# 観光公害

富士山でオーバーツーリズム対策 通行料2000円、入山者数に上限も
2024.07.02

富士山でオーバーツーリズム対策 通行料2000円、入山者数に上限も

(CNN) 世界文化遺産にも登録されている富士山で今月1日から、オーバーツーリズム(観光公害)対策として、新たな規則が導入された。登山者に対して通行料2000円を課すほか、1日当たりの入山者の上限を4000人とする。山梨県の長崎幸太郎知事は先に、新規則の導入にあたり、富士登山にお

名古屋城の入城料、外国人料金設定「考えとらん」 河村市長
2024.07.01

名古屋城の入城料、外国人料金設定「考えとらん」 河村市長

 兵庫県姫路市が外国人観光客を対象に姫路城の入城料の値上げを検討していることに対し、名古屋市の河村たかし市長は1日の定例記者会見で、名古屋城では「(外国人料金の設定は)考えとらんです」と述べた。 姫路城ではオーバーツーリズム(観光公害)などを背景に、外国人観光客の入城料を数倍以上

京都駅「改良事業」で混雑緩和 しかし、原案では解決できない問題とは?
2024.07.01

京都駅「改良事業」で混雑緩和 しかし、原案では解決できない問題とは?

 昨今の京都はコロナ明けとインバウンド客の急増により「観光公害」が問題となっている。京都の現状について、京都市産業観光局がまとめた「京都観光総合調査」(2019年版)によると、1.この10年で外国人の市内宿泊客が10倍に2.観光消費額はこの15年で倍増

箱根を旅して環境保全! 1人千円加算で地元に貢献、小田急電鉄が「エシカル旅プラン」発売
2024.06.26

箱根を旅して環境保全! 1人千円加算で地元に貢献、小田急電鉄が「エシカル旅プラン」発売

 小田急電鉄(東京都)は、箱根町の自然景観などの保全に貢献できる旅行商品「エシカル旅プラン」を、同グループの公式旅行サイトで販売している。 同プランは社会や環境に配慮した消費行動「エシカル消費」を通じて、箱根を周遊できるという内容。1泊の宿泊と企画乗車券「箱根フリーパス」、往復ロ

率直に問う 京都は歴史ある「古都」か? もはや単なる「テーマパーク」か? 悪マナー横行の“観光公害”で考える
2024.06.26

率直に問う 京都は歴史ある「古都」か? もはや単なる「テーマパーク」か? 悪マナー横行の“観光公害”で考える

 コロナ禍が去り、外国人観光客が戻ってくる一方で、オーバーツーリズム(観光公害)が再び深刻な問題になっている。特に京都は話題に事欠かない。 先日、京都の観光公害に関するさまざまなニュース記事を読んでいたら、地元民らしき人のコメントを目にした。それは「京都は古都なのか

「観光客は家に帰れ!」 バルセロナ市民がオーバーツーリズムに猛反発、デモ発生
2024.06.24

「観光客は家に帰れ!」 バルセロナ市民がオーバーツーリズムに猛反発、デモ発生

観光客が殺到して地元住民の日常生活に支障を来す「オーバーツーリズム」が、スペイン各地で問題になっている。6月19日には、自動車レースF1のスペイングランプリ開催を目前に控えたバルセロナで、約500人の地元住民らが抗議デモを実施。「観光客は自宅に帰れ」と書かれたプラカ

「課題ある場所には可能性」 京都・松井市長が京産大で講義
2024.06.10

「課題ある場所には可能性」 京都・松井市長が京産大で講義

京都市の松井孝治市長が10日、京都産業大で学生ら約200人に「『突き抜ける世界都市 京都』の実現に向けた挑戦」と題して講義を行った。また学問に励むだけでなく、京都の街の美しさや生活文化などに触れる大切さも語った。松井市長はこの日、前府知事で法学部の山田啓二客員教授の授業にゲストス

熊本市、宿泊税導入へ 「インバウンド増加の悪影響を解消する」
2024.06.07

熊本市、宿泊税導入へ 「インバウンド増加の悪影響を解消する」

 熊本市の大西一史市長は7日、2026年度の早い時期に宿泊税を導入する方針を表明した。市議会一般質問への答弁。1人1泊あたり「数百円程度」を想定。観光振興や観光公害対策に充てる考えという。 大西市長は報道陣に「インバウンドが増えた悪影響を解消し、訪れる方にも、住んでいる方にも上質

