子持ち様」論争に拍車?雇用保険法と育児・介護休業法改正で不満募るワケ

 5月に改正雇用保険法と改正育児・介護休業法が成立した。育児と仕事の両立を支援する目的の法改正だが、むしろ現場に運用を丸投げしている印象がある。昨今、小さな子どもを持つ親を「子持ち様」とやゆする声も広がっているが、果たして今回の法改正は職場環境の改善につながるのだろうか。改正内容と考えうる影響

横浜市で保育園運営法人が約1億8千万円を不正受給 市の不正受給額としては過去最大
2024.06.19

横浜市で保育園運営法人が約1億8千万円を不正受給 市の不正受給額としては過去最大

横浜市の保育園運営法人が人件費などの書類に実態と異なる内容を記載して、市から給付金およそ1億8000万円を不正に受給していたことが分かりました。 横浜市によりますと、社会福祉法人「くっくあゆみの会」が運営する港北区内の3つの認可保育園で、市からおよそ1億8000万円の給付金を不正

性被害当事者、「画期的」と評価 さらなる対策求める声も 日本版DBS
2024.06.19

性被害当事者、「画期的」と評価 さらなる対策求める声も 日本版DBS

 「日本版DBS」の創設を盛り込んだ児童対象性暴力防止法が成立し、教員による性被害の当事者からは「画期的な制度だ」と歓迎の声が上がった。 保育の現場からは「人を増やすなどの対策もしてほしい」といった意見も聞かれた。 子どもの頃に性被害を受けた当事者の団体「Be Br

横浜市の社会福祉法人運営の認可保育所が約5年で給付金約1.8億円不正受給
2024.06.19

横浜市の社会福祉法人運営の認可保育所が約5年で給付金約1.8億円不正受給

神奈川県横浜市の社会福祉法人「くっくあゆみの会」が運営する3つの認可保育所が運営費や人件費に関する虚偽の申請をし、5年間にわたって給付金約1億8000万円を不正に受け取っていたことがわかりました。横浜市によりますと、不正受給をしていたのは横浜市港北区の社会福祉法人「くっくあゆみの

安否確認怠り、高齢女性死亡発見遅れ
2024.06.19

安否確認怠り、高齢女性死亡発見遅れ

 札幌市は19日、介護保険事業として行っている高齢者配食サービスで、委託先の事業者が配食時に定められた安否確認を怠り、自宅の室内で倒れていた利用者の80代女性の発見が遅れたと発表した。女性はその後、医療機関で死亡が確認されたという。

日本の介護施設利用者「80歳以上の寝たきり率」はスウェーデンの約10倍で米の6倍以上…その理由を理学療法士が解説
2024.06.19

日本の介護施設利用者「80歳以上の寝たきり率」はスウェーデンの約10倍で米の6倍以上…その理由を理学療法士が解説

厚生労働省が公開している2020年の「介護保険事業状況報告」によると、施設に入所している<寝たきり>の人は300万人以上もいるそう。そのようななか、高齢者のリハビリを20年以上続けてきた理学療法士の上村理絵さんは「老化することを最後まであきらめなければ、回避できる寝たきりもたくさんある」と話し

40代独身・一人っ子男性「親は貯蓄なし」「老人ホームに入ってもらいたいが…」頭を抱えるワケ
2024.06.19

40代独身・一人っ子男性「親は貯蓄なし」「老人ホームに入ってもらいたいが…」頭を抱えるワケ

「下流老人」「老後破産」…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。老後に必要なお金、貯められているでしょうか? 事例とともに老後生活について考えていきます。「2025年問題」。いわゆる「団塊の世代」が後期高齢者となり、医療や介護などの負担が増大する懸念を指します。彼らの子どもたちは、今

訪問介護の外国人材受け入れ拡大 2025年度にも 厚労省
2024.06.19

訪問介護の外国人材受け入れ拡大 2025年度にも 厚労省

 人手不足が深刻な介護業界での外国人材の受け入れ拡大について、厚生労働省の検討会は19日、一定の要件を満たせば技能実習など三つの在留資格にも訪問介護への従事を認める方針を決めた。厚労省は関係規則の改正に着手し、早ければ2025年度にも受け入れが始まる見通し。 新たに訪問介護への従