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年間100日以上「船の上」にいて、お金を1か月使わなかったことも…30歳・海洋調査員の「知られざる年収」
8時間前

年間100日以上「船の上」にいて、お金を1か月使わなかったことも…30歳・海洋調査員の「知られざる年収」

これまで、正社員でも「子供部屋おじさん」を続けている男性、インドに赴任するも一刻も早い帰宅を夢見る商社マンなど、面白い生き方、働き方をしている人を取材してきた。今回は中でも異色の取材対象となるだろう。年間100日間以上を海の上で過ごす、海洋調査に携わる仕事をしている滝さん(仮名・

「今では立場が逆転」…医学と将棋のプロフェッショナルの、老いて「諦める」ものと「それでも頑張り続ける」もの
2024.07.03

「今では立場が逆転」…医学と将棋のプロフェッショナルの、老いて「諦める」ものと「それでも頑張り続ける」もの

人生100年時代。平均寿命が上がり続けている現代の日本では、そう遠くない未来に100歳まで生きることも当たり前になっているだろう。そんな時代にいつまで現役を続けられるのか?どんな老後の過ごし方が幸せなのか?医療はどこまで発展しているのか?ノーベル賞学者と永世名人。1962年生まれ

卓越した人材確保「チーム戦」 福島・エフレイ、新組織設置へ
2024.07.01

卓越した人材確保「チーム戦」 福島・エフレイ、新組織設置へ

 福島国際研究教育機構(エフレイ)が各研究分野の最先端動向を把握し、卓越した人材を獲得する専門チームを設ける方向で検討していることが30日、分かった。世界に冠たる「創造的復興の中核拠点」を目指すエフレイにとって有力研究者の確保は最重要課題で、数年以内の設置を目指す。国際的な情報収集に組織として

悠仁さま 8月の国際昆虫学会議で「皇居のトンボ研究」を発表 表彰されれば「東大推薦入試」の実績に
2024.06.28

悠仁さま 8月の国際昆虫学会議で「皇居のトンボ研究」を発表 表彰されれば「東大推薦入試」の実績に

 秋篠宮家がルクセンブルクのギヨーム皇太子を赤坂御用地に招き、6月10日に夕食会が催された。ご家族とともに出席した悠仁さまも“通訳なし”で会食を楽しまれたことから、英語でのコミュニケーション力の高さが話題になった。そんな悠仁さまの名前が、あるインターネットサイトに登場し、関係者の間で注目されて

研究力支える科研費「倍増を」 100万人超所属の学会が署名開始へ
2024.06.28

研究力支える科研費「倍増を」 100万人超所属の学会が署名開始へ

 日本の科学研究力の低下に歯止めをかけようと、全国の研究者の研究資金となる国の科学研究費助成事業(科研費)を現状の2倍に増額するよう、複数の主要な国内学会が共同で、7月から署名活動を始める。国から大学へわたる資金の減少や、物価高、円安による実質的な目減りなどを受け、若手だけでなくトップクラスの

仮面ライダーもびっくり?米国の「ノロマなバッタ」が危機に繰り出す「驚異の必殺技」とは?
2024.06.27

仮面ライダーもびっくり?米国の「ノロマなバッタ」が危機に繰り出す「驚異の必殺技」とは?

 アフリカに生息するサバクトビバッタの研究者である筆者は、見聞を広めるために飛んだアメリカで、フィールドワーク中に「ノロマなバッタ」に出会う。彼らには天敵だらけの湿地帯で、野生動物から身を守る驚異の必殺技があったのだ。本稿は、前野 ウルド 浩太郎『バッタを倒すぜ アフリカで』(光文社新書)の一

天皇陛下、生物医学研究所に 英
2024.06.26

天皇陛下、生物医学研究所に 英

 【ロンドン時事】英国訪問中の天皇陛下は26日午前(日本時間同日夜)、ロンドンの「フランシス・クリック研究所」を視察された。  同研究所には世界各国の研究者約1500人が所属し、生物医学分野では欧州最大規模。陛下はノーベル生理学・医学賞の受賞経験がある英国の生物学者

陛下、医療研究所を視察 がん、感染症の解明
2024.06.26

陛下、医療研究所を視察 がん、感染症の解明

 【ロンドン共同】英国を公式訪問中の天皇陛下は26日午前(日本時間26日午後)、ロンドンにある最先端の医療研究所「フランシス・クリック研究所」を視察された。日本を含む世界各国の研究者が、がんや感染症の解明、治療など幅広い研究に取り組んでいる。 陛下は研究者に「研究環境はいかがです

さかなクンの小学生時代の家庭教育「そりゃ皇室御用達になるわ…」と思える納得の内容だった!
2024.06.24

さかなクンの小学生時代の家庭教育「そりゃ皇室御用達になるわ…」と思える納得の内容だった!

 「小学生で好きなことに没頭→超一流になる!」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。「こんなにも具体的で内容が詰まっているものは初めて!」「目からウロコ」と子育て世代に話題の新刊『「強み」を生み出す育

佳子さま、ギリシャ訪問の感想公表 「出会いや出来事どれも大切」
2024.06.19

佳子さま、ギリシャ訪問の感想公表 「出会いや出来事どれも大切」

 ギリシャを5月下旬から訪問した秋篠宮家の次女佳子さまは今月19日、宮内庁を通じて文書で感想を公表した。佳子さまは「ギリシャでの出会いや出来事はどれも大切なものであり、これからも強く心に残り続け、度々に思い返すことと思う」とした。 今年、外交樹立125周年を迎えることに合わせた大