東北の山奥で駐車場が3時間待ち、なぜ? 「八幡平ドラゴンアイ」
2024.06.06

東北の山奥で駐車場が3時間待ち、なぜ? 「八幡平ドラゴンアイ」

 円安などを背景に各地でオーバーツーリズム(観光公害)が深刻化する中、秋田・岩手県境にまたがる八幡平(はちまんたい)(1613メートル)の山頂付近にある鏡沼(かがみぬま)(秋田県仙北市)で春の一時期だけ見られる「八幡平ドラゴンアイ」を見ようと、観光客が押し寄せている。駐車場に入るまで3時間待た

観光特急バス、京都で運行始まる オーバーツーリズム対策
2024.06.01

観光特急バス、京都で運行始まる オーバーツーリズム対策

 京都市は1日、清水寺など主要観光地に限って停車する「観光特急バス」の運行を始めた。市民の足となっている市バスがオーバーツーリズム(観光公害)で過度に混み合うこともあり、混雑緩和につなげる。 運行が始まったのは、観光地が集まる市内東部の東山地区を巡る2路線。JR京都駅から、五条坂

観光公害対策の直行バス 運賃2倍の土日・祝日運行 京都市
2024.06.01

観光公害対策の直行バス 運賃2倍の土日・祝日運行 京都市

 京都市は1日、観光客の増加で住民生活や環境に影響を及ぼすオーバーツーリズム(観光公害)対策として、京都駅から主要観光地に直行する急行バス「観光特急バス」の運行を始めた。 土日・祝日、お盆期間や年末年始のみ運行。運賃は大人500円(子ども250円)で、通常の市バス均一区間(230

【祇園のマナー違反】罰金1万円『私道に進入禁止』の看板...それでも立ち入る外国人観光客の姿 さらにツアーガイドまで「看板見ていなかった」「写真がダメだと...通るのが悪いとは思わなかった」
2024.06.01

【祇園のマナー違反】罰金1万円『私道に進入禁止』の看板...それでも立ち入る外国人観光客の姿 さらにツアーガイドまで「看板見ていなかった」「写真がダメだと...通るのが悪いとは思わなかった」

 連日多くの観光客でにぎわう京都ですが、マナーの問題をめぐり特に深刻な状況となっているのが祇園です。その祇園で5月29日、一部の私道で『進入禁止』の看板が立てられ、違反すると罰金1万円という新たな対策がとられました。 京都・祇園。お茶屋さんなど多くの飲食店が軒を連ねる京都最大の花

「観光客減少懸念あったが…」「苦渋の選択」と富士河口湖町長 「富士山ローソン」の目隠し幕設置で会見
2024.05.24

「観光客減少懸念あったが…」「苦渋の選択」と富士河口湖町長 「富士山ローソン」の目隠し幕設置で会見

コンビニエンスストアの上にのっている富士山が撮影できるとして、訪日外国人観光客の人気撮影スポットとなっている「富士山ローソン」の目隠し幕設置について、山梨県富士河口湖町の渡辺英之町長は24日、臨時会見を開き、「観光客、住民の双方の安全を確保するためで苦渋の選択だった」と説明した。目隠し幕は21

富士山撮影スポットに黒い幕設置 外国人観光客対策で異例措置
2024.05.21

富士山撮影スポットに黒い幕設置 外国人観光客対策で異例措置

 富士山がコンビニエンスストアの上に乗ったような写真を撮ろうと外国人観光客が押し寄せ、住民から苦情が相次いでいた問題で、山梨県富士河口湖町は21日、撮影スポットになっていた歯科医院前に黒い幕を設置した。人気の構図で撮れないようにする異例の対策で、オーバーツーリズム(観光公害)の解消を目指す。<

富士河口湖町、宿泊税導入へ 訪日客急増への対応課題、山梨
2024.05.14

富士河口湖町、宿泊税導入へ 訪日客急増への対応課題、山梨

超円安で激増する観光公害の悪夢~外国人観光客の洪水に押しつぶされ日本人の生活はどうなってしまうのか
2024.05.12

超円安で激増する観光公害の悪夢~外国人観光客の洪水に押しつぶされ日本人の生活はどうなってしまうのか