# 野馬追

検定で知る魅力(7月20日)
2024.07.20

検定で知る魅力(7月20日)

 南相馬市の昆虫は何? ホッキ貝の別名は? 「相馬野馬追」の最終日に行われる野馬懸は何を祈願している?―。市民グループが地元の理解度を測ろうと考案した「ふるさと検定」の問題は多岐に及ぶ▼初の公認検定試験には、市内外の小学生から80代まで約40人が挑戦した。趣向を凝らした問題は難易度の異なる3段

女性騎馬武者の出場条件は「未婚の20歳未満」 相馬野馬追、年齢制限の在り方議論へ
2024.07.06

女性騎馬武者の出場条件は「未婚の20歳未満」 相馬野馬追、年齢制限の在り方議論へ

 福島県相双地方の国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」に出場する女性騎馬武者の年齢制限を巡り、相馬野馬追執行委員会が出場経験のある女性に初めてアンケートを行った結果、半数近くが「年齢にかかわらず出場したい」との意向を示したことが5日、複数の関係者への取材で分かった。女性騎馬武者の出場条件は「

「涼しい」野馬追、効果あり 観覧者入り込み数9100人増、熱中症は8割減(福島県南相馬市)
2024.06.01

「涼しい」野馬追、効果あり 観覧者入り込み数9100人増、熱中症は8割減(福島県南相馬市)

 5月25~27日に福島県南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場などで行われた相馬野馬追の3日間の観覧者総入り込み数は13万500人で、7月末開催だった前年より9100人増加した。熱中症や熱中症の前兆による救護所利用は18人で、前年に比べ約8割に当たる65人減った。執行委員長の門馬和夫南相馬市長が31日

千年続く伝統の祭り「相馬野馬追」 4世代で臨む騎馬武者一家 変化の中で迎えた出陣とつなぐ誇り【福島発】
2024.06.01

千年続く伝統の祭り「相馬野馬追」 4世代で臨む騎馬武者一家 変化の中で迎えた出陣とつなぐ誇り【福島発】

1000年以上続く、福島県相馬地方伝統の相馬野馬追。約400騎の騎馬武者が、腰に太刀・背中に旗指物をつけ疾走する祭りは、地元の人にとって誇りだ。この相馬野馬追に「変化」と「継承」の両輪で臨む騎馬武者一家に密着した。旗指物をなびかせた騎馬武者がその速さを競う「甲冑競馬」に、祭りのハ

2か月前倒しの相馬野馬追 観客は去年よりも9100人増の約13万人<福島県>
2024.05.31

2か月前倒しの相馬野馬追 観客は去年よりも9100人増の約13万人<福島県>

5月25日から3日間にわたって開催された相馬野馬追の観覧者は、のべ13万500人で、去年よりも9100人増加した。今年は人と馬の暑さ対策で、開催が7月から5月に前倒しされ、熱中症での救護件数は去年の83件から大幅に減って18件、騎馬の救護件数も去年の112件から38件まで減った。

騎馬武者行列、14年ぶり復活 福島県双葉町〔地域〕
2024.05.28

騎馬武者行列、14年ぶり復活 福島県双葉町〔地域〕

 福島県相馬地方で1000年以上続くとされる国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのうまおい)」が開催された。東京電力福島第1原発事故後、2022年8月に一部の避難指示が解除されるまで全町避難が続いていた双葉町では、原発事故以来14年ぶりに騎馬武者による行列が行われた。 これ

荒駒ささぐ伝統の野馬懸 福島県相双地方の「相馬野馬追」閉幕
2024.05.28

荒駒ささぐ伝統の野馬懸 福島県相双地方の「相馬野馬追」閉幕

 25日から福島県相双地方で繰り広げられた国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は27日、南相馬市小高区の相馬小高神社で神事の野馬懸(のまかけ)を行い、閉幕した。野馬に見立てた裸馬を素手で捕らえて神前に奉納した。 境内に設けられた竹矢来(たけやらい)に、騎馬武者が3頭の裸馬を1頭ずつ

5月に前倒しの相馬野馬追が閉幕 人も馬も熱中症減「未来に残せる」
2024.05.27

5月に前倒しの相馬野馬追が閉幕 人も馬も熱中症減「未来に残せる」

 今年から5月開催になった福島県・相馬地方の伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」は27日、南相馬市小高区の相馬小高神社で、捕らえた馬を神前に奉納する「野馬懸(のまかけ)」を行い、3日間の行事を終えた。2カ月前倒しの開催で熱中症になる人馬は減り、観客数は増加。関係者は「初夏の風物詩」としての定着に

14年ぶり凱旋に「一歩前進」 福島・双葉に相馬野馬追の騎馬行列
2024.05.27

14年ぶり凱旋に「一歩前進」 福島・双葉に相馬野馬追の騎馬行列

 今年から5月開催となった福島県・相馬地方の伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」は26日、南相馬市の雲雀(ひばり)ケ原祭場地で呼び物の甲冑(かっちゅう)競馬や神旗争奪戦が開かれた。2011年の東京電力福島第1原発事故で全町避難が最も長引いた双葉町では14年ぶりに騎馬行列が凱旋(がいせん)。町内外

相馬野馬追 甲冑競馬、神旗争奪戦 迫力あふれる戦国絵巻 福島県南相馬市
2024.05.27

相馬野馬追 甲冑競馬、神旗争奪戦 迫力あふれる戦国絵巻 福島県南相馬市

 国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は2日目の26日、本祭りを迎え、メイン会場の福島県南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で甲冑(かっちゅう)競馬や神旗争奪戦を繰り広げた。執行委員会が発表した推計によると、雲雀ケ原祭場地に約3万3千人、沿道に約4万人の計7万3千人の観客が訪れた。昨年に比べ約7千人増