哲学の世界にまん延「有害な男らしさ」 講演で笑いを取ろうとセクハラ発言も
2024.06.18

哲学の世界にまん延「有害な男らしさ」 講演で笑いを取ろうとセクハラ発言も

 魂の不死を論じたプラトンや「私」という存在を考察したデカルト、言語を巡る革新的な哲学を展開したウィトゲンシュタイン…。「普遍的な人間の問題」を扱ってきたとされる哲学だが、代表的な哲学者には男性が多い。現代日本の総務省の科学技術研究調査でも、2023年の大学などにおける哲学の女性研究者は2割で

佐渡の朝鮮人名簿の公開を要請 市民団体、新潟県文書館に
2024.06.17

佐渡の朝鮮人名簿の公開を要請 市民団体、新潟県文書館に

 政府が世界文化遺産に推薦した新潟県の「佐渡島の金山」を巡り、戦時中に佐渡鉱業所に動員された朝鮮人労働者の「半島労務者名簿」を県立文書館がマイクロフィルム版で所蔵しているのに、公開しないのは不当だとして、市民団体「強制動員真相究明ネットワーク」(神戸市)が17日までに、公開を求め県に要請書を郵

「カニに感謝」女子高生、未知の微生物を発見 カニ殻からバイオプラ前進
2024.06.17

「カニに感謝」女子高生、未知の微生物を発見 カニ殻からバイオプラ前進

兵庫県豊岡市の近大付属豊岡高校3年、池上(いけがみ)十和子さん(18)がカニの殻をエサにして、環境への負荷が少ないとされるバイオプラスチックの原料を生成する微生物を発見した。本来なら廃棄される地元の名産品を環境保全に役立てるという研究成果。高校生を対象とした世界最大の「科学のオリンピック」で上

機密費「汚職の温床」実感 野中氏から150万円受領の小川氏が証言 領収書不要 運用見直し進言
2024.06.17

機密費「汚職の温床」実感 野中氏から150万円受領の小川氏が証言 領収書不要 運用見直し進言

 国が使途を公表していない内閣官房報償費(機密費)を受け取ったと公言している研究者がいる。軍事アナリストで静岡県立大特任教授の小川和久氏(78)=横浜市。小渕内閣で官房長官だった野中広務氏(2018年死去)の下で沖縄の米軍基地対策に当たっていた際に150万円を受領したが、領収書は不要で精算もな

年間100億円の支援が!東北大学が「国際卓越研究大学」の水準満たすと評価 日本の研究力低下受けた新制度
2024.06.14

年間100億円の支援が!東北大学が「国際卓越研究大学」の水準満たすと評価 日本の研究力低下受けた新制度

国が10兆円規模の基金で支援する「国際卓越研究大学」について、認定候補の東北大学に対し文部科学省の有識者会議は認定の水準を満たしていると評価しました。新たな制度「国際卓越研究大学」は日本の研究力低下を受けて導入されたもので、国が設立した10兆円規模の基金の運用益を活用して世界最高

駒宮幸男氏死去 東京大名誉教授
2024.06.13

駒宮幸男氏死去 東京大名誉教授

 駒宮 幸男氏(こまみや・さちお=東京大名誉教授・素粒子物理学実験)5日死去、71歳。 神奈川県出身。葬儀は近親者で済ませた。 52年生まれ。東京大大学院博士課程修了後、同大素粒子物理国際研究センター長などを務めた。 

〈声はやらしいけど、すぐ大きくなる〉東京医科歯科大の有名教授が助教とW不倫で懲戒処分&自己都合で退職していた
2024.06.13

〈声はやらしいけど、すぐ大きくなる〉東京医科歯科大の有名教授が助教とW不倫で懲戒処分&自己都合で退職していた

 東京医科歯科大で“若手スター研究者”と呼ばれる有名教授が、同じ研究分野に取り組む助教とW不倫関係となり、今年4月30日に懲戒処分を受けていたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。これを受け、教授は東京医科歯科大を自己都合で退職した。 不貞行為の当事者となったX教授は東京医科歯

ノーベル賞有力候補だった遠藤章さん死去…発見の「スタチン」は脂質異常症治療の「奇跡の薬」
2024.06.11

ノーベル賞有力候補だった遠藤章さん死去…発見の「スタチン」は脂質異常症治療の「奇跡の薬」

 コレステロールを下げる「スタチン」という物質を発見した遠藤章・東京農工大特別栄誉教授が今月5日に都内で死去していたことが11日、関係者への取材でわかった。告別式は近親者のみで行った。90歳だった。 遠藤氏は秋田県出身。1971年、製薬会社「三共」(現・第一三共)で、6000株の

遠藤章さん「歯みがきガム」も開発 カビなどから有用物質を見つけ出す微生物博士
2024.06.11

遠藤章さん「歯みがきガム」も開発 カビなどから有用物質を見つけ出す微生物博士

5日に90歳で死去した東京農工大特別栄誉教授の遠藤章さんは、カビなどの微生物から、さまざまな有用物質を見つけ出す「微生物博士」として知られた。発見した物質は医薬品だけでなく、菓子や健康補助食品にも応用されている。大学卒業後、大手製薬会社の三共(現第一三共)に入社。都内の食品工場の

国支援の研究「全体像知る従業員はできるかぎり限定を」…企業の技術流出対策へ有識者が提言
2024.06.04

国支援の研究「全体像知る従業員はできるかぎり限定を」…企業の技術流出対策へ有識者が提言

 政府の「経済安全保障法制に関する有識者会議」(座長・青木節子慶大教授)は4日、経済安保上の重要技術流出防止に向けた提言をまとめた。国が支援を行う研究開発プログラムを巡り、技術の全体像を知る従業員をできる限り限定するといった企業などが取り組むべき対策を示した。 提言では、国立研究