# EV化

トヨタもマツダも三菱も… 日本車の“牙城”東南アジアが「中国製EV」に奪われる
2024.08.20

トヨタもマツダも三菱も… 日本車の“牙城”東南アジアが「中国製EV」に奪われる

過去半世紀にわたりタイの自動車市場を独占してきた日本メーカーだが、ここにきてBYDをはじめとする中国勢の激しい追撃に遭っている。日本車の牙城が切り崩されている最大の要因は、EV化で後れをとっているからだ。第二次世界大戦後、日本企業はタイの自動車産業をほぼゼロから築き上げ、日本車の

ポルシェ911「タイプ964」をレストア&500馬力のEV化、『エニグマ』市販へ
2024.08.10

ポルシェ911「タイプ964」をレストア&500馬力のEV化、『エニグマ』市販へ

サクリレッジモーターズは8月7日、同社初の市販クーペ『エニグマ』を8月18日、米国で開催されるペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初公開すると発表した。エニグマは、ワイドボディの1990年製のポルシェ『911』(タイプ964)がベース。これを、コンクールレベルの品質にまでレスト

その場で動かず街なかで作業する建機こそ「静かで排ガスの出ない」モーター駆動が向いている! フルEV化されたラフテレーンクレーンはディーゼルモデルと遜色なし
2024.07.28

その場で動かず街なかで作業する建機こそ「静かで排ガスの出ない」モーター駆動が向いている! フルEV化されたラフテレーンクレーンはディーゼルモデルと遜色なし

 自動車業界はこぞって電動化(EV化)に向かっており、乗用車ではすでに実用化段階に入っているといってよいだろう。しかし、商用車では一部を除いてあまりEV化が進んでいるとはいえない。充電設備などのインフラの問題や、バッテリーの容量不足などといった技術的な問題に、まだ改善の余地があるからだ。

EVシフト(自動車の電動化) 約半数が「予測より遅く進む」と回答 岐阜県内の自動車関連部品メーカーに調査
2024.07.22

EVシフト(自動車の電動化) 約半数が「予測より遅く進む」と回答 岐阜県内の自動車関連部品メーカーに調査

  自動車の電動化いわゆる「EV化」について、県内の自動車関連部品メーカーの約半数が「予測より遅れてEVシフトが進む」との見解を示していることが分かりました。  これは、県中小企業団体中央会が2022年から実施する県内の事業者を対象にしたEV化に関するアンケート調査の結果、分かっ

12気筒+モーターで1015馬力!EV前夜のランボルギーニ「レヴエルト」6600万円で日本上陸
2024.07.22

12気筒+モーターで1015馬力!EV前夜のランボルギーニ「レヴエルト」6600万円で日本上陸

 この先、スーパーカーには、受難の時代がくるのか。大排気量かつ多気筒のエンジンをセリングポイントにしてきたモデルが、電動化の時代に生き残れるのだろうか。 そんな疑問をよそに、いま“ウルトラ”とつけたいスーパースポーツカーが花盛りの様相を呈している。2024年6月に日本で発表された

メリットはあれどそう簡単には進まない! トラックやバスのEV化に立ちはだかるいくつもの壁
2024.07.19

メリットはあれどそう簡単には進まない! トラックやバスのEV化に立ちはだかるいくつもの壁

 欧州では、自動車の電動化に熱心である。2022年10月の欧州会議で、2035年には乗用車・小型商用車のEV義務化を決めたくらいだ。しかし、その後に協議を重ねて一部の環境にいい合成燃料を使う燃料車は容認する姿勢を示し、ややトーンダウンしたのではないかといわれている。EV化の背景はいろいろと憶測

まさかの[3億円]越え!! 最後のW12エンジン! 世界限定16台[ベントレー バトゥール]コンバーチブル
2024.07.15

まさかの[3億円]越え!! 最後のW12エンジン! 世界限定16台[ベントレー バトゥール]コンバーチブル

 世界の自動車メーカーが電気自動車へとシフトしていくなか、イギリスの高級車メーカーであるベントレーも、2030年以降に全ラインナップのEV化を計画している。そのベントレーの象徴でもあるW12エンジンを搭載する最後のモデルは、特別な顧客ひとり一人に合わせて製作される優美なコンバーチブルとなった。

日本に豊田章男氏がいたのは幸運だった…「EV化の真実」を主張し続けた豊田氏が筆者に明かした「真意」
2024.07.05

日本に豊田章男氏がいたのは幸運だった…「EV化の真実」を主張し続けた豊田氏が筆者に明かした「真意」

世界のEV化に急ブレーキがかかっている。モータージャーナリストの岡崎五朗さんは「EV一本化は無理だと理解されはじめている。トヨタが掲げるマルチパスウェイ戦略の正しさが証明された格好だ」という――。 ※本稿は、杉山大志ほか『SDGsエコバブルの終焉』(宝島社)の原文を元に一部を再編

ホンダ、軽商用EVをお披露目
2024.06.13

ホンダ、軽商用EVをお披露目

 ホンダ <7267> は13日、新型の軽商用電気自動車(EV)「N―VAN e:(エヌバンイー)」を10月10日に発売すると発表した。価格は約243万円から。米国や中国に比べ国内自動車大手のEV化の遅れが指摘されている。ホンダは同車種を国内向けEVの主力車種に位置付け、市場開拓を進める。 <

ホンダ、中国で希望退職1700人応募。日系のリストラが「衝撃」とも言えない2つの理由
2024.05.21

ホンダ、中国で希望退職1700人応募。日系のリストラが「衝撃」とも言えない2つの理由

中国国有大手の広州汽車集団(広汽集団)とホンダとの合弁会社「広汽ホンダ」が、希望退職の募集を始め、従業員の14%にあたる約1700人が既に応募したと報じられた。中国の自動車市場はEV化が加速し、ガソリン車主体の日系メーカーはシェア低下に歯止めがかからない。ただ、ホンダの希望退職は中国ではそれほ

ANA、廃車になるはずだったベルトローダーをEV化してアップサイクル
2024.05.20

ANA、廃車になるはずだったベルトローダーをEV化してアップサイクル

 全日空モーターサービスは、空港内で使用していた廃棄対象の手荷物搭載車輛(ベルトローダー)を、ディーゼルエンジンからEV化した車両にアップサイクルした。 EV化したのは1994年から20年間成田空港で使用され、2022年に廃棄対象となったベルトローダー。同社社員の発案により、修理

ANA、空港車両のエンジンはずしEV化 廃車対象「ベルトローダー」再生
2024.05.20

ANA、空港車両のエンジンはずしEV化 廃車対象「ベルトローダー」再生

 全日本空輸(ANA/NH)などを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は5月20日、空港内で飛行機の貨物室に手荷物を搭載する際に使う「ベルトローダー」を、ディーゼルエンジン車からEV(電気自動車)に改修し、報道関係者に公開した。ANAグループの全日空モーターサービス(ANA