# 糖業

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 有資格の季節工、馬毛島へ
2024.09.12

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 有資格の季節工、馬毛島へ

 種子島の新光糖業中種子工場は2023―24年期、11月29日から4月21日までの145日操業した。23年産サトウキビは収穫面積2330ヘクタール、生産量14万1千トン。農家の生産意欲は強く、面積は増加基調。機械化が進み、農家の規模拡大も進んでいる。 工場は従来から3交代。喜界島

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 喜界・生和、季節工頼み脱却
2024.09.11

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 喜界・生和、季節工頼み脱却

 鹿児島県奄美群島内の製糖5社6工場のうち、喜界島、徳之島、沖永良部島の3社4工場は従来からの3交代制を維持する。ただし、いずれも島の働き手減少は避けられぬと見ており、工場内の省力化や、1人が複数工程の対応能力を備える多能工化などを進めている。製糖期人員の安定確保を念頭に、社員の人事制度を見直

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 人確保へ、あの手この手 競争激化必至、同業者も
2024.09.07

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 人確保へ、あの手この手 競争激化必至、同業者も

 鹿児島、沖縄両県の製糖業の原料は冬場に糖度が上がるサトウキビ。その特性に合わせる形で、収穫から製品(粗糖、黒糖)の製造・出荷まで一連の作業が3~4カ月続く。工場はキビの搾りかすを熱源とするボイラー発電で24時間操業だ。 2024年度から適用された残業時間の上限規制。製糖業で多い

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 島外人材頼み強まる沖縄
2024.09.06

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 島外人材頼み強まる沖縄

 今冬操業から残業の上限規制が適用される鹿児島、沖縄両県の製糖業。関連法施行後5年の猶予があったとはいえ、この間もさまざまな環境変化への対応に追われた。共通するのは働き手の減少と人材獲得競争の激化。とはいえ法が求める規制基準は順守しなければならない。各島、各事業者それぞれ地域事情も勘案しながら

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 残業規制、いよいよ始動 「今期は様子見」JAおきなわ
2024.09.05

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 残業規制、いよいよ始動 「今期は様子見」JAおきなわ

 鹿児島、沖縄両県の島々で営まれる製糖業に対し、働き方改革関連法に基づく時間外労働(残業)上限規制が今冬2024―25年期から本格的に適用される。両県の主要製糖工場は計24(分蜜糖=粗糖16、含蜜糖=黒糖8)。製糖期は24時間操業で、従来は沖縄を中心に18工場が2交代制。24年度から違法となっ

5年ぶり15万㌧台予想 鹿児島県・徳之島キビ 春植え実績67%とどまる 生産対策本部運営企画委
2024.07.27

5年ぶり15万㌧台予想 鹿児島県・徳之島キビ 春植え実績67%とどまる 生産対策本部運営企画委

 【鹿児島県・徳之島】徳之島さとうきび生産対策本部・運営企画委員会の月例協議が26日、天城町農業センターであった。報告によると、2024/25年期産生産見込み量(7月1日現在)は3町計15万9139㌧(前期実績比5924㌧減)。当初見込みながら5年ぶりの15万㌧台の減産予想となった。春植え推進

オゼンピックが狙っている-肥満治療薬からの脅威に砂糖業界は鈍感
2024.05.29

オゼンピックが狙っている-肥満治療薬からの脅威に砂糖業界は鈍感

(ブルームバーグ): 800人以上の砂糖業者が集まった会場で、消費者調査会社サーカナの幹部サリー・ライオンズ・ワイアット氏は重要なメッセージを発した。肥満症治療薬の「オゼンピック」が業界を狙っている。同氏は今月開かれた「ニューヨーク・シュガー・ディナー」でのスピーチで、オゼンピッ

キビ重要病害、黒穂病確認 沖永良部島と徳之島
2024.05.18

キビ重要病害、黒穂病確認 沖永良部島と徳之島