相馬野馬追 騎馬武者が馬に蹴られ左足を骨折【福島】
2024.05.26

相馬野馬追 騎馬武者が馬に蹴られ左足を骨折【福島】

南相馬警察署は26日、相馬野馬追の騎馬武者の72歳男性が、南相馬市鹿島区内の本陣で、馬をひいて歩いていたところ、馬に足蹴りされて負傷したと発表しました。男性は左足を骨折する重傷です。警察が労災事故として当時の状況を調べています。

新時代へ出陣 初夏の相馬野馬追が開幕 猛暑対策で2カ月前倒し
2024.05.26

新時代へ出陣 初夏の相馬野馬追が開幕 猛暑対策で2カ月前倒し

 福島県の国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は25日、開幕した。明治時代以降、新暦の7月に催されてきたが、猛暑対策で2カ月前倒しして初めての5月開催。薫風を浴びた騎馬武者たちが新たな歴史を刻む出陣を果たした。 初日は総大将率いる宇多郷(相馬市)の騎馬武者が相馬中村神社から出陣し、

和泉元彌さん「相馬の精神感じた」 甲冑姿で野馬追の初陣飾る
2024.05.26

和泉元彌さん「相馬の精神感じた」 甲冑姿で野馬追の初陣飾る

 福島県の相双地方で25日に開幕した国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」。狂言師の和泉元彌さん(49)は同日、騎馬武者として相馬野馬追の初陣を飾った。26日まで一連の行事に参加する。 和泉さんは宇多郷騎馬会から出場、相馬市の相馬中村神社で出陣式に臨んだ。甲冑(かっちゅう)に身を

緑萌ゆ、勇壮に戦国絵巻 5月初の「相馬野馬追」開幕
2024.05.26

緑萌ゆ、勇壮に戦国絵巻 5月初の「相馬野馬追」開幕

 勇壮な戦国絵巻を繰り広げる国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は25日、福島県の相双地方で開幕した。猛暑による影響を避けるため、従来の7月から2カ月前倒しされ、初めての開催となった。 相馬野馬追は1874(明治7)年から新暦の7月に行われていたが、前回の野馬追で熱中症による救

相馬野馬追 騎馬武者が武勲誓う 福島県相馬市で安全祈願祭と総大将出陣祝いの宴
2024.05.25

相馬野馬追 騎馬武者が武勲誓う 福島県相馬市で安全祈願祭と総大将出陣祝いの宴

 相馬野馬追の開幕に先立ち、福島県相馬市の相馬中村神社で24日に催された安全祈願祭と総大将出陣祝いの宴では、騎馬武者が武勲を誓った。 宇多郷の騎馬武者らが陣羽織姿で集まった。石田義広氏子総代長、草野清貴市観光協会長・相馬商工会議所会頭があいさつし、相馬中村藩主家第33代当主・相馬

「相馬野馬追」開幕 人と馬の体調を考慮、猛暑避け5月開催に
2024.05.25

「相馬野馬追」開幕 人と馬の体調を考慮、猛暑避け5月開催に

 今年から5月開催になった福島県沿岸部・相馬地方の伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」が25日、3日間の日程で開幕した。明治時代に新暦となって以降150年近く7月に開催していたが、近年の猛暑を避けるため、5月の最終土~月曜になった。 野馬追は1000年あまりの歴史があるとされ、甲冑

猛暑避け2か月前倒し 相馬野馬追開幕 騎馬武者行列颯爽と 福島
2024.05.25

猛暑避け2か月前倒し 相馬野馬追開幕 騎馬武者行列颯爽と 福島

福島県浜通りで毎年7月に行われてきた伝統行事「相馬野馬追」は、猛暑の影響で2か月前倒しになり25日初日を迎えました。相馬野馬追は平安末期に平将門が軍事訓練を行ったのが始まりといわれ、千年以上続く伝統行事です。福島県相馬市の相馬中村神社で行われた出陣式には、地元の騎馬武者約50人が

相馬野馬追...支える誇り胸に 「力になりたい」ボランティア次々
2024.05.25

相馬野馬追...支える誇り胸に 「力になりたい」ボランティア次々

 猛暑による人馬への影響を避けようと、従来の7月から急きょ2カ月前倒しで25日から3日間の日程で開幕する福島県相双地方伝統の「相馬野馬追」。日程変更は出場する騎馬武者はもちろん、野馬追を支えるボランティアの高校生や地元企業などへも影響を与えた。 「野馬追は地域を盛り上げる存在。普

武者堂々と、福島「相馬野馬追」 猛暑避け前倒し開催
2024.05.25

武者堂々と、福島「相馬野馬追」 猛暑避け前倒し開催

 福島県沿岸部で千年以上の歴史を誇り、甲冑姿の騎馬武者が威風堂々と戦国絵巻さながらの光景を繰り広げる行事「相馬野馬追」が25日、開幕した。例年7月の開催だったが、昨年、熱中症で馬が死ぬなどしたため、今年から猛暑を避け5月の前倒し開催となった。 同県相馬市の相馬中村神社から武者行列

5歳ひ孫の初陣をサポート 82歳おじいちゃんも27年ぶりに出陣 親子4代で臨む伝統の相馬野馬追【福島発】
2024.05.24

5歳ひ孫の初陣をサポート 82歳おじいちゃんも27年ぶりに出陣 親子4代で臨む伝統の相馬野馬追【福島発】

福島県の相馬地方で1000年以上続く相馬野馬追は、約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい参加する伝統の祭りだ。初出陣を迎えるかわいい騎馬武者を支えるため、27年ぶりに出陣するおじいちゃん。親子4代で相馬野馬追に臨む家族を追った。日の出前から馬の世話をするのは、福島県南相馬市の鈴木広美