# 社会心理学

　日常会話において「政治や宗教の話はするな」といわれることがある。日頃は親しい間柄の相手であっても、そこに思想信条の違いに由来する感情のぶつかり合いが生じるというわけだ。SNSでも特定の団体や候補者への支持を表明するだけで非難されるケースもある。「大人研究」のパイオニアとして知られるコラムニス

60代以降の人生を楽しむには何を心掛ければいいか。医師の和田秀樹さんは「自分の常識が一般常識だと思うから、日本人の生きかたは変になる。例えば、情だとか義理や体面だとか、おかしな理由で離婚に踏み切れないのは、日本人くらいだ。アメリカは、不倫にはうるさいけれど、愛が冷めれば、それだけでみんな離婚し

ある日インスタを見ていたらタイムラインに流れてきたのが、 たわわな胸を揺らしながらDJブースで汗を流す美女 。 キラキラとバランスの良いパーツが、小さな顔にキュッと集まっている 。思わず見入ってプロフィールまで飛ぶと、男性からの賞賛のコメントの嵐（♡などを含む）。あれあれ、でも表情全部似てない

　歯科医院向けマーケティングＤＸサービスを提供するウミガメ株式会社はこのほど、全国の１０代～３０代の男女３００人を対象に行った「外見において最も投資したい、お金をかけたいと思う箇所」のアンケート結果を公表した。　全体の男性において、最も投資したいのは「歯」（２１．３％）で、特にホ

　芸能人のスキャンダルや、知人の失敗や失恋などの不幸話を聞いて、誰もが大なり小なり「蜜の味」を経験しているはず。しかし、エスカレートすると他人に不信感を抱かせたり、心を傷付けたりすることもあるので要注意。そうならないための解決策を、チャンネル登録者数66万人超の人気“YouTuber和尚”が教

　周囲から信頼され、自分も自信が持てるようなコミュニケーションを取るにはどうすればいいのか。そこでキーになるのは「キャラ設定」だ。自分のキャラの設定方法とは。本稿は、今井孝『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』（幻冬舎）の一部を抜粋・編集したものです。●

　なぜ日本人は「他人に迷惑をかけること」を過剰に恐れるのか。そして、なぜ自己感情よりも社会的アイデンティティを重視するのか。心の診察を通じて多くの日本人と向き合ってきたイタリア人精神科医が、日本社会特有の奇妙なコミュニケーションについて問題提起する。本稿は、パントー・フランチェスコ『日本のコミ

家族や友人など親しい人とテーブルを囲んだり、食べ歩きをしているときに、「一口ちょうだい」と言ったり言われたりした経験は、誰しも心あたりがあるのではないでしょうか。大皿などシェアするのが前提となっている料理はさておき、ひとり用のメニューを巡っての「一口ちょうだい」をどのように感じる

　Webメディアを運営しているネクストレベル（横浜市）は、18歳以上の社会人経験がある男女を対象に「年上・年下に対する職場でのジェネレーションギャップ」についての調査を実施した。30～50歳の社会人のうち、職場の若手に対しジェネレーションギャップを感じた経験が「ある」と回答したのは74.2％、

自分は成果を出していないのに若手に忠告をする人がいる。一体なぜなのか。2022年に韓国で最も売れた自己啓発書『逆行者』の著者であるジャチョンさんは「自意識を守ってばかりで何の挑戦もしない『自意識ゾンビ』になっている。まずは自意識を解体することが重要だ」という――。　※本稿は、ジャ

　日本エレベーター協会は、「エスカレーターでの歩行」をしないように呼びかけている。普通、エスカレーターの取扱説明書を見てから乗るという人はいないと思うが、インターネット上で入手可能なエスカレーターの取扱説明書をいくつか見てみたところ、いずれにも歩行が禁止であること、歩行してはいけないことを利用

リクルートマネジメントソリューションズは、「社会人のマナー」に関する調査結果を発表した。新入社員（社会人歴1～2年目）284名、先輩・上司（社会人歴3年以上）400名が回答している。　まず新入社員に「ビジネスマナーに対するイメージ」を聞くと、「堅苦しい・古い」26.

　空いている駐車場で、他車のすぐ横に停める行為を俗に「トナラー」と言います。　　このトナラーについて、SNSなどでは多くのコメントが寄せられています。　空いている駐車場では、周りに誰もいないスペースを選んで停めるという人も多いでしょう。また、商業施設な

■まじめな日本人はなぜわがままが言えないのか　日本人はなぜ、自分の意見を言わずに他人の意見に合わせたり、顔色をうかがったりしてしまうのでしょうか。一言で言えば、「それが正しい」と経験的に感じているからです。社会人であれば会社の価値観を優先する、主婦であればママ友などのコミュニティ

東原亜希さんの不定期対談連載がスタート！ 世の中の「それっておかしくない？」と思うことを識者や専門家のみなさんと語り合います。記念すべき一回目のゲストはジャーナリスト、キャスターとして活躍する安藤優子さん！ 今回は、本誌では載せきれなかったエピソードをご紹介します。──かつて安藤