# 芭蕉

「おくのほそ道」で松尾芭蕉が最長滞在した栃木・黒羽地区 〝芭蕉の里〟を訪ねる 味・旅・遊
11時間前

「おくのほそ道」で松尾芭蕉が最長滞在した栃木・黒羽地区 〝芭蕉の里〟を訪ねる 味・旅・遊

江戸時代の俳人、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の途中、最も長く滞在した栃木県北部の大田原市黒羽(くろばね)地区(旧黒羽町)。江戸時代、黒羽藩大関家の城下町で那珂川の水運で栄えた商都でもあった。芭蕉はなぜ、この町に長滞在したのだろう。〝芭蕉の里〟黒羽を訪ねた。「那須の黒羽といふ所に

紫式部供養の本殿で茶を奉納、茶道歴70年以上の女性が務める大役 中秋の名月の下で開く茶会とは
2024.09.07

紫式部供養の本殿で茶を奉納、茶道歴70年以上の女性が務める大役 中秋の名月の下で開く茶会とは

 紫式部が源氏物語を起筆したと伝わる石山寺(大津市)で、中秋の名月を楽しむ恒例の「秋月祭」。大河ドラマで注目を集めている今年、祭りの期間中に月をめでながら楽しめる茶会を催すほか、紫式部を供養する本堂での法要で茶を奉納する。宮川宗恵(みやがわ・そうけい)(叶恵・かなえ)さん(77)は、重大な役目

“新幹線がとまる唯一の村”西郷村の「新白河」駅には何がある?
2024.09.02

“新幹線がとまる唯一の村”西郷村の「新白河」駅には何がある?

 思い返せば2022年。この年の夏の甲子園で優勝したのは、宮城県代表の仙台育英だった。東北勢では初めてとなる全国制覇。仙台育英の選手たちは新幹線に乗って仙台に帰る途中、白河市内を通過したときに、記念撮影をしたらしい。いわゆる「“深紅の優勝旗”がはじめて白河の関を越えた」瞬間だった。

最高到達点は〝東洋一〟の112メートル、月山湖大噴水は大切な水の象徴 山形・西川 行ってみたい 水のある風景
2024.08.09

最高到達点は〝東洋一〟の112メートル、月山湖大噴水は大切な水の象徴 山形・西川 行ってみたい 水のある風景

山形県寒河江(さがえ)市から日本海側の鶴岡市に抜ける月山花笠(がっさんはながさ)ライン(国道112号)を走っていると、山間から突然、頂きを越える勢いで巨大な水柱が出現する。月山湖大噴水-。朝日連峰や百名山のひとつに数えられる月山(1984メートル)に抱かれた清流が、水と生命の源・西川町の夢を乗

人混みを越え、浅草にある弁天山へ【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド】
2024.07.27

人混みを越え、浅草にある弁天山へ【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド】

東京23区内、特に山手線の内側はビル街や飲食店街、住宅街ばかり。そう思っている人が多いかもしれません。でも、目を凝らせば東京都心にも「山」はあります。そんな東京の山の世界を、日本で唯一のプロハイカーである斉藤正史さんが案内します。FILE56は、浅草にある弁天山です。

「岩にしみ入る蝉の音」はどんな鳴き声だったのか…松尾芭蕉の有名な俳句を巡っておきた大論争の結末
2024.07.21

「岩にしみ入る蝉の音」はどんな鳴き声だったのか…松尾芭蕉の有名な俳句を巡っておきた大論争の結末

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。この俳句で詠まれたセミの種類は何だったのか。生物学者で歌人の稲垣栄洋さんは「アブラゼミという説もあったが、現在ではニイニイゼミと考えられている」という――。(第2回) ※本稿は、稲垣栄洋『古池に飛びこんだのはなにガエル?』(辰巳出版)の一部を再編集し

「芭蕉」も交通安全呼びかけ 俳句に合わせ反射材配布 三重・伊賀
2024.07.12

「芭蕉」も交通安全呼びかけ 俳句に合わせ反射材配布 三重・伊賀

 夏の交通安全県民運動が始まった11日、三重県伊賀市、県、伊賀署などでつくる伊賀市交通安全推進協議会はゆめぽりすセンター(同市ゆめが丘1)で、出発式を開いた。2024年が伊賀出身の松尾芭蕉の生誕380年にあたることから、芭蕉がモチーフの着ぐるみが出発式と引き続いてセンター横の県道であった「ミル

《ブラジル》芭蕉白河の関俳句賞の募集開始 海外の部2句で自由題、9月15日まで
2024.07.03

《ブラジル》芭蕉白河の関俳句賞の募集開始 海外の部2句で自由題、9月15日まで

 福島県白河市の芭蕉白河の関俳句賞実行委員会が主催する「第6回芭蕉白河の関俳句賞」が今年も開催されるに当たり、投句の募集が7月1日から始まった。 「海外の部」(海外在住の高校生以上)では投句数が一人2句まで、俳句の題材の縛りを失くしたので自由に詠めることになった。投句料は無料。投

「おくのほそ道」の松尾芭蕉が滞在したとされる鹿沼 芭蕉像の笠かけ替え
2024.05.19

「おくのほそ道」の松尾芭蕉が滞在したとされる鹿沼 芭蕉像の笠かけ替え

江戸から東北を旅する紀行文「おくのほそ道」の道中、松尾芭蕉が滞在したとされる栃木県鹿沼市で19日、恒例の芭蕉の像の笠をかけ替える催しが開かれました。俳人・松尾芭蕉は元禄2年(1689年)に、鹿沼で一泊したとされています。その際、芭蕉は被っていた笠を交換。古い笠を西鹿沼町の光太寺に