# 経営責任
最高益でも「陳謝」、三菱UFJの熱狂なき株主総会――銀証連携に冷や水、行政処分の影響が長期化も
「行政処分がなされたことにつきまして、ご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」。6月27日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が都内で開いた株主総会。冒頭、おもむろに議長席から立ち上がった亀澤宏規社長は深々と頭を下げた。 同社は2024年3
日産自動車の株主「下請けいじめなんてもってのほか」 総会後、苦言
日産自動車は25日、横浜市の本社で定時株主総会を開き、公正取引委員会による下請け法違反の勧告について、内田誠社長が謝罪した。内田氏を含めた取締役12人の選任議案は可決された。 日産は3月、公取委から下請けメーカーに対して計30億円余りの支払いを不当に減額したとして下請け法違反に
マツダ廣瀬CTO「ロードスターを今後のエミッション規制に打ち勝つ商品として残していけるよう努力」
マツダの廣瀬一郎取締役専務執行役員兼CTO(最高技術責任者)は6月25日の株主総会で『ロードスター』について「今後の厳しいエミッション規制に打ち勝つような商品として残していけるように努力を重ねていきたい」との考えを示した。廣瀬CTOはロードスターの将来の商品展開に関する株主からの
パナ子会社社長、認証不正を謝罪
パナソニックホールディングス(HD) <6752> 子会社で電子部品などを扱うパナソニックインダストリーの坂本真治社長は21日、東京都内で時事通信などの取材に応じ、樹脂製品の認証取得に関する不正について「多大な心配を掛けており、深くおわび申し上げる」と謝罪した。不正が起きた原因の一つとして、
中国経済の見通しに改善の兆し=JPモルガン幹部
Nupur Anand[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースの資産運用・ウエルスマネジメント部門最高経営責任者(CEO)メアリー・アードス氏は、中国経済に改善の兆しがあると述べ、同国での事業を強化する方針を示した。「ここ数年
認証不正「心よりおわび」 トヨタ社長が陳謝 株主総会
トヨタ自動車は18日、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開いた。 佐藤恒治社長は、車の量産に必要な国の認証「型式指定」を巡る不正発覚について「ご心配、ご迷惑をおかけしていることを心よりおわび申し上げる」と陳謝した。豊田章男会長や佐藤社長ら10人の取締役選任など会社側提案の3議案
LINEヤフー、情報流出を謝罪 株主総会で社長、企業統治強化へ
LINEヤフーは18日、都内で定時株主総会を開いた。通信アプリLINEの個人情報流出問題に関し、出沢剛社長は「多大なるご迷惑をおかけしている」と謝罪した。韓国IT大手ネイバーとの資本関係見直しについては「現時点で決まった事実はない」と述べるにとどめた。 ネイバー出身で「LINE
損保ジャパン 7割超の部・支店で不適切行為
企業向け保険の保険料を事前に調整していた問題で、損害保険ジャパンは営業活動をする125の部・支店のうち、7割以上で不適切な行為が確認されたとする調査報告書を公表しました。これは、企業向け保険の保険料を事前に調整していた問題を受けて損害保険ジャパンが外部の弁護士による調査委員会を設
中部電力が訴訟取り下げ ガスめぐる受注調整で元取締役ら全額弁済
中部電力(名古屋市)が都市ガス販売をめぐる独占禁止法違反(不当な取引制限)で公正取引委員会から課徴金納付命令を受けた問題で、受注調整を黙認していたとして同社が元取締役に約7千万円の損害賠償を求め名古屋地裁に起こした訴訟について、同社は取り下げると発表した。元取締役が受注調整に直接関わった元執
認証不正、「本丸」に拡大 トヨタ会長、制度見直し論も
自動車の大量生産に必要な認証「型式指定」を巡る不正問題で、世界最大手のトヨタ自動車の本社が4日、国土交通省の立ち入り検査を受けた。 グループの日野自動車や豊田自動織機、ダイハツ工業で次々と発覚した一連の不正問題は、ついに「本丸」のトヨタにも波及した。 トヨタでは7
「絶対、経営の責任」大空幸星氏 自動車会社の「型式指定」取得での不正問題
社会起業家の大空幸星氏が4日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。自動車会社の不正問題について、「これは絶対、経営の責任」と各社のトップを非難した。 3日、国土交通省がトヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社から大量生産に必要な「型式指定」取得
ホンダ社長「組織的な問題」 現場が法規を独自解釈か 認証不正
22車種で型式指定申請の不正が見つかったホンダの三部敏宏社長は記者会見で、型式認証の法規を現場が独自に解釈し、チェックも不足していたとの認識を示した。騒音試験についてはマニュアルが用意されており、「組織的な問題と言わざるを得ない。順法性の考え方が甘かった」と述べた。一方、「経営陣の責任は考え
サムスン半導体の新リーダー、組織から引き締める…「うまくいくものがない」直撃弾
「サムスン半導体のすべての事業が厳しい。経営陣の責任だ」。労働組合の不満の表出ではない。サムスン電子半導体の新リーダーが内部を点検して出した診断だ。創社以来の最大赤字と初のストライキという2大難関の前で、最高経営陣に緊張感を吹き込む姿だ。30日、全永鉉(チョン・ヨンヒョン)サムス
セブン&アイ取締役デピント氏、歴代2位の役員報酬77億円…北米コンビニ事業の好調で
セブン&アイ・ホールディングスが29日公表した有価証券報告書で、取締役で米セブン―イレブンCEO(最高経営責任者)のジョセフ・マイケル・デピント氏の2024年2月期の役員報酬が、前期比約2倍の77億3200万円だったことが明らかになった。 デピント氏は02年に入社し、米セブンC
トヨタの豊田会長の取締役選任、ISSとグラスルイスが揃って反対
(ブルームバーグ): 米議決権行使助言会社、インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は28日までに6月18日に開かれるトヨタ自動車の定時株主総会で豊田章男会長の取締役選任議案に反対を推奨した。豊田会長の選任を巡ってはISSの競合のグラスルイスも反対推奨しており、トヨタグ
SOMPOHD・奥村グループCEO 不祥事「いろんなところにほころび」と改めて陳謝
SOMPOホールディングス(HD)の奥村幹夫社長は28日までに産経新聞の取材に応じ、企業向け保険料を巡るカルテルや中古車販売大手のビッグモーター(BM、現ウィーカーズ)による自動車保険金不正請求問題など昨年度の一連の不祥事について「いろんなところにほころびが生じていた」と改めて陳謝した。一方、
きらやか銀行「支払いは困難」公的資金200億円 「貸倒引当金」要因で過去最大244億円の赤字【山形発】
きらやか銀行は、5月14日に2023年度の決算の最終的な損益が「過去最大の244億円の赤字になった」と発表した。また、2024年秋に期限を迎える公的資金の返済については、「支払いは困難」として、国と協議に入ったことを明らかにした。2023年度の決算の最終的な利益に当たる「当期純